概要
元々は大阪南港のトラックターミナルや倉庫などを運営する「株式会社大阪南港複合ターミナル」として設立。以来、長距離貨物運搬を行う大型トラックと都市内での配送を行うトラックとの中継地点となる大阪南港トラックターミナルをはじめ、大阪港の流通インフラの運営を行ってきた。
また、民間向けの交通インフラにも参入しており、後述の鉄道事業の他、かつては大阪港咲洲トンネルの管理運営も大阪市港湾局から受託していた。
鉄道事業
鉄道事業者としては、テクノポート線のうち大阪港〜コスモスクエア 間2.4km、ニュートラムテクノポート線のうち コスモスクエア~トレードセンター前 間0.6kmを「OTSが第三種鉄道事業者(鉄道施設の保有)、OsakaMetro(旧・大阪市交通局)が第二種鉄道事業者(運行担当)」の形で営業している。
もともとはニュートラムのトレードセンター前〜中ふ頭 間0.7kmも含めて、第一種鉄道事業者として直接運営していたが、2005年7月1日に現在の体制に移行した。
営業係数が26.1と日本一低い(つまり黒字経営)鉄道会社である。