この項目は、コミックス最新巻以降の内容を含みます。
概要
カキン帝国と結託し暗黒大陸進出を目指すビヨンド=ネテロを総責任者とした暗黒大陸探検チーム。
ビヨンド、パリストン=ヒルと協専ハンター、傭兵などで構成される。
ビヨンドがハンター協会へ出頭した事によりパリストンがNo.2として仕切っていたが、突如彼らの元へ現れたジンは探検隊への参加と、自身をチームのNo.2とすることを宣言する。
実際に大陸を目指すのは最大で25人位だと考えられている。
主要人物
総責任者
今回の渡航計画を立ち上げた張本人。アイザック=ネテロの息子。
過去にクカンユ王国に同行し暗黒大陸へ向かい、目的であった錬金植物メタリオンを持ち帰るが、ネテロの忠告を聞かず未踏のルートに拘った結果五大厄災の1つである不死の病ゾバエ病に捕まった上、植物も枯れてしまった(この時の帰還者はゾバエ病に罹ったハンターを含めて6人)。
再挑戦を望んだが、父・ネテロにより「儂が死ぬ迄は許可せぬ」との条件を与えられ、以来約50年もの間、今回の機会を待っていた。
カキンと手を組み暗黒大陸進出を全世界に宣言した後、V5の動きを見越しハンター協会へ出頭、自ら拘束される。
メンバーに対して暗黒大陸の情報を詳しく説明していなかった。
No.2
自身が参加の目的を「ビヨンドへの協力とパリストンの抑止」としている。
実際に大陸に向かう際は、25名以上になると部隊が重くなり過ぎると考えている。
全員への送金が決まり正式にNo.2となり、メンバーの指揮を執る。
参謀
元No.2。メンバーに計画と秩序を与えた。
協専ハンター達を束ねる役割であると考えられる。
ネテロを会長に縛りながら実務はパリストンに握らせる為に、彼が副会長に座り続けるようパワーバランスを保つのが役目の一つであった。
バランスを保っている協会員200名前後からなり、実際に大陸を目指すのは最大で25名位だと考えられている。
ビヨンドは実行部隊に15億、待機要員にも2億を払うと約束している。
実行部隊
「偽るなよ 専門家(スペシャリスト)だろ?」
ジンが訪れた際に待機していたのは9名。
彼らがハンターになったのは今回の旅の為であり、ビヨンドをリーダーにずっと前から計画していた。
日和見のハンターを演じながら爪を研いでおり、各々が過酷な未知の環境に必要な特殊技能を備えている。
メンバー
ウサメーン |
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板前風の風貌をした男。江戸っ子のような口調で話す。イボクリというオーラを使った手遊びに自信を持っていたがジンに負ける。最初からジンを嫌っているが、ジンが必要な人材である事は認めている。 |
マッシュル |
マッシュルームカットの男。服装とミュヘルへの話し方から、ミュヘル配下の傭兵と思われる。マリオネの管理者であるような描写がある。(モデルはあの人気お笑い芸人だろうか。) |
マリオネ |
ロボットの様な姿をした少女。ジンが初めてビヨンド派のアジトを訪れた中で、一番腕っ節が強いと判断した。 |
ゴレム |
傭兵。ルポの内戦で唯一死者の出なかった伝説の傭兵部隊、通称「石壁」の1人。
名前以外の一切の質問を受け付けず、巨大なロボットの姿をしている。
具現化系の念能力者で、相互協力型(ジョイントタイプ)の念を使う。
石壁は11人編成部隊であり、彼と弾丸兼偵察援護要員(放出系能力者)からなる。
左肩に強力な重火器を具現化し、「弾」として放出系能力者を搭載する事で単体よりはるかに威力が増す。
また、具現化した念の武器(銃器)を仲間の手元へ飛ばす役割も持つ。
クルリ |
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眼鏡と毛先がカールした長髪の男。バーバード大の教授。ジンと古代語古今東西をして負け、ジンをNo2として認める。 |
ペコテロ |
玉が沢山ついた帽子を被った子供。 |
(片目が髪で隠れた男) |
ジンの交渉に最初に乗った人物。難病の妹がおり、ハンターライセンスを売っても払えなかった妹の一生分の入院代を払う事ができた事でジンに感謝している。 |
(コックのような男) |
ヒソカに似たコックだが、多分無関係。 |
(和服の女) |
ジンの交渉や念能力を怪しんで金をすぐには受け取らなかったが、予備要員も受け取る事で最終的には金を受け取った。 |
傭兵隊長
現場で兵隊を束ねるなど、傭兵達を仕切る役割。ジンの金による交渉に対して傭兵として反発した。ジンが傭兵になる事を条件に金を受け取った。カキン帝国の船に乗る為の試験を受けたが、クラピカに落とされた。
傭兵
傭兵としては、協専ハンターのマッシュル・マリオネ・ゴレム、ゴレムと協力する石壁の弾丸兼偵察援護要員10名、傭兵となったジン、傭兵のリーダー・ミュヘルなどが参加する。
その他
生化学者。カキン帝国の船に乗る為の試験を受けたが、クラピカに落とされた。
パリストン経由で送り込まれた協専ハンター
- ビル
プロハンター。パリストン経由で送り込まれた協専ハンター。
強化系能力者で能力は「球根(ハルジオン)」。
カートンの暗黒大陸移動時の燃料としてのフォローと暗黒大陸の錬金植物メタリオンの保護が彼の役割だと思われる。
ビヨンド=ネテロらと暗黒大陸を探検するのが真の目的だが、仕事に対する責任感は強い。本人は臆病者と自嘲するも、予期しなかった王位継承戦に巻き込まれたにも拘わらず、腹を括って任務を続ける誠実さの持ち主で、プロらしい機転と洞察力でクラピカをサポートする。
- サイールド(逮捕)
プロハンター。パリストン経由で送り込まれた協専ハンター。
放出系能力者で能力は「裏窓(リトルアイ)」。
小さい生物を操って暗黒大陸を探索したり、研究する予定だったと思われる。
王位継承戦でも小さい生物で王子の部屋を探索したり、毒殺にも使えるなどかなり有能な能力である。放出系能力者による操作系寄りの能力ではあるが、かなり有能な能力。
しかし、本人のハンターとしての注意力が足りなかった為か、モモゼの守護霊獣に操られて仲間のカートンや監視2名を殺害してしまい、国王軍に殺人容疑で逮捕された。
カキン帝国の法律では念による犯罪は例外として扱われる為、残念ながら容疑が晴れる事はないだろう。
- カートン(死亡)
プロハンター。パリストン経由で送り込まれた協専ハンター。
ジョイント型の具現化系能力者で他人のオーラを燃料にして車や船など2種類の乗り物に変身することができた。暗黒大陸移動担当だったと思われる。
モモゼの念獣に操られたサイールドに刺殺された事でビルが計画していたワブル王子とオイトを船で脱出させる計画は潰えた。