概要
アニメ版ラブライブ!にて登場する部活の一つ。
アイドルについて研究する部で、本編開始の二年前に国立音ノ木坂学院に入学した矢澤にこが設立した。
アニメ本編を見る限りでは、他の部活動アニメによく見られる顧問が存在していない。
しかし、入学一年目のファーストライブでは散々な結果に終わる(これでも穂乃果達二年生組のファーストライブの時よりかは客が入っていた)。
そのショックからか、部の設立当時は4人以上はいたであろう部員(アニメ版では新規に部を設立するには部員が5人以上必要)から退部届が続々手渡され、研究部の部員がにこ一人のみの状態が約二年間続いていた。
部室にはホワイトボードにデスクトップパソコン二台の他、(にこの所有物と思われる)アイドルにまつわる大量の書籍や資料入りの段ボール箱、ポスター、CDアルバムなどがあるため、事実上にこの私物状態であった。
独自にアイ活を始めた自分とは逆に、着々とメンバーを増やしていく穂乃果達には嫉妬の目で見ていたが、アニメ一期5話で打ち解けた事で部員が7人まで増える。
そして、8話で絵里と希の加入後に行われたオープンキャンパスでのライブの功績を評価され、9話からは隣のロッカールームも解放された事で部室も大幅に拡張された。
アニメ2期最終話では、アイドル知識が豊富な小泉花陽が部長に就任した。
そして副部長を西木野真姫が、ユニットリーダーを星空凛が務める事となった。
生徒会の仕事で忙しい二年生組については、そのまま部にとどまったか退部したかどうかは不明だが、穂乃果と絵里の妹である高坂雪穂と絢瀬亜里沙も入部する事となっている。
2014年3月開催のAnimeJapan2014では、この部室が実際に立体物として再現されて展示された。
2015年6月開催のスクフェス感謝祭2015でも二期終了後バージョンとして復活し、再展示もされている。
漫画版
2011年から『電撃G'sマガジン』誌上で連載されている漫画版では、μ'sは「アイドル部」に所属している。
設立者は穂乃果で、その後、希一人が所属していた超常現象研究会と合併している。
元々研究会の顧問をしていた女性教師が、そのままアイドル部の顧問に就任している。
アイドル研究部にある小物
ここで紹介しているいくつかは、後のシリーズにも異なる個体のものがとある形で登場していたりする。
A-RISEの旗
にこも大ファンである「A-RISE」のロゴが入った旗。
伝伝伝
伝説のアイドル伝説というDVD-BOX。詳細は伝伝伝を参照。
ミナリンスキーのサイン
流星のごとくアキバに現れた伝説のメイド「ミナリンスキー」のサイン。本人には会っておらずネットオークションで入手したらしいが、まさかその正体が後の部員の一人だったとは思いもよらなかったであろう…
巨大炊飯器
一期12話にいきなり登場した業務用の炊飯器。最初は花陽が持ってきたものだと思われていたが、ことりSIDにて町内で行われた水着コンテストの優勝賞品であった事が判明した。
猫なりきりセット
ピンナップで登場。猫耳・猫の手・尻尾で構成されており、ことりが身に着けていた。
後にスクールアイドルフェスティバルのイベント「凛と一夜の間違い。」の報酬カードの凛もこのセットを身に着けている。
真姫の作曲ノート
真姫が作曲に使っていたノート。劇場版ではある意外な場面で登場する。
ラブライブ!大会優勝旗・トロフィー
第二回ラブライブ!大会でμ'sが優勝した際に進呈された旗・トロフィー。
優勝旗はラブライブ!サンシャイン!!二期最終話でもAqoursのラブライブ優勝の証として登場し、三津海岸に突き立てられていた(デザインはμ'sが優勝した時の物とまったく同じ)。
さらに虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会でも二期5話のスクールアイドル記念館で飾られている描写があった(こちらもデザインは同じ)。
劇場版ラブライブ!では
劇場版のラストシーンでは、μ'sのメンバー全員が卒業した2年後、雪穂と亜里沙が高校3年生になった様子が少しだけ描かれている。
入学式の後、部活動の説明に部室へと向かう二人。この事から二人はどちらかが部長・副部長になったものと思われる。穂乃果達の活躍もあって音ノ木坂は沢山の新入生であふれ、アイドル研究部にも沢山の入部希望者がいた。ラブライブ!大会も無事開催されているようだ。
サンシャイン!!では
続編となるラブライブ!サンシャイン!!では、アイドル研究部自体は存続しているものの、「たとえ物が無くても心が繋がっている」からと、大会の優勝記念品や記録などμ'sに関わる物が一切残っていない(誰かが持ち帰った?保管している?)と言う事が、12話で音ノ木坂学院の生徒(CV:水瀬いのり)によって語られている。
なお、Aqoursメンバーは部室に入るどころか、窓もカーテンが閉め切られていたため、部室の様子を見ることができなかった。そのため、どれほど変化が起こっているのかは不明である。