概要
1968年生まれ。東京都出身。別名は「ハルトシくん」「フクイ軍曹」「ブンゴー」など多々ある。
1998年に「Twelve Y. O.」で小説家デビュー(処女作は「川の深さは」で江戸川乱歩賞の選考で話題を呼んだが惜しくも落選。作品自体はその後修正・改訂を加えて出版された)。
防衛問題など時事性の有るテーマ上でハリウッド映画的なアクション表現を多用する事で知られ、それらの要素をふんだんに盛り込んだ「亡国のイージス」は話題を呼んだ。
作風としては二人の主人公がコンビを組む「バディもの」が多い。
また、氏の作品において度々「DAIS(ダイス)」こと防衛庁情報局(ディフェンス・エージェンシー・インフォメーション・サービス)や「GUSOH」と呼ばれる化学兵器が登場するのも特徴である。
大のガンダムファンを公言しており(ただ、劇中メカにはあまり詳しくないらしく、ある雑誌のコラムではドラッツェを知らないと述べている。ただし、ビジュアルを見て思い出している。ちなみにこの連載は単行本の類にはなっていない)、同時に富野由悠季氏のファンでもある。ガンダム関連作品では「∀ガンダム」のノベライズを手がけているが、その際に富野氏独特の「富野節」と呼ばれる文法を見事にコピーしている。
更に自身のオリジナルとして「機動戦士ガンダムUC」を執筆している。
作品
小説
作品発表順。(○)は映像化した作品。
- Twelve Y. O.
- 亡国のイージス(○)
- ∀ガンダム
- 川の深さは
- 終戦のローレライ(○)
- 6ステイン
- 戦国自衛隊1549(○)
- Op.ローズダスト
- 平成関東大震災-いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった-
- 機動戦士ガンダムUC(○)
- 震災後
- 人類資金(○)
その他
- 日本沈没(2006 小野寺の実家の従業員役)
- 真夏のオリオン(2009 脚色)
- GUNDAM LIVE ENTERTAINMENT 赤の肖像〜シャア、そしてフロンタルへ〜(2011 脚本・構成)
- キャプテンハーロック(2013 脚色)