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禁止級の編集履歴

2022-03-23 04:56:02 バージョン

禁止級

きんしきゅう

禁止級とは、伝説のポケモンの内の通称の一つである。

概要

ポケモンの中でステータスをはじめとする性能の高さからバトル施設や公式大会で「特別なポケモン」と称して使用制限がかけられる(使用が禁止される)伝説のポケモンのこと。

元々は「禁止級伝説」と呼ばれていたのが縮まった言い方である。

ただしこの呼称はポケモン勝負を行う人達から見た通称であり、ゲーム内での扱いは準伝説と同等になっている(あくまで作中の中心か脇役かの違いしかない)ことに注意されたい。


主な特徴として、

  • 金・銀』以降はゲームのパッケージを飾っており、『ルビー・サファイア』以降は必ずシナリオにも絡んでくる。
  • 大半の合計種族値が600を超えている。特に非マイナーチェンジ版のパッケージを飾るポケモンは種族値合計が670以上と高水準。
  • 『ルビー・サファイア』以降は新作のパッケージを飾る対となる2匹に加え、それを支配・制圧または対立する立場にある1匹の計3匹が登場する。最後の1匹は新作のマイナーチェンジ版のパッケージを飾るのがお約束。
  • バトルフロンティアバトルサブウェイなどのバトル施設では使えない。
  • フリー以外のランダムバトル・公式大会では原則使用禁止になっている("禁止級"の由来)。一部大会・ルール(詳しくは後述)でのみ解禁されるが、その場合でもパーティに入れられる数が決まっていることが殆ど。
  • 見た目は巨体で重量級なポケモンが多い。怪獣のような見た目のポケモンが多くを占める(最近では例外も多いが)。

がある。


特に第3世代はルビー・サファイア以降はシナリオで一回以上は交戦する必要があり、第4世代のプラチナとHGSSでは倒しても殿堂入りすると復活する仕様になっていた。

しかし『ブラック・ホワイト』以降は必ずシナリオで捕獲しなければ以後のイベントが解除されず先に進めないことが多いため、先に進みたいが高個体値を追い求めなければ気が済まないジレンマに悩まされるポケモン廃人の大きな妨げにもなってしまっている。

――が、続編やリメイク作でシンボル化していたり、あるいは複数匹入手できる場面も用意されたため、とくに出会った場所などに拘りがないならばそちらを経由した方が楽かもしれない。

第7世代からはすごいとっくん、第8世代ではミントによる要素が追加されており、幾分か厳選はし易くなった。


なお、ミュウジラーチといった幻のポケモンもレーティング(ランク)バトルや公式大会では使用制限がかけられるポケモンであるが、これらは通常プレイでの入手そのものが基本的に不可のため、所謂「禁止級」と「幻のポケモン」とを合わせて特別なポケモンというカテゴリーになっている。

つまるところ禁止級は「特別なポケモン - 幻のポケモン」であると言える。

レジギガスも合計種族値はかなり高い数値(670)であるが特性スロースタートによるハンデがかけられた上で準伝説となっている。


第7世代までは、パッケージを飾る禁止級ポケモンはいずれも合計種族値が670以上という特徴があった。

第8世代では合計種族値が500しかないバドレックスがパッケージを飾ったが、愛馬乗った姿へと変わることで種族値670以上を達成するためギリギリ条件は満たしていると言えるか。

(なお、パッケージは飾っていないがミュウツームゲンダイナも合計種族値は670以上である)


また、第8世代ではバトルタワーでも制限なく使用可能になった「バトルタワールール」が新設されている。


禁止級が公式大会やランダムバトルに参加できるケースは過去何度かあり、第1陣を切ったのが第4世代だった。

当時はパーティに2体まで使用可能で、以降第7世代までこの形式が採用されたことから、禁止級が2体まで参加可能なルールは「GSルール」と俗称される。

ポケモン剣盾』ではシリーズごとにランクバトルに参加できるポケモンが異なっており、「シリーズ8」にて遂に参加が解禁された。

こちらは公式大会の「ポケモン竜王戦2020」と同じルールが採用されており、従来と異なり1体までという制限となっている。

また「シリーズ10」では前述の竜王戦ルールに加えてダイマックスが禁止、「シリーズ12」ではGSルール準拠となっている。



禁止級と呼ばれるポケモン一覧

第1世代

ミュウツー


第2世代

伝説の戦い

夕暮れの鳥 Seabird in dusk

鳳凰


第3世代

超古代ポケモン

legend!

