概要
『ゾイド新世紀/ZERO』の中盤以降に登場した、極めて珍しい赤いブレードライガーの個体。
野良個体だったが、チーム・ブリッツのパイロットだったレオン・トロスが「かつて伝説のゾイド乗りが旅をした」という谷で遭遇し、彼の愛機となった。この谷はあの「レアヘルツの谷」と推測されることが多いが、もしそうならばなぜこのブレードライガーが無事だったのかは謎である。バンの個体の様にパルスガードを身に着けていたのかもしれないし、レアヘルツ自体が既に移動していたという可能性もある。
当初はフリーで登場し、後にナオミ・フリューゲルのチーム・フリューゲルに参加。
その後、ビット・クラウドの駆る特殊なライガーゼロとライバルとなった。
初戦では、珍しいライガー同士の戦いということで、その様を目撃したハリー・チャンプも感銘を受けていた。
なお、前作とは異なりレーザーブレードの機能(発振させたりエネルギーを通す)を使わずに、互いにそのまま実剣として使用する場面が目立ったが、これはライガーゼロシュナイダーも同様であり、最終対決までは使わなかった。
- 本作で行われているのは死闘ではなく競技であるため、フル稼働させると破壊力が過剰だったものと考えられる。
- 無法バトル集団であるバックドラフト団に対してはその限りではなく、情け容赦無くぶった切っている。
その他
レオンと言葉によるコミュニケーションが可能である。レオンはチーム・ブリッツを離れ修行の旅に出る前はビットが「(ゾイドと)対話できるのは(ゾイド乗りなら)当然のこと」という旨の発言を聞いた際困惑したような様子で答えていた。
シールドライガーとの交流が見られないままシールドライガーが破棄されたのは残念な出来事だが、レオンのゾイド乗りとしての成長が垣間見える描写でもある。
なお、最終回でビット・クラウドとライガーゼロが冒険に出ることを示唆しており、バラッド・ハンターがナオミ・フリューゲルとチームを組むため、レオンがブレードライガーと共にチーム・ブリッツに凱旋する可能性もある。
キット
コトブキヤのHMMシリーズではブレードライガーABが販売されており、レオン機もアタックブースターを装備することでABタイプへの換装が可能となっている。