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井沢ひろみの編集履歴

2024-11-12 01:50:03 バージョン

井沢ひろみ

いざわひろみ

漫画『行け!稲中卓球部』のキャラクター。

概要


CV:山崎たくみ(TVアニメ)※1/中尾隆聖(パチンコ)/吉野裕行(Beeマンガ版)/山本浩司(このマンガがすごい!)


前野 の親友の部員。

作中のメインキャラクターの中では数少ないフルネームが判明している人物でもある。


卓球部員であるにもかかわらず漫画『あしたのジョー』の主人公・矢吹丈に心底憧れて、髪形を真似たり、卓球部の部室に勝手にサンドバッグを設置してボクシングのトレーニングに勤しんでいる。

この矢吹丈の髪形を三次元的に無理矢理に解釈した、正面から見るとデカい筆のような髪形にする為に毎朝四時に起きており、一回セットするのにハードスプレーを二本使う環境破壊男

そのため、セット後の髪は武器になるほどガチガチに固まっている。

高校生の不良と喧嘩になった際には、不良の必殺技の頭突きを顔面に喰らいそうになった井沢だったが、ハードスプレー二本でガチガチに固まった井沢の前髪が額に突き刺さった不良が自爆し、苦痛に悶えている隙に井沢パンチと井沢キックを連続で叩き込み勝利を納めた。

神谷ちよこのクラスメートの友野井(他人の前世を見る能力がある)によると、井沢の前世は「戦国時代、桶狭間の戦場に居たバッタ」だった。

これにより、前世がドリアンだった田辺・ミッチェル・五郎に「前世が人間じゃなかったゾーン」へと引きずり込まれた。


周囲からの評価は前野同様にバカ変態であり、竹田からは「ボクシングではなく卓球の練習をしろ!」と毎日怒られ、奇妙な行動を起こすときは大体決まって前野と一緒のことが多い問題児だが、それ以外の場面では意外と常識的な振る舞いを見せることも多い。

日常的にいつも前野と一緒に奇行に走っている(時折田中も加わる)ため、一時期はゲイカップルなのではないかという噂までたてられていた。

夏休み中に稲豊中学校のニワトリ小屋に住み着いた浮浪者の男をサンチェと名付けて世話をしているうちに次第に情がわき、最終的に寝食を共にする程の親密な仲となり重度のオヤジフェチに目覚めてしまうのだが、ある日サンチェは謎の絵手紙(井沢にのみ解読可能)を残して失踪してしまう。

後に「トシロー」と云う名の浮浪者を拾ってきて部室のロッカーに匿っていた時には、竹田から「お前にはオヤジを飼う癖(ヘキ)がある!」と叱責されていた。


ちなみに個人の卓球部員としての実力はドベであり、(竹田から「ものすごい上手いよあの子」とフォローされているにしろ)稲豊幼稚園の園児と戦って負けている

ただし、神谷ちよことダブルスを組んだ時はサンチェの為だけに発揮した集中力と連携によって木之下ペアに勝利している。

連載初期では3年の北条先輩に片思いしていたが、アタックする勇気が無くひたすら憧れ続けるだけで、数秒会話しただけで有頂天になっていた(ちなみに嫉妬した神谷ちよこからは妨害されていた)。

この時、北条先輩のために「矢吹丈ヘアー」を捨ててイメチェンしようと決心し、卓球部で無理矢理に断髪式を行うが、1発目のバリカンを入れた岩下京子のせいで収集が付かなくなり、結果的に坊主頭になる羽目になってしまった。

この結果、「ハゲた井沢改め、妖怪ひょうすべ」が誕生したのだった。

連載が進むと髪の毛はどんどん延びていき、数ヵ月後には元の「矢吹丈ヘアー」に戻っていた。


「ひろ子」という顔も性格までもが井沢にソックリの小学生の妹がおり、井沢は心から溺愛している。

なお、井沢は休日は親戚の女の子達3人と公園の砂場で遊ぶなど、家では「お兄ちゃん」らしくかなり面倒見が良い。

しかし、ひろ子は前野に興味を持つレベルを遥かに超え、心底愛してしまい、思いきって告白をするのだが、前野から「やだ。だって ひろ子 顔 井沢なんだもん。」と容赦なくフラれてしまい、その一部始終を陰から見ていた井沢は「そりゃどーゆー意味だ!?」と大激怒したが、兄の顔のせいで前野にフラれたと思ったひろ子から八つ当たりされてしまった。



※1...アニメ版のナレーターと兼役。


神谷ちよこの教官から彼氏へ


後に卓球部に頻繁に出入りする事になる神谷ちよこをダイヤの原石と見出し、スチュワーデス物語の「風間杜夫堀ちえみ」よろしく、井沢が神谷の「教官」となることで外見から仕草まで完璧に磨き上げた結果、家で漫画描いてそうな地味子から快活な美少女に変貌させた実績から見ても、井沢には美少女アイドルのプロデュースの才能があるようだ。

井沢は神谷のバストサイズを知った際「ぜってー逃がさねぇ」と下心を持っていたが、「教官とドジでノロマな亀」として関わり合って行くうちに、紆余曲折あって神谷は井沢を「優しくて男気があってカッコイイ」と思い込んで逆に惚れてしまう。

結果、意外にも神谷から屋上で「私、井沢君が好きなの」と告白される事になるのだが、その時の井沢はもの凄い純情な心境だった。

連載初期はその性格と容姿ゆえに全くモテず、前野と「女なんてくそくらえ会」ラブコメ死ね死ね団を結成していたのだが、前野から裏切り者と罵られ妨害をされながらも後半で遂に神谷と交際を始める。

井沢は自分の矢吹丈ヘアー」がおかしいことを少しは自覚しており、神谷からも髪形だけは「電車のドアに挟まったらどうしようとか、変なことをいつも考えてしまう」と不評であり、これが原因で危うく破局になりかけたことすらあった。(その後、ペットボトルから井沢のチ◯コが抜けなくなった事件で神谷が井沢を救った事により、とりあえず和解。)

しかし、後に井沢は髪形を貶される事よりも、前野から顔を「イカづら」と形容された事にかなり堪えていた。

ストーカー気質と幽体離脱の体質をもつ沼田先輩と絡んだことで井沢は身体を乗っ取られ、神谷が貞操のピンチに陥ってしまうが、逆に沼田先輩の身体を使って駆けつけて井沢パンチで撃退するといった男気を見せた事もある。


週刊ヤングマガジンでの連載末期に誌上で行われた読者人気キャラクター投票では1位の前野と僅差で2位の田中に大きく差をつけられての3位が井沢と云う散々な結果だった。

ヤンマガの編集者は「同じラブコメ死ね死ね団のメンバーだと云うのに前野と井沢のこの差は何なんだ。」「こんな結果になったのは神谷ちよこをゲットしたから。男性読者からの妬みだろう。この果報者が。」と評していた。



関連タグ

行け!稲中卓球部 前野(行け!稲中卓球部)

リーゼント あしたのジョー 愛すべき馬鹿 ラブコメ死ね死ね団

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