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ディズニーポリコレ問題の編集履歴

2024-11-12 15:05:54 バージョン

ディズニーポリコレ問題

でぃずにーぽりこれもんだい

ディズニーがポリコレをやりだした事で起きた問題。

概要

世界では人気作品を数多く制作していた事で有名なアメリカのエンターテインメント企業、ディズニーことウォルト・ディズニー・カンパニー。

しかしディズニーは2020年前後辺りからポリティカル・コレクトネスを推し進める活動を積極的に行っており、人気作品のブラックウォッシュ(黒肌化)思想を盛り込んだ作品制作などといった作品を用いた思想活動を行ったが、そのせいで人気や収入が低迷してしまった(ディズニーの子会社となった企業にも同様の事が起きている)。


そしてバウンディングインフォコミックの記事によると、ディズニープラスジャパンの責任者がインタビューにて「多くの人に見てもらうためには、人を傷つけたり、誤解を与えたりしない表現が当たり前のことであるべきだ」「それはネガティブなことではなく、おそらく進化です」と発言していたようであり、【- どんぐりこ - 海外の反応】の記事の反応コメントには、ディズニー幹部の発言に対する不安や不満を表すコメントが確認された。

ディズニープラスにおいて日本のアニメが多数配信され始めたのも、いずれは日本アニメにもポリコレを推し進めるある種の文化的侵略への布石ではないか、という声もある。実際にはまだ不明だが。


因みに内部告発と思しき情報の中には「ディズニー社内にはポリコレ思想の持ち主ばかり」「社内会議で同性愛シーンを沢山入れる案を出したり同性愛者の男性主人公が出る物語について語っていたりしていた」「ウィッシュは4か月で製作された」といったものがある。

どれもこれもあり得ないと思える内容だが、「ディズニーというマンパワーや影響力などといった様々な力がある大企業が批判や客離れを無視してここ数年ポリコレ的活動を行い続けていた」という根拠なり得る事実があるだけに否定し切る事が出来ない。(ただし、ウィッシュに関しては経験の浅い若手アニメーターが重要な部分の制作にまで関与するというこの上ない地獄絵図が形成された部分もあり、あくまで噂でしかないことは忘れてはいけない)


そんな中、James O'Keefe(ジェームズ・オキーフ)のX(旧Twitter)アカウントからの映像付きポストが注目を浴びた。

映像にはディズニーのメンバーらしき男性が映っており、男性によるとディズニーは人種や見た目で採用などを決めているようだ。

当たり前の話だが作品作りの質などは、もちろん経験を積むことで上昇することもあるとはいえ元々個人差があるため、結局は根底にある物は差別をするものと変わりない。


傘下のポリコレ

ディズニーの傘下となった企業にもポリコレ活動が行われるようになっている。

ディズニーへの売却に伴いジョージ・ルーカスの手を離れたルーカスフィルムでは、就任した新たな社長が「強い女性像」の制作に拘る性格だったようで、「ルーカス・フィルムのストーリー担当者6名のうち、5名は女性」という女性優遇アピールをしており、監督や俳優の起用に加えて作品作りにも思想を入れている。

更に「『スター・ウォーズ』に飛び込む女性たちの多くは、さらに苦労していると思います。なぜなら、ファンベースが非常に男性支配的だからです。彼女たちは時々、極めて個人的なことで攻撃されてしまいます」といった具合に既存のファンを攻撃するコメントをインタビューで出していた。

これらのツイフェミと疑われそうなやり方は代表作であるスター・ウォーズの不評を招いており、エピソード4の編集をしていたマーシア・ルーカスは新社長になってからの作品を以下のように酷評していた。

「ルーク像も崩壊させ、ハン・ソロも殺した。ルーク・スカイウォーカーも殺してしまって、レイア姫はもういない」「そんな映画を毎年吐き出している」

もっとも、これに関して「叩かれたのはアジア人だからでも女性だからでもなく、単純にそのキャラクターが足手纏いで活躍しておらず、足手まといだったから」と言って「ポリコレ以前の問題」とする意見もある。

確かにそれへの対策を行わなかった(繰り返してしまった)ことも問題であり、「全く非のない役者が演じたキャラクターのせいで誹謗中傷を受ける」という事例はディズニー傘下になる前の作品でも起こった事例である為、役と役者の区別が付かないファンの態度にも問題がある。

しかし新社長の意向によって抜擢された監督がエピソード1より100年前の宇宙を舞台にした思想の強いであろう作品を制作し、より批判が殺到した。

フェミニズム活動家でもある女優を主演にし、監督と婚約している女優も役者に採用するなど役者起用の段階から思想が入っており、そうでなくても単純なストーリーの出来の悪さ(ジェダイの腐敗描写を評価する声は少なくない)から来る不人気によって打ち切りとなった。(因みに主演女優はファンの非難を「極度に保守的な偏見や悪意、偏見、憎悪、憎しみに満ちた言葉」と称していた



