- ギリシャ神話に登場する女怪。
- 「ソウルイーター」に登場する魔女。
- 「仮面ライダーウィザード」に登場する怪人幹部の一人。詳しくは→メデューサ(ファントム)
- 「悪魔城ドラキュラ」」に登場するボスキャラ。
- 「光神話・パルテナの鏡」シリーズのボスキャラ。
- 「Fate/stay night」に登場するサーヴァント。詳細はライダー(Fate/staynight)を参照。
- 「タイタンの戦い」に登場する蛇女。
神話では
ゴルゴン三姉妹の末妹。
青銅の腕と黄金の翼を持ち、髪の毛が悉く蛇になっている。
この女怪を直視した者は恐怖のあまり体が硬直して石になってしまうと言われる。
元々はオリンポス十二神が台頭するより遥か以前にギリシアで崇拝されていた地母神だったと考えられている。嘗てはメデューサの面を象った装飾が、神殿や要所の魔除けとして用いられた。
ギリシア神話では、女神アテナの憎しみを受けて姉ともども怪物に変貌させられた挙句、最後はアテナの導きと加護を受けた勇者ペルセウスによって首を刎ねられ、殺されてしまう。然し、その邪視はメデューサの死後も少しも失われる事は無かった。
ペルセウスはこのメデューサの首を用いて、後に妻となるアンドロメダを救う為にポセイドンの放った海の怪物を石に変えたり、自らを殺そうと目論む者達を悉く石化させて倒したりした後、アテナにその首を献上した。アテナは自らの楯にメデューサの首を貼りつけ、敵対する者への脅しとしたと言われる。
また、サンゴはメデューサの視線によって石化した海藻だとする伝承や、ペルセウスがメデューサの首を刎ねて持ちかえる際、砂漠に零れた血潮から様々な毒蛇が誕生したなど、後日談的な伝承も多く残されている。
生前は海神ポセイドンの愛人であり、怪物になる前に彼の子を身篭っていた。ペルセウスによる討伐後に、その首から天馬ペガサスが誕生する。
昨今の二次創作では、独立した種族名として扱われる事もある。
悪魔城ドラキュラでは
コナミのゲーム『悪魔城ドラキュラ』シリーズに登場するキャラクター。初代をはじめ多くの作品に登場するシリーズお馴染みのボス。
当然ながら相手を石にする光線が武器。
登場作品毎にデザインや設定は異なっていることが多い。
彫像に化け頭部だけの姿だったり(初代『悪魔城ドラキュラ』『Harmony of Despair』10章)、下半身が蛇で弓矢を装備していたり(『悪魔城伝説』『黙示録外伝』)、剣と盾を装備していたり(『月下の夜想曲』『漆黒たる前奏曲』)、めちゃくちゃデカかったりしてたりする(『ギャラリーオブラビリンス』)。
『バンパイアキラー』ではドラキュラの姪エリザベート・バートリーの真の姿として登場。『キャスルヴァニア』ではヴァルターの配下で、この個体は詳細な設定が付けられている。
メデューサの頭からは触れると石にされてしまうザコ敵・メデューサヘッドが産み出される。
パルテナの鏡シリーズでは
初代ではラスボスとして、天上から三種の神器を強奪して女神パルテナを幽閉した。
しかし、パルテナによって助け出された親衛隊長ピットによって倒された。
続編では25年ぶりに復活し地上に侵攻。しかしラスボスではないため、彼女を倒しても物語は続く。
タイタンの戦いでは
ハリウッド映画『タイタンの戦い』では1981年版、2010年のリメイク版共に中盤のボスとして登場する。
かつては絶世の美女だったが神々の嫉妬によって醜い化け物へと変貌してしまった。
高い機動力を持ち壁や柱を巧みに動く。弓矢を巧みに使い獲物を追い詰め、原作通りの石化能力で敵を殺す。
ちなみに「下半身が蛇の胴体」「顔が悪魔的」といったメデューサの造形は、この映画(1981年版)がオリジナルである。造形作者は日本の特撮にも多大な影響を与えた特撮映画の巨匠レイ・ハリーハウゼン。
関連タグ
メドゥーサ 石化 ソウルイーター ファントム(仮面ライダーウィザード) 悪魔城ドラキュラ 光神話・パルテナの鏡 新・光神話パルテナの鏡
マリー(カゲロウプロジェクト)・・・カゲロウプロジェクトの登場キャラ。人間とメデューサのクォーター