データ
別名: | 吸血植物 |
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身長: | 50センチメートル~50メートル |
体重: | 80グラム~1万トン |
出身地: | 南米 |
概要
植物怪獣と言えば、マンモスフラワーだのグリーンモンスだのといった、ただ馬鹿デカく気色悪い緑色のカタマリか、もしくはアストロモンスのような申し訳程度に植物要素を残した怪獣をイメージしがちだが、このケロニアはそのどちらでもなかった。
ケロニアは南米原産の吸血植物が進化した姿であり、人間のように歩き回って動物を襲い生血をすすり、さらに人間に擬態しUFOを作って飛び回るという常識外れの知能を持っていた。自分の苦手な火を気合一発で消し去るような超能力を持ち、更に目からは破壊光線「アイ・スパーク(まんまやんけ)」を放ち、巨大化時には戦車も破壊する。
登場作品
『ウルトラマン』第31話「来たのは誰だ」に登場。
南米ボリビア支部の科特隊隊員、ゴトウ隊員に化けて日本に襲来、気候のよい日本で仲間を増やし、植物を苦しめる人類を殲滅して地球を支配しようと目論む。しかし言動で科特隊隊員たちに怪しまれ、正体を二宮博士にバラされてしまう。
業を煮やしたケロニアは本性を現して身長50m・体重1万tに巨大化、自衛隊や科特隊の攻撃をものともせずに仲間の機甲師団と共に暴れ回る。ハヤタはウルトラマンに変身し、スペシウム光線を浴びせるが全く通用せず、怪力とアイ・スパークで苦しめられる。しかし一瞬の隙をついてウルトラマンはケロニアを投げ飛ばし、ひるんだところに最強の必殺技『ウルトラアタック光線』を発射。直後にケロニアは大爆発、UFO部隊も全て撃墜された。
その後、ケロニアの死骸は「燃えやすい」と言う理由で焼却処分され、住民からは「燃料にくれ」と言う申し込みが殺到したらしい…そんなことして大丈夫なのか?
備考
ウルトラファイトにも登場したが、「ケロニヤ」と思いっきり誤記されていた。