はじまりのうみ

グラードン

訪問者


第4世代

シンオウ三龍

大神竜バトル シンオウ銀河伝説

トキノカミ

空間超獣 パルキア

即興詰め合わせやぶれたせかいで


第5世代

イッシュ三龍

境界

レシラム

ゼクロム


第6世代

カロス伝説

X

ダークオーラ

⧹見てるよ!⧸


第7世代

ガレアラ

新伝説の戰

星の子達ソルガレオLunala

Necrozma


第8世代

剣盾姉弟

剣盾

劍

護る者

ムゲンダイナ

バドレックス


前述の通り第4世代『Pt』以降、倒してもゲットするまで復活し続けるようになっている。

『DP』については倒しても復活しないが、実は逃げてもシナリオが進むようになっているので安心されたい。

一方で『RS』は倒しても逃げても復活しないのでその場で厳選するしかない。


定義が曖昧なポケモン

第5世代までは幻のポケモンだったが、ORAS』にて通常プレイでも入手が可能&全国図鑑の完成に必須となった。

ただし、第7世代以降では全国図鑑廃止&通常入手できない&GTSの除外対象に復帰しているため、この作品限りの措置とも考えられ、禁止級に格下げしていいのか議論が上がっている。


フリー以外のランダムバトル・公式大会では使えないという禁止級の定義を満たしてはいるが、そもそもの入手方法が育て屋に預けたマナフィメタモンから生まれたタマゴを孵すという非常に特殊なもののため微妙な位置にいる。

通常、禁止級は正規方法の場合1ロムに対し自分の親IDの個体が入手できるのは1匹だけであるが、このポケモンはマナフィとメタモンさえいれば親IDが同じ個体を何匹でも入手できるというのも定義を曖昧にしている原因だといえる(逆にマナフィを1匹も持っていない場合はポケモン牧場などを使わない限り1匹も入手できない)。


この他にもVC版『クリスタルバージョン』のセレビィ剣盾のDLC『冠の雪原』のケルディオ、『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』のミュウジラーチLEGENDSアルセウスシェイミダークライなど、最近では例外がどんどんと増えてきており、「通常入手可能な幻のポケモン」とするか、「禁止級扱い」とするかで意見が分かれている。

なお、ルギアホウオウも第3世代での互換切りの影響で、正規のプレーで入手できなくなった時期があり、一時的とはいえ幻のポケモン扱いされていた。


姿を変える禁止級ポケモン

一部の禁止級ポケモンはフォルムチェンジ等の手段で異なる姿に変化することができる。

この手のフォルムチェンジの走りは『プラチナ』で新形態「オリジンフォルム」が追加されたギラティナ。

それ以降、第三のポジションに当たるポケモンには他の2匹とは毛色が違ったり、または2匹を圧倒する力を持ったりしている(という設定の)形態が与えられることが常態化している。

なお、ミュウツーや超古代ポケモンのメガシンカゲンシカイキは初登場の数世代後の作品で新たに与えられた強化形態であり、ギラティナらのフォルムチェンジとは少し毛色が異なる。


ポケモン名名前がある姿
ミュウツーメガミュウツーXメガミュウツーY
カイオーガゲンシカイオーガ
グラードンゲンシグラードン
レックウザメガレックウザ
ディアルガ・パルキアオリジンフォルム
ギラティナアナザーフォルム/オリジンフォルム
キュレムブラックキュレムホワイトキュレム
ジガルデジガルデ・コアジガルデ・セル10%フォルム/50%フォルム/パーフェクトフォルム
ネクロズマたそがれのたてがみあかつきのつばさウルトラネクロズマ
ザシアンれきせんのゆうしゃ/けんのおう
ザマゼンタれきせんのゆうしゃ/たてのおう
ムゲンダイナムゲンダイマックス
バドレックスはくばじょうのすがたこくばじょうのすがた

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ポケモン 伝説ポケモン 準伝説 幻のポケモン 第3伝説

マボロシのばしょ 超古代ポケモン シンオウ三龍 イッシュ三龍 剣盾姉弟

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