概要
製作は東宝。1944年12月7日に封切られた。
日本海軍の協力の下で多数の実物兵器が登場するが、特徴的なのはその敗戦ムード。
登場人物が「もはや体当たりしかない」と口走ったり(終盤では実際に行っている)常に航空機が足りなかったり空襲され放題だったりと…この映画は海軍省後援である。これで良いのか。
終盤の航空戦のモデルとなったのは台湾沖航空戦であると思われる。
登場人物
三上:藤田進
川上:森雅之
村上:河野秋武
航空隊司令:大河内傳次郎
定食屋の婆ちゃん:東山千栄子
あらすじ
主題歌
主題歌は「雷撃隊出動の歌」。他にも「雷撃隊の歌」と「男散るなら」が挿入歌として使用されている。
レコードは1944年の11月から12月にかけてニッチクレコード(日本コロムビアの戦時中のレーベル名)から発売された。
- A面「雷撃隊の歌」
作詞・作曲:海軍雷撃隊
歌唱:霧島昇、日蓄合唱団
- B面「行進曲 雷撃隊の歌」
演奏:海軍軍楽隊
発売:12月8日
_A面「雷撃隊出動の歌」
作詞:米山忠雄
作曲:古関裕而
歌唱:霧島昇、波平暁男
_B面「男散るなら」
作詞:米山忠雄
作曲:鈴木静一
歌唱:霧島昇、近江俊郎、日蓄合唱団
発売:11月20日
登場兵器
- 航空機
天山 九七式艦上攻撃機 九七式飛行艇 零式艦上戦闘機 一式陸上攻撃機 p40
- 艦船