概要
獄卒から逃げるマキが彷徨う廃校に住む動く人体模型。
乱暴者で、理科室に閉じ込められている。
斬島が理科室に戻ってくると、理科室の主が破壊されており、調べると奥の部屋から出てきて、戦闘となる。
コミカライズ版では、感情が昂ったマキの念動力により閉じ込められていた部屋の鍵が壊れ、外に出てきてしまう。
その際に、マキに硫酸をかけようとするがマキが悲鳴をあげたと同時に再び念動力が発動し、逆にみきお自身が硫酸を浴び、一部が溶けてしまった。
その後、保健室の収集癖や獄卒たちに襲いかかるも返り討ちにされる。
負傷のまま、理科室へ戻ろうとする帰路でマキと再び出くわすが、先述したことをまだ根に持っていると思い込んだマキによって、バラバラに壊されてしまう。
実は、同じく廃校に住むはなに片思いをしており、
コミカライズ版で収集癖に襲いかかったのも、収集癖が盗っていったはなのリボンを取り返そうとしていたからであった。
負傷しても、マキにバラバラに壊されても、取り返したリボンを決して離そうとはしなかった。
薄れゆく意識の中でも彼は最後まではなのことを想っていた。
物語の終盤で綺麗に治った姿ではなたちの前に現れ、はなに「リボン ありがとう」と言われて照れていた。
また、彼の目標は『理科室の主を倒すこと』。
怪談たちの中で、『理科室の主』というのはすごい怪談であるらしく、彼が理科室の主を倒して新しい理科室の主になれば、はなが振り向いてくれるかもしれないと考えているらしい。
だが、おまけ漫画ではそんな倒すべき相手である理科室の主に恋の悩みを相談している様子。
ちなみに理科室の黒板にはみきおとはなの相合傘が描いてあった。
このようにコミカライズ版では、恐ろしいながらも恋に一途な少年らしい様子が描かれている。