概要
元々は大阪南港のトラックターミナルや倉庫などを運営する「株式会社大阪南港複合ターミナル」として設立。以来、長距離貨物運搬を行う大型トラックと都市内での配送を行うトラックとの中継地点となる大阪南港トラックターミナルをはじめ、大阪港の流通インフラの運営を行ってきた。
また、民間向けの交通インフラにも参入しており、後述の鉄道事業の他、かつては大阪港咲洲トンネルの管理運営も大阪市港湾局から受託していた。
鉄道事業
鉄道事業者としては、以下の区間を保有している。北港テクノポート線は第一種鉄道事業者、それ以外は第三種鉄道事業者(鉄道施設の保有のみ担当)として保有している。いずれの区間も大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)が第二種鉄道事業者(列車の運行担当)である。
元々はOTSがテクノポート線(大阪港〜コスモスクエア間)およびニュートラムテクノポート線(コスモスクエア〜トレードセンター前〜中ふ頭間)を第一種鉄道事業者(大阪港〜コスモスクエア間・コスモスクエア〜トレードセンター前間)または軌道事業者(トレードセンター前〜中ふ頭間)として直接運営していたが、2005年7月1日に大阪市交通局へ線路以外の鉄道施設・車両を譲渡して、同局が第二種鉄道事業者として路線を運営する体制に移行した(2018年4月1日に大阪市交通局の民営化によって第二種鉄道事業者はOsaka Metroに移行)。
営業係数が26.1と日本一低い(つまり黒字経営)鉄道会社である。