ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ハンス・ウェスターガードの編集履歴

2024-12-06 17:33:44 バージョン

ハンス・ウェスターガード

はんすうぇすたーがーど

ディズニー映画『アナと雪の女王』の登場人物。

日本語版CV:津田英佑/原語版:サンティノ・フォンタナ


概要

ディズニー映画アナと雪の女王』に登場する人物。エルサの女王戴冠式に招待されたサザンアイルズ王国の第13王子。

作中や作品紹介では名前の「ハンス」だけであり、pixivでも「ハンス」のみのタグがほとんど。


劇中での活躍

アナと雪の女王

紳士的で気さくに振舞う明るい性格。街に出たアナと出会い、同じ末っ子で上の兄弟との関係がうまくいっていない孤独感で互いに理解・共感し意気投合。そのまま電撃的に婚約まで決めてしまう。


しかし、エルサは結婚に反対してアナと喧嘩し、魔法を暴走させて王国を氷漬けにしながら、飛び出してしまう。

アナがエルサを探しに行く間、ハンスは王国を任されられ、アナたちが留守の間物資を国民に分け与えて信頼も得たが、アナの馬が戻ってきたことで自らも彼女達を探しに氷の宮殿へ向かう。












































考察だよ☆

ディズニー作品では珍しく、最初は彼がヴィランズとはわかりにくいタイプのキャラクターとして登場した。これまでのヴィランズは視聴者から見て(作中の登場人物の視点でも)その人物が見た目や言動で悪役とわかりやすいものが多かったが、彼の場合は本性を隠して善人のように振る舞い、視聴者も登場人物も終盤まで彼を善人と信じてしまった。


本作にはどう見てもヴィランズ・その他脇役なウェーゼルトン公爵もおり、彼が目くらましの役を担っていたとも考えられる(というよりは、彼が悪役だということを仄めかす伏線自体が皆無だったと言った方がいいかもしれない)。

特にディズニープリンセスはその相手役であるプリンス役に王子役が多く、継承権では末とはいえ確かに王子である彼がアナとの恋人役になる展開がディズニーを知ってる視聴者からは違和感が無かったも大きいだろう。

さらに言えば元々はエルサがヴィランとして設定されていた事(ハンスは元々悪役ではなかった)もありエルサの存在も目くらましになっていた事も大きい(エルサの初期設定についてはエルサを参照)。


初見では味方、もしくはモブキャラにしか見えないヴィランズはモンスターズ・インクウォーターヌースMr.インクレディブルバディ・パイントイ・ストーリーシリーズプロスペクターロッツォ・ハグベアなどピクサー作品では顕著だったが、非ピクサー作品においてはこの手のヴィランズは当時としてはかなり異彩を放っていた。


終盤でアナはハンスを「氷のような心」と呼んだが、監督はハンスの本質を原作「雪の女王」に出てくる「悪魔の作った鏡」と語り、鏡のように周囲の人物の心象を写し出しているのだとしている。悪魔の作った鏡はその破片が刺さった少年カイの誠実な性格を豹変させたものであり、ハンスもまた誠実な性格から豹変した様子が描かれている。


共感相手を求めるアナには共感者として振る舞い、施政者としての彼は「国民の求める王の姿」を映し出し、傲慢な相手には傲慢な態度を取る、といった具合であり、本来の彼自身のアイデンティティはどこにもないのである。

エルサの心の分身とも言えるオラフが作中で繰り返す。「ハンスって、誰?」。


彼自身の本性は残虐極まりないものであり、そこに愛など存在しない。はずなのだが、初めて出会ったばかりのアナと一緒に「とびら開けて」を、アドリブで、しかも息ピッタリにシンクロさせて歌うその姿は賞賛に値するレベルである。2回目以降に聴くと会話の内容がどこか胡散臭く感じてしまうのもうまい作りになっているといえる。


また、小説『A Frozen Heart』では兄たち(同じくイジメを受けているラースを除く)からイジメを受け、強さを正義と考える父親(勘違いされがちだが、母親はハンスに愛情を注いでいる)からも期待されずに育ったことが彼の人格を歪ませたことを仄めかしており、さらに結果的には彼の行動が切っ掛けでエルサが再び周囲に心を開くようになったこともあり、一概に悪と言い切れない点も見受けられる。

それを考えると自分の事を棚に上げて謝罪もせずに一方的にハンスを罰した父親と兄達(ラースを除く)こそが、真のヴィランズとも言える。

また『A Frozen Heart』では長兄にカレブ、三兄にラース、双子の兄たちのルディルノがいる。

ディズニーの映画や人気の西洋のおとぎ話の要素やキャラクターが使われているファンタジードラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』のシーズン4第3話「もう一人の雪の女王」(Rocky Road)に三人の兄が登場し、内二人の名前がフランツユルゲンとなっている。


また、彼がヴィランでなくても物語は成立することを理由に彼がヴィランであることを嫌う人もいる。



余談っていうのも見てほしいな

吹き替えを務める津田英佑氏は、メリダとおそろしの森にてマッキントッシュ家の息子役でディズニー作品に先行登場している。


この時は終盤にセリフが少しある程度だったが、今回晴れてメインの役を勝ち取ることとなった。


その後の(アナ雪関係以外の)ディズニー作品にもちょい役で度々出てきてはいるものの、ろくな目に遭わない役回りが定着している。


僕の関連タグさ☆

アナと雪の女王 ヴィランズ 美形悪役

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました