解説
CV:今井麻美(『ドラゴンクエストライバルズ』)
旅の民族であるユバールの踊り手の10代目。伝説のトゥーラの弾き手を捜すべく主人公と共に旅をすることとなる。
先祖はどこかの国の王子であったと語っていることからキーファの子孫であると思われ、習得する特技や前述の押しの強い面などから彼の血筋が窺える。グランエスタード城ではバーンズ王から「初対面な気がしない」、リーサからは「お兄様に似た雰囲気を感じる」と言われ家族のように慕われており、後に王家直属の近衛兵となることになる(リメイク版では追加イベントにてキーファの子孫であることが確定)。ガボからは、ユバール族の休息地で感づいている様子。
両親はすでに他界しており、現代のユバール族の休息地の西の岸壁に墓が建てられている。
来歴
マリベル離脱直後に現代のユバール族の休息地で主人公と初めて出会い、西の岸壁や休息地でのイベントをクリアすると仲間になる。
出会ったばかり、しかもお互い自己紹介をするよりも先に「一族の使命のための大地のトゥーラの弾き手を探す」という名目でかなり強引な形で主人公たちの仲間になり、族長からは「子どもの時から、こうと言い出したら聞かんのだから…」「その性格はいったい誰に似たのやら…」と、登場早々からキーファと似たいささか押しの強い性格が見受けられる。
ただ西の岸壁でのイベントや会話からは意外なほど常識人であることがわかり、クリスタルパレスでのガボの危なっかしい発言と照らし合わせるとその辺がよくわかるだろう。復活の儀式では、ヨハンの演奏のもと清きころもを身にまとい踊った。
性格
マリベルとは対照的におっとりとした性格ではあるが、儀式を抜け出したり、休息地で主人公達に出会うや否や、やや強引に仲間に加わるなどアグレッシブな面も持ち合わせている。
ステータス
力やHPが高めで、キーファ同様の前衛型。MPの伸びが悪いのもキーファと同じだが、女性だからかすばやさはそれなりである。なにげに『ドラゴンクエストⅪ』までのナンバリング作品で、男性並みの重武装が出来る固有名詞をもつ女性パーティーメンバーは現在でも彼女だけだったりする(デボラも武器は重装備だが、防具はそこまで重武装ではない)。
最初から踊り子をマスターし、戦士の熟練度が★3まで成長した状態で仲間になる(ただし仲間になった直後は踊り子のカンを忘れている)。
余談
PlayStation版での儀式のムービーにおける顔が非常に怖いとネタにされることも。
キーファに使用した能力アップ系の種の効力はアイラに引き継がれるという噂が一時期流れていた。
……が、実は真っ赤なデマである。→種返せ
残念ながらリメイクを含むどのバージョンでも種の効果がアイラに引き継がれることはない。むしろドーピングが遺伝している方が不自然とも言える。
なお、『小説 ドラゴンクエストⅦ』では後半からの登場にもかかわらず、アルス(主人公)と恋仲となり、事実上のメインヒロインとして扱われている。また、こちらでもキーファの子孫であることが明言されている。
検索時の注意
「アイラ」単体だと複数のキャラクターがヒットするので検索の際は、「アイラ+ドラゴンクエスト」や「アイラ+DQ」などで検索するとヒットしやすい。