データ
概要
港区の西端部にある地下鉄の駅で、天保山地区の再開発リゾート・天保山ハーバービレッジの最寄り駅。縦書きの駅名標には「天保山」と副駅名が記され、車内アナウンスでも「大阪港、大阪港、天保山」と案内される。
中央線では最初に開業した駅のひとつで、35年以上にわたって終点だった。駅の周辺には港湾設備や先述の天保山ハーバービレッジがある。バス路線はいずれも天保山に発着する大阪シティバスの4路線が難波・梅田・大正区方面へと出ている。
駅は高架駅で、道路の上にあるため改札は2Fにあり、ホームが3Fにある。改札は東西2つあるが、改札階コンコースが改札内でつながっているため改札内エレベーターは1機のみである。ホームは島式1面2線で、駅の東側には片渡り線(終端駅だった頃の名残)があり、これは森ノ宮駅隣接の森之宮検車場から出場した車両の試運転などで使われていたが、森之宮の工場機能が緑木に統合されたため現在はほとんど機能していない。なお、ホーム全体が建物の中のようになっている。
当駅~コスモスクエア駅間は第三セクターの大阪港トランスポートシステム(OTS)が線路を保有している。この区間は1997年に開業しOTSが直接運営していたが、2005年に旧・大阪市営地下鉄へ運営のみを譲渡。その後地下鉄が民営化して現在に至る。なお、当駅~コスモスクエア駅間のみ「鉄道事業法」が、ほかの地下鉄区間は「軌道法」が適用されている。
駅構造
終着駅時代はホームの両側から長田方面行きの電車が発車していた。コスモスクエア延伸後、東側のシーサスクロッシングが片渡り線に取り換えられた。大阪港咲洲トンネルが閉まりコスモスクエアに向かえない場合、2番線から長田方面へ発車できる。
隣の駅
()内は駅番号を示す。
現状中央線は普通のみの運行だが、コスモスクエア駅の隣の駅である、夢洲駅開業後に近鉄特急が乗り入れてくる計画がある。当駅に止まるかどうかは現時点では不明。
周辺
関連項目
駅 大阪市営地下鉄 大阪市交通局 OsakaMetro OsakaMetro中央線 大阪港トランスポートシステム 近畿日本鉄道 けいはんな線 大阪府内の駅一覧