「甘えてよ!」
「俺も……ありがとう」
概要
『バクテン!!』の登場人物美里良夜×双葉翔太郎の腐向けカップリングタグ。
私立蒼秀館高等学校(通称アオ高)男子新体操部のエース×初心者の一年生コンビ。
主人公(翔太郎)と、その相棒的立ち位置(美里)キャラということもあり、公式でもセットになっていることが多い。
クラスは翔太郎がC組で、美里がB組と別々ではあるが、コミック版のオマケ漫画やボイスドラマなどでは昼食を共にするなど一緒に過ごす様子が描かれている。8話以降、寮も同室。
二人とも嘘が苦手(らしい)。
本編での二人(以下ネタバレも含みますので注意)*
中学三年の8月(小説版では5月)に、男子新体操県大会会場の客席にて翔太郎が美里の隣に座ったことが二人の始まりである。
以降、美里は何かと翔太郎のことを気にかけ、しつこいくらいにチラチラ様子をうかがい、不器用ながらも翔太郎を導いていくようになる。
翔太郎の方は、一緒に入った新入部員が中学時代もエースだったことを知り、最初こそしんどいなと思ったりもしたようだが、何も言わずに翔太郎の為にバクテンした美里の姿を目にすると、すぐその優しさに気づき美里に対して尊敬と憧れを抱く。
以降しつこいくらいにその名を呼ぶほど美里を慕うようになっている。
(小説版では始めから「目つきは鋭くて、一見冷たい感じもするけれど、どこか優しい感じもする」と美里の不器用な優しさをなんとなく感じ取っている節がある)
当初美里は翔太郎のことを「双葉」と呼んでいたが、9話にて翔太郎から自分たちをもっと頼るように言われてからは「翔太郎」と呼ぶようになった。
対する翔太郎は一貫して「美里君」呼びではあるが、本編中ことあるごとに美里の名前を呼ぶ(出す)ため、呼び方からイメージされるような距離は感じさせない。
映画での二人*
より距離が深まった結果か、TVアニメ物語序盤は不愛想だった美里の表情が映画では年相応に豊かになっている。
二人っきりでバルコニーで相談しあうし、喧嘩もするし、同じ味のアイス食べてるし、同じ飲み物も飲んでる。
余談*
物語上、美里の両親がいないことを知っているのは顧問である志田をのぞいて翔太郎のみである。
(が、映画のとあるシーンで他のメンバーが疑問を感じている様子はなかったので、もしかしたら知っている可能性はある)
114ペアルック事変*
2022年11月4日の出来事である。
二日前に更新された岩沼市公式HPのロケーションジャパン大賞にノミネートされた旨を伝える記事内。
そこにある新規ビジュアルにて、笑顔でピースをする翔太郎の着ている服が、岩沼市コラボビジュアルで美里が着ていた服とそっくりだった為、ペアルックでは!?と界隈が衝撃を受けた。
また、心なしか翔太郎の着こなしがだぼついていたことから「匂わせ…!?」「彼服…!?」と大いにざわつくこととなった。
ちなみに二人の身長は5㎝差(美里172㎝・翔太郎167㎝)である。