夜神粧裕
やがみさゆ
少年漫画『DEATHNOTE』に登場するキャラクター。
プロフィール
概要
二面性の激しい兄と異なり、裏表のない天真爛漫な性格。月からも愛情を向けられており、マフィア編では始末することを躊躇していた。
第1部では「ごく普通の女子中学生」、第2部では「才色兼備な女子大生」として描かれていた。
中学生時代は学力に関しては並であり、二次関数で躓くレベルだった。当初からミーハーな言動が目立ち、人気アイドル・流河旱樹の大ファン。スナック菓子をよく食べているが、月曰く「コンソメ味は食べない」。
大学生になってからは、だいぶお淑やかな印象の女性となった。また、アイドル好きは卒業しその代わりなのか靴にこだわるようになっている。
当初は日常パートでたびたび登場していたが、ストーリーの中枢に絡まないこともあり、話が進むにつれて出番は減っていった。マフィアによる拉致監禁騒動後、精神を病んで大学を休学することになり、物語からフェードアウトする。なお終盤には復調したらしく、第11巻のニュース映像で成人式に出ている様子が描かれていた。
ドラマ版では、母は十年前に病死しており、父も兄もキラ事件で死亡した為、孤独となってしまった。
母ともどもデスノートによる最大の被害者と呼べ、父と兄を揃って亡くしている。この点に関しては、大場つぐみ・小畑健の両氏も「登場人物で最も哀れだと思うのは誰か?」という問いに対し、揃って「夜神一家」と答えている。「登場人物で一番の善人は誰だと思いますか?」には、大場氏は「夜神幸子と粧裕」、小畑氏は「夜神総一郎」と答えている。