長崎県の南部、島原半島に路線(島原鉄道線、諫早駅~島原外港駅間)を有する中小私鉄。雲仙普賢岳の噴火災害からの復旧に際して長崎県や沿線自治体からの出資を受けているが第三セクター鉄道とは扱われていない。
開業時には国鉄の1号機関車(150形)を譲り受けて運用していたことで知られている。戦後、国鉄長崎本線で気動車による準急・急行列車が運転されるようになると、国鉄の準急形気動車に準じて自社で新製した車両を併結して博多駅や小倉駅まで乗り入れていたこともあった。
2008年3月末をもって島原半島南側の島原外港駅~加津佐駅間を廃止している。