概要
ドキドキ!プリキュア第11話にて登場したプリキュア4人の可変弓型共通強化装備である。
ベールの攻撃を受けそうになったアイちゃんが身に着けていたキュアラビーズの光から、必殺技発動用のアローラビーズと共に生み出された。
弓状に展開した状態と収納状態の二つの形態があり、前者はハートとソード、後者はダイヤモンドとロゼッタが使用する。収納状態にすると名前の通り武器がハート型になる。
必殺技
中央のハートマークに発動用のアローラビーズをセットし、手前に伸びるタッチパネルに並んだ4つのハートを順番になぞってパワーをチャージすることで発動可能となる。
基本的にはキュアハートのハートシュートでないと浄化ができず、他の技はそれを補助するために放つことがしばしば。
プリキュアハートシュート
ハートアローラビーズをセットすることで発動するキュアハートの必殺技。展開状態にて使用。
前方に出現したハート型のエネルギー体を撃ち出された光線で射出し、対象を包み込む。
発射前のウインクするように狙いを定める。ワイルドサイクロンではない。
ジコチューを浄化するためのフィニッシュブローである。
なお17話でジョー岡田(ジョナサン・クロンダイク)の指示により彫刻と化したキュアダイヤモンド・キュアロゼッタ・キュアソードに打ち込むことによって元に戻したように状態異常化した仲間を回復させる働きもあるようだ。
プリキュアダイヤモンドシャワー
ダイヤモンドアローラビーズをセットすることで発動するキュアダイヤモンドの必殺技。収納状態にて使用。
タンバリンのように叩いて氷の飛礫を撒き散らし、対象に飛ばして凍結させる。シャイニータンバリンとか言ってはいけない。
こうして自由を奪い、ハートシュートが必ず当たるようにするお膳立てをする役目を持つ。
プリキュアロゼッタリフレクション
ロゼッタアローラビーズをセットすることで発動するキュアロゼッタの必殺技。収納状態にて使用。
円を描いて巨大なクローバー型の防御障壁を出現させる。ロゼッタウォールが盾ならこれは文字通り障壁である。この障壁を飛ばして攻撃することも可能。
第25話で愛の力に覚醒したことで強化。その名の通りに敵の攻撃を反射する機能を得た。
ちなみに先輩のキュアムーンライトは同じ技の名前ながら、ロゼッタウォールのような特製のバリアを使った。
前述のバリアで仲間達への攻撃を退ける役目はもちろん、敵に攻撃を返して怯ませる役割も持っている。レジーナ登場以降は破られる回数が多くなった。
プリキュアスパークルソード
ソードアローラビーズをセットすることで発動するキュアソードの必殺技。展開状態にて使用。
無数の光剣を連続射出し、対象を切り刻む。攻撃中の動作を見るに、ボウガンの連射に近い。
どこらへんがスパークルなのかとか、通常のホーリーソードとの違いとかはよくわからない。単純な威力強化と見るべきか。
敵にダメージを与えて追い打ちをかける役目の技。第24話ではキュアエースのサポートもあり初めてジコチューを撃破している。
プリキュアラブリーフォースアロー
ラブリーフォースラビーズをセットすることで発動する4人の合体必殺技。全員が展開状態で使用。
前方に出現した巨大なハート型のエナルギー体を4人の斉射で撃ち出し、極太の光条を放出して対象を飲み込む。爆発する際には四つのスートが浮かび上がる。
描写的にはハートシュートの強化版だが、威力は桁違い。
この技では照準合わせ(ウインク)も四人全員で行う。
第22話ではこの技を使って再洗脳されたレジーナを浄化しようと試みたが、キュアハートが躊躇した為、使用できなかった。そもそも前述のハートシュートを喰らったジコチュートリオが負傷していることを考えたら、浄化どころでは済まないのかもしれない。
余談
- 既に2月中旬に存在がネタバレされていたが、情報はあまり拡散されなかった模様。
- 4人それぞれの収納状態、展開状態を逆にした場合での技があるのかは現時点では不明。今後の物語の展開によって登場する可能性に注目するところ。
- 特に収納状態の形状は剣の柄としても比較的自然な為、現時点で剣を飛び道具としてしか使用していないキュアソードにまともな接近戦用の剣を持つ日が来ることも期待したい。
- ハートで弓なのでやっぱり醒弓カリスアローとか言われる。撃ち出すエネルギー矢の名前も「フォースアロー」。
- ちなみに『ジャッカー電撃隊』のスペードエースも弓(と鞭)状の武器「スペードアーツ」を使用していた。しかし弓として使うときの技名は「アトム撃ち」とかいう物騒なネーミングであった。
関連タグ
ラブアローシュート:似てるが別物