凶暴なマグマ星人に襲われた、宇宙で一番美しい怪獣ローランは
ひょんな事から自転車屋の親子に助け出されます
そしてローランはその恩返しに、可愛い女の子に変身して
自転車屋の店員になって大ハッスル!
さぁ、みんなで見よう「ウルトラマンレオ」!!
放送日
1974年11月1日
登場怪獣
サーベル暴君マグマ星人
STORY
余談
第2話以来の登場となったレオの仇敵・マグマ星人との決着が描かれた、地味ながらもかなり重要な回。
このマグマ星人がレオの故郷を滅ぼし、地球侵略を狙った個体と同一人物かは意見が分かれるが、円谷監修の書籍である「テレビマガジンデラックス 全ウルトラ怪獣完全超百科」では2代目ではなく再登場と記載されており、最新の見解では同一人物の模様。ゲンも劇中で同一個体であることを仄めかす台詞を発言しており、何より同一人物でなかった場合レオが仇を討てず仕舞いで報われない為、本記事ではマグマ星人の記事と異なり同一人物として扱う。
何気に『レオ』では唯一となる過去に登場した怪獣・宇宙人が再登場したエピソードとなった(着ぐるみだけの登場ならあと1話該当)。
マグマ星人のマスクはフルフェイスに変更されており、これは後のババルウ星人に改造される。また、マグマ星人は劇中一度も第2話で使用していたフックやマントを装備していない。
本話で自転車屋の店主・大隈シンジを演じたのはシリーズ第一作(厳密には第二作)ウルトラマンで主人公・ハヤタ・シンを演じたことでお馴染み黒部進氏であり、ローランの人間態である星村かな子を演じたのは同作でフジ・アキコを演じた桜井浩子女史。そのためシリーズ第一作のメインキャスト同士が別役としてゲスト出演することとなった。これを反映したのか『大決戦!超ウルトラ8兄弟』ではハヤタとフジは結婚して自転車屋を営んでいる。ちなみにモロボシ・ダン役を演じた森次晃嗣氏と黒部氏とは直接の共演はしなかった。
ローランの人間態である星村かな子の下の名前は劇中では出てこない。