概要
CV:斎藤千和
- 西東京代表の白糸台高校の選手。高校100…1年生にして団体戦の大将を務める。後述のとおり頭が悪いことを除けば、本作にしては珍しいごく普通の女子高生。
- 派手な金髪ロングのアホの子。使っているシャンプーはサロンS・I・Dのオリジナル。永水女子の神代小蒔の「二度寝」の際、その変化に気付いた人物の一人。
キャラクター
- 初登場は本編第7巻、西東京大会の決勝戦、大将戦にて。春季大会までは大将の座はエース宮永照が務めていたが、1年生にしてその座を任せられたという事から、当初からニュータイプと噂されていた。
- が、いざ口を開くと大言壮語ばかり叩いて小物臭を醸し、着々と負けフラグを築く。
- 結果的に白糸台のAブロックからは高鴨穏乃が1位通過し、Bブロック準決勝も咲の他に1年大将が来る可能性が高く、決勝卓の1年大将対決に立直がかかる。
※咲は嶺上の花・衣は海底の月が何かとフィーチャーされている。
高校100年生
- 阿知賀編での彼女の初台詞は先鋒戦を終えた照への「おかえりテルー」だった。96200点を得点した3年生をまさかの呼び捨て。敬語も混じっているが、会話はほぼタメ口。しかも菫がいないのを良いことに(?)照のほっぺたに頭を押し付けたりとベタベタしまくり。
- 菫の「シャープシューター」としての癖を探すのにあまり協力的でなく、「クセ見つからないね」と言われ「まったくもって!」と答えたり、自分の実力を「高校100年生だよ」と評しているアホの子ぶり。「バカなのか?」by弘世菫
- 副将の亦野誠子が点数を大幅に削られても「倍満くらいくれてやる」「「数え(役満)」くらいくれてやる」と小物台詞を吐いてフラグビンビン。案の定、穏乃の噛ませに終わった。
能力
絶対安全圏
- 彼女の能力の一つは、対戦者の配牌を悪化させて、他家を5~6向聴にするもの。
- この能力を破るには新道寺白水哩・鶴田姫子ペアの「リザベーション」や渋谷尭深の「収穫の時期(ハーベストタイム)」の様な『配牌をコントロール出来る』系統の能力か、臼沢塞の根本的に能力を『塞ぐ』様な能力しかないと思われる。菫の話からすると、照ですらこの能力からは逃れられない様である。
- 阿知賀編ポータブルではこの能力は常時発動しており、配牌で刻子もしくは槓子が含まれやすい咲も配牌時に刻子すら出るのが厳しくなっている。
- …と思ったら、姫子に簡単に突破された。
ダブルリーチ
- そしてもう一つの能力はこのダブルリーチである。言うまでもなく和了系能力であり
- 彼女がダブルリーチをした後にカンをして和了するとカン裏が全て乗る。
- 宮永照によるとこれを破れるのは全国に10人ぐらいしか居ないとのこと。
- また何故かは不明だがダブリーモードに入ってからツモ上がりを全くしていない。
- 槓をするという点では、宮永咲の能力と共通点があるが…?
- ちなみに阿知賀編ポータブルでは自分が2位以下の時に絶対安全圏と同時に発動する。
- この能力は穏乃に封じられた。
このように多彩な能力を併せ持つ彼女だが、いざ能力者同士の対決になると支配力で押し負けてしまう器用貧乏ともいえる。
天照大神
余談だが、咲-Saki-には天照大神の名を持つキャラクターが登場する。
- 天江衣
- 宮永照
- 大星淡
- 神代小蒔
^衣・照・小蒔は「牌に愛された子」と呼ばれており、相応の実力を兼ね備えている。憶測の域を出ないが、当初は淡をラスボスに仕立てる筈だった面影が残る。