概要
桜真咲が単独で主宰しているサークル。コミケはもちろん、コミティア、COMICCITY、COMIC1など皆勤賞を取るほど多種多数のイベントに参加しまくっている。
自分の体験談をもとに作られた同人誌を出しており、その一つである『サクラのアトリエ』では化粧品の開発といった内容となっている。
しかし、社長の愛人が五千万持ち逃げしたせいで勤めた会社が倒産する、ある理由で作者が金タマを捻挫する、体調を壊した父親が透析から逃げる、孤独死した叔父の喪主をした……等、「事実は小説より奇なり」を体現したかの様な出来事に見舞われてしまった。
勿論これらも同人誌として売り出した……のはいいが、件の『金タマを捻挫した話』は作者が頭を抱えるほどの盛り上がりを見せていた。
まず、この本の第二版が国会図書館に納本される(参照)、冬コミで漫画家島本和彦がさくら研究室のサークルに来訪、それによって儲かったせいで税務署から手紙が届く(勿論これもシリーズ化する程の同人誌となった)、台湾コミケで出したら現地の人に大ウケ、日本テレビのドラマで数秒ながらも出ていた、といった出来事に見舞われた。
他にも、同人作家の宿命か作業に追われる様子を描かれている。
余談であるが、国会図書館に一度納本されると原則廃棄は不可能となり、著作権やプライバシー侵害、差別的な表現に抵触するといった事情であっても上から紙を張って見えなくする事しかできない。つまり、未来永劫に残る事を意味する。
同人誌リスト
- 『サクラのアトリエ』
- 『金タマを捻挫した話』
- 『税務署が来た話』
- 『孤独死した叔父さんの喪主をした話。』