概要
体高はオス40cm前後、メス40cm前後の少し大きめな犬である。
犬種名はブル(去勢していない雄牛)と闘争させる競技(ブルベイティング)に使われた事に由来する。
ブルベイティングは13世紀にイギリスの貴族が始めたのがきっかけで全国に広がり、19世紀に至るまで庶民の娯楽として人気があり、スポーツとみなされる程で熱狂的なファンに支えられていた。
ブルベイティングは杭につながれた雄牛に対し、数頭の犬を放す方法で行われたが、最初に牛の鼻に噛み付き、牛を倒した犬の持ち主には高額の賞金が支払われたと言う。
- 「ブルドッグ」『ワールドドック図鑑』より引用
ブルドッグが誕生するまで
口吻を短くし、鼻が口先から後退して上を向いている事で、牛に噛み付いた時に呼吸が楽にできた。
下顎を発達させる事により、噛み付く力を増強した。
短足で体高を低くする事により、牛の角による反撃の際にすくわれないようになった。
牛の角によるダメージを小さくするために皮膚がたるんでいる事を良しとし、断耳もされていた。
首を短くし、重心を前躯に置く事により、噛み付いた牛に振り回された時の遠心力を小さくした。
もちろん体重が重い方が闘いに有利であり、当時のブルドッグは60kg近くに達していた。
このようにいろんな風に改良してブルドッグが誕生した。
飛行機には乗れない。
その暑さに弱い性質のため日本航空は2007年7月にブルドッグ及びフレンチブルドッグの、航空機への積み込みを断る決定をしている。
犬や猫などは貨物室に乗せて輸送することができるが、専用輸送かごの滑走路上などでの待機時に、場合により高温となり、暑さに弱いブルドッグが衰弱するためである。なお、全日空は2007年5月から国際線の貨物便に限って、ブルドッグの受け入れを中止している。
- 「ブルドッグ」『ウィキペディア』より引用
また、頭が大きい犬種のため難産になりやすく、素人繁殖厳禁といわれる品種の筆頭クラスである。
チャームポイント・性格
体毛は短く、毛色は茶・白など。顔の下半分がしゃくれて上を向いた特異な外見だが、性質は温順。
ブルドッグに関する商品・会社・作品など
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