概要
「こえ」は大漠波新が作曲した楽曲である。歌手は「キナコ」で、大漠波新によって製作されたボーカロイド音源。
2025/1/25、youtube上で発表された。
他楽曲、小説とのつながり
本楽曲に登場する「キナコ」は、2025/01/24日に発売された小説「のだ」の主人公のことである。
本楽曲は小説とのつながりがあり、ぜひ１回購入して読んでからこの楽曲をもう１度聞いてほしい。
他楽曲とは「のだ」とつながっている。
歌詞
"意思を決定"
孤独に感じた
あの日の出来事が
フラッシュバックして
今日も私は寄り道をせず帰る
石を蹴って遠くに行きたいな
あの子の一言が
こうも何かを有耶無耶にし
袖を引っ張られてるみたいで
ただ
仲良くなりたかった
褒めてほしかった
声を今、届けたくて
届けられるように乗り越えたい
イヤホン越し、鳴るチャイム
誰かの言葉が聞きたかった
そして、この声を聞いてほしい
不甲斐のない冷えた感情を
燃やし逃避行のように行使して
被害者意識など吐いて捨てるだけ
肺に溶けて出すエンドルフィン
本当の私って何なんだ？とかを
何度だってすぐループして
答えをこうやって探してるのだろう？
声を今、届けさせて
届けに行くから受け取ってほしい
ヘッドホン越し、流れてる
声はあの頃と同じままで
少し強くなるこの心と
本当の姿で胸を張って
全てありのまま伝えるため
こんな「」の声を
聴いてほしい
カラオケなどで歌う際の注意点
”こんな「」の声を”の「」はおそらく自分の一人称が入ると思われる。
また、音程的には初音ミクと同じ高さと思われる。
ここから先、少しだけネタバレ注意
この先、一部小説のネタバレを含む恐れがあります
できるだけ試し読みができる範囲で絞っていますが、もしかしたらネタバレがあるかもしれません。ご了承の上スクロールをお願いします。
小説に関しては、別途書かれた記事をお読みください
ずんだもんとキナコの関係性
作中で「ずんだもん」が２回（起部と転部）出てきており、その場面を境目にキナコの心情と行動が変わっているため、かなり深い関係性がある。
今回の楽曲も転部にて語られていることが元になっている(ネタバレ防止のためやんわり表現)
