概要
山吹高校の真ん前に立つ古くて小さな本屋さん「ひまわり書房」の現店主。9巻時点で24歳。
黒髪のロングでメガネをかけたクールな女性。本名は不明。滅多に呼ばれないからか、実の兄に本名で呼ばれてもスルーしてしまうことも。
プロフィール
人物
当初はぶっきらぼうで、まつりにもそっけない態度を取っていたが回を重ねるごとに態度が軟化している。話し言葉は一人称が「私」である以外殆ど男言葉といっていいレベル。
あまり表情が変わらないが、可愛い猫を眼の前にしたり、面と向かって告白されたりすると頬を赤らめることも。
山吹高校の生徒で、今では常連の一人であるまつりからは度々ラブコールを受けている。
猫派であり、本の商店街にあるあやめの店へ猫の写真集を買いに行ったり、猫カフェに赴いたりもする。
ドラマCDでは、店の近くに現れた猫を一目見ようと近づくが…?
実は虫が苦手で、驚きのあまり悲鳴をあげることもしばしば。前述の本の商店街で虫の写真集を買い、なんとか克服しようとしている。
また、店内で泣かれた経験から、小学生くらいの子供が苦手という一面も。
実兄は作家の黒井里薫。あまりいい仲ではなかったが、現在は打ち解けている。
経歴
兄と山吹高校の卒業生。幼少期に母が家を出て以来、心境の変化から寡黙な性格になってしまっていた。
高校の頃、先代ひまわりさんから「ひまわり書房」で働くことを打診されたのがきっかけで本に触れるようになる。
最初は埃っぽい店の掃除から始まり、徐々に接客も任されるようになった矢先、転機が訪れる。
先代ひまわりさんがこの世を去ったのだ。あまりのショックに打ちひしがれていた彼女だったが、「この店がなくなるのは嫌」と一念発起し、先代の残した人脈を頼りに、「ひまわりさん」になることを決意するのだった。