概要
くやしい…!でも…感じちゃう!とは、望まない行為をされているにもかかわらず(くやしい)、体は反応してしまう(感じちゃう)心情を表現した台詞である。
同人サークル「クリムゾンコミックス」系列作品にありそうな表現。現在は使われたことがない説が有力。
体を弄ばれ、快楽に負けるのを必死にこらえているため、発言している本人としては非常にシリアスなシーンと思われる。
元ネタが陵辱モノなので、大半はR-18イラストだが必ずしもその限りではない。
一度見たら印象に残る台詞回しのため、キャプション中にもよく使用されている。
そのため、探す場合はタグ検索とタイトル・キャプション検索の両方をすると良い。
また、表記ゆれが多いので「くやしい でも」、「悔しい でも」等での検索を推奨。
クリムゾン起源説の真偽
今日ではクリムゾン作品を象徴し、2000年代のR-18同人界を代表する表現として認知されている。しかし肝心の作者は「使った覚えがない」のだとか、さらに「ネット上で見るようになってからは使わないように意識していた」とも述べており、このセリフが出典不明だが実際に使われているものとして広まったミームである疑惑が浮上している。
検証
クリムゾン本人のYouTubeチャンネルで2021年に公開された動画にて、表題のセリフが使われた同人誌が本当に存在するのかが検証され、下記の事実が明らかになった。
- 一字一句同じセリフは発見されなかった。
- 最も近いセリフは、2003年発行『極楽鳥』の「悔しいけどめちゃくちゃ感じちゃうよぉ・・・!」。
ただし、作者が所有していない数冊については全くないとは言い切れないとしており、これ以降は本人のみならず有志の調査結果に期待するほかない。
ちなみに2015年にて、過去5年間の作品中で最も多く使われたセリフの集計を行っており、結果は「うそっ…何なのコレ…!」が1位だった。
参考:https://otapol.com/2015/10/post-4440.html