概要
『オクラ』はフジテレビ系列で、2024年10月8日から、2015年3月以来9年振りの復枠となる『火9』枠にて放送予定の連続ドラマ。正式名称は『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』。
脚本は『仮面ライダービルド』、『3年A組』、『桜の塔』等を手がけた武藤将吾。
劇伴は『ウルトラマンアーク』や『マウンテンドクター』を担当した林ゆうき。
主な登場人物
- 飛鷹千寿
演-反町隆史
人情に厚く「捜査は足で稼ぐ」がモットーの昭和刑事。元警視庁捜査一課強行犯係のエース、今は警視庁捜査一課特命捜査情報管理室(通称「オクラ」(お蔵入り))に所属。
「オクラ」メンバーの中でも鷲沢や幾多に次ぐ古参のため、基本的に担当案件は大体自分が嘗て担当した事件となっている。
全盛期と比べるとやる気はすっかり無くしているように見えるが、倫子曰く「あれでもまだやる気がある方」らしい。
キャバクラでの無銭飲食で不破にしょっぴかれかけた。(後に全額支払ったが)
そのキャバクラが後に振り込め詐欺を裏で行っていたため摘発されており、刑事の勘は伊達ではなく「オクラ」のメンバーからも「千里眼」と揶揄されている。
だが、人情派の刑事という評判も刑事の勘も全て表の顔であり、その本性は未解決事件の犯人を法の下へ引きずり出すためには手段を選ばず証拠の捏造すら行うダークヒーローだった。
- 不破利己
演-杉野遥亮
クールでタイパ重視の省エネな令和刑事。ある理由でオクラに異動。
とにかく合理的な思考しかしておらず、思ったことも口にするタイプ。そのせいか、周囲からは嫌われており、志熊からも異動の理由を「手柄欲しさにやらかした」と邪推されるほど。
彼もまた母親を殺された過去があるらしく…。
オクラ
正式名称は「警視庁捜査一課特命捜査情報管理室」。
未解決事件(通称「オクラ」)を取り扱う。
通称「刑事の墓場」。
- 結城倫子
演-白石麻衣
刑事。元ヤンキーで勝ち気な性格。オクラの前に組織犯罪対策部(組対)に所属していた。10年前の警察官連続殺人事件で殉職した千寿の元同僚の娘。
組対時代に暴力団一つを一人で壊滅させており、30人半殺しの件は記事にされた。
- 鷲沢泰造
演-宇梶剛士
定年を控える刑事。昔は活躍していたが、今は寝てばかりいる。起きている方が珍しいほど。
- 牧原祈里
演-青木さやか
刑事。公安出身で情報収集に強い。10年前の連続爆破事件で夫を喪っている。
- 吉岡雷
演-前田旺志郎
ハッカー。サイバー犯罪対策課出身で、高いハッキングスキルを持つが、その一方でルールを守らず興味の赴くままに進める。高校時代に同級生の道尾忠司が自殺しており、いじめを告発して彼を救うことができなかったことから自責の念に駆られている。
道尾の自殺の原因を教育委員会がいじめではなく進路に悩んだことが原因による自殺と断定し捜査を打ち切ったため、独自に警察のサーバーへハッキングを仕掛けたことがあり、それが原因で「オクラ」に左遷させられた。
「オクラ」に道尾の自殺に関するタレコミが入ったことで改めて「殺人が疑われる未解決事件」として捜査し向き合うこととなる。
そして、道尾をバッドで殴打し殺害した犯人である追川を自らの手で逮捕し過去の因縁にケリをつけた。
- 幾多学
演-橋本じゅん
室長。度を越したギャンブルによりオクラに左遷されている。
捜査一課
- 加瀬英雄
演-中村俊介
課長で警視正。同期の千寿を勝手にライバル視する。また、同じく同期の井伏に好意を寄せている。
- 志熊亨
演-有澤樟太郎
刑事。利己の同期。
その他
- 井伏愁
演-観月ありさ
千寿の元妻で科捜研の研究員。原因は不明(まあ、大方千寿の方にあると思われる。)だが、千寿と離婚している。
- 結城真一
演-平山祐介
千寿の元同僚刑事で倫子の父親。故人。千寿とある事件の捜査中に殉職してしまう。今際に「ハイアンドシーク」という遺言を呟いていたが…。
- 阿澄玄人
演-三浦獠太
千寿が行きつけのスポーツバーの店長。元警察官。