ポリコレと多様性

ポリコレ問題によって多様性とポリコレが同一視されがちになっているが、実を言うとポリコレと多様性は同じ意味ではない。

ポリコレことポリティカル・コレクトネスとは政治的正しさを意味しており、結局はその国その人にとっての正しさでしかない。

そして多様性というのは人には様々な種類や状況、状態の人が居る事を示す言葉として使われている言葉なのだが、ポリコレ問題を起こしている企業や団体は、その多様性を理解しているとは考えられない行為ばかりしている。

ディズニーのような有名企業でさえ差別を減らすどころか差別を助長してしまっており、それこそ傘下となったルーカスフィルムでも「ディズニー傘下になってからはヒューマノイド以外の宇宙人があまり登場しない、登場してもすぐ退場」という出番的な差別を生み出している。

そしてポリコレ問題の何よりも酷い所は、問題を起こしている側が「自分たちは正しい事をしている」と本気で思い込んでいる所にある

作品の質の悪さや無理やりな思想の導入を指摘されると「人種差別」や「憎悪」などとレッテルを貼って反発するなど、自分にとっての正しさを否定する者達に対する攻撃性が高く、それによって「多様性」や「包括性」などのようなポリコレによって掲げられた言葉のイメージが悪化し続けるなどのかえって悪影響を招き続けてしまっている。

要するに多様性とポリコレを履き違えた、もしくは異なるものであるのにそれを混同した思想の強い者達による押し付けと言える。

加えて上記のように、人種、性別だけを意識し、人の中身、および人間以外の存在を一切考慮せずに抹消してしまっている以上、その多様性すらもむしろ狭い意味で解釈している可能性もある。

「人種主義が人類主義になっただけで他の生命体を蔑ろにしている以上根本的には何も変わっていない」といった声も存在する。


とはいえ、ポリコレ云々抜きに、ディズニーの会社そのものが伝統的にそういった風潮があることも忘れてはならない。

ディズニー映画はアニメ映画の時点でだだでさえ原作の童話などから改変される事が多い。(「喉に詰まったリンゴが出て息を吹き返す→王子様のキスで起きる」や「泡になって消えた→そもそも泡にならなかった」など)童話などの原作ファンから「ポリコレ云々はその通りだけど何を今更文句言ってるのか。それくらい耐えろ」といった呆れた声も出ており、「改変」そのものに対してならこの意見も正論である。また、「白人とも有色人種とも言っていない容姿に言及がなかった作品であれば、想像の一種としてまだ受け入れられる」との声もある。

だが、同時に以前のディズニーなら評価された作品を犠牲にしてまで思想活動目的のリメイク作品を作るなんてやり方をして来なかった事も忘れてはならない。

そもそも人気作を利用するにしても、思想に沿った特徴を持った現存キャラクターを主役にしたスピンオフ作品を作るなど色々とやり様があり、以前からある人気作のイメージを大きく捻じ曲げてまでリメイクする必要性は全くない。

尚、「やるならせめて童話や過去の映画のリメイクや映画化ではなく完全な新作でやってくれ」といった声も数多く存在するのだが、オリジナル作品に関しては思想を詰め込んだとして知られるストレンジワールドが批判されており、逆に他作品のオマージュした作品に関しても「全てのディズニー映画よりも昔のファンタジー世界が舞台」と公式が称したウィッシュ(ディズニー)が批判されている。

  • また、ポリコレに関係なく、ディズニーはそもそも思想云々抜きに近年リメイク作品が相次ぎ、ヒットするような新作が出ていないこともあって不満がたまっていた。

尚、2023年の11月にはボブ・アイガーCEOは、作品を通じて社会へメッセージを発信するとしつつも、「近年同社の作品やキャラクターがメッセージ性に偏り過ぎてエンタメ性を失い、クリエイターは自分たちの目的を見失っていた」とも発言していた。

しかし彼は元々ポリコレ推進派であり、ジョージ・ルーカスの脚本を却下して新社長と共に思想の入ったスターウォーズを生み出した人物でもある為、「今後に注目」と彼の発言に期待する声がある反面、「単なるリップサービスだ」と彼の発言を疑う声もあり、実際に思想の入った作品が出てしまった為に信憑性が低くなっている。尤も、その作品が制作されたのがこの発言の前でもあるため、この発言が出た後の作品がどうなるかは不明である。


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