概要
???(首都高バトル)とは、首都高バトルシリーズに登場するラスボス。読みは【アンノウン】。
ナンバリングにおいては、ほぼ全シリーズでラスボスを務めている(なお、1作品のみ例外あり)。
本名はおろか、年齢も職業も不明。
一貫して、フェアレディZ・S30型に搭乗している(こちらも1作品のみ例外あり)。
登場作品
首都高バトルシリーズ
SFC時代にも、隠しマシンとして登場はしているが、今回は割愛する。
首都高バトル無印
ナンバリングとしては初登場。
作中のボス集団である裏四天王「4-DEVILS」のリーダー格として登場する。
首都高バトル2
「LAST BOSS」として登場。なお、後の作品と違いワンダラー(特定の条件を満たさないと攻略できないライバル)を残していても登場する。
スペックは、643馬力と後の作品と比べれば大人しめ。
しかし、車重はわずか752kgしかない。
また、排気量からみてこの時点でRB26DETTを搭載していることがわかる。
首都高バトル0
ボス集団である「十三鬼将」と「十二覇聖」、加えて「ワンダラー」を全員倒すと現れる。
そして、今作で誰もがこのラスボスの前に心を折られたことだろう。
まず、今作は自他共にシリーズを通してマシンスペックが最もインフレしており、通常ライバルですら1000馬力級のマシンに乗っている者がゴロゴロいる始末。
ラスボスも例に漏れず、R34GT-RのRB26DETTを搭載し、最高出力は1104馬力、車重は722kg、PWRは0.65とゆう、もはや車のような何かと成り果てている。
今作のスピード上限である425km/hにものの数秒で到達し、直線勝負ではライバル専用のカスタムカーでさえ全くと言っていいほど歯が立たない。
首都高バトルPSP
今作では、ワンダラーとして登場している。
マシンは、稲妻の走ったようなステッカーを貼っている。
スカウト条件は、プレイヤーのレベルが50であること。
プロフィールでは、ドライバーの乗り替わりが示唆されるような記述がされている。
首都高バトルX
これまでと同じく、全ライバルを討伐すると現れる。
対戦時は、青紫色のオーラを纏う。
スペックは、最高出力は733馬力で車重は909kg。
そして、排気量は2800ccとRB26ではなく、L28を載せているのがわかる(本家は3134ccだが)。
首都高バトル2025
現状では、登場するかどうかは不明であり、PAでの言及もなされていない。
また、狂おしく身を捩るような速さを見れることを祈ろう。
外伝作品
レーシングバトル C1Grand-Prix
本作のみ、S30ZではなくZ33に乗っている。
マシンカスタムは、フロントの一部にS30Zの顔が侵食しているとゆう常軌を逸したデザインとなっている。
なお、このカスタムカーに対して、日産本社が苦情を入れたという噂もある。
余談
シリーズを通して、すべての作品でラスボスを務めているが、唯一登場していない作品がある。
それは、首都高バトル01。
今作では、悪魔のZの代わりに「不明」とゆう名の半透明のプレイヤーがラスボスとなっている。
理由としては、開発元である元気の方針。
元気はかねてより「自社で湾岸ミッドナイトを製作すること」を悲願としており、隠し車両やパロディとして悪魔のZやブラックバードを登場させていた。
だが、01発売の1年前(2002年)に元気はPS2で「湾岸ミッドナイト」を製作、発売している。
ここで、元気の積年の願いは成就されたのだ。
結果、「本家を作ることができたし、もうパロディとして出す必要はないんじゃないか?」とゆう声が社内で上がった。
しかし、PSPで再登場したことを踏まえると、あくまで
「首都高バトルのキャラクター」として位置付けたと考えられる。