概要
中盤で名探偵さんまの事務所に留守電メッセージを録音し、さんまに事件から手を引くよう忠告する謎の人物。
物語が進むにつれて殺人事件の当日に紛失したダイヤモンド『アフリカの星』を狙っていることと、被害者であるぶんちんが気にしていたことが判明し、物語上かなりの重要人物である事が窺える。
※ 以降の記述には『さんまの名探偵』のネタバレが含まれます。 ※
正体
正体はのりおで、『クラブポピー』を本拠地としている。
事件の当日に、手下のシローに命じて『アフリカの星』を盗ませようとしたが失敗に終わった。
『アフリカの星』を狙ったのは、恐らく本来それが自分の所有物になるはずだったのを横取りされ、取り返すのが目的だったと思われる。さらに『アフリカの星』と共に古代の謎を解く鍵となる『ピューマ』を所有している。
ぶんちんのパソコンのフロッピーディスクに記録されていたデータの内容において、ぶんちんが『やみのていおう』の存在を言及していたのは、恐らく『クラブポピー』にて宝石商のチャタから『やみのていおう』の使いと間違われた為と思われる。(チャタ本人はぶんちんの事を全く知らず、以前『やみのていおう』の使いと『クラブポピー』で会ったと語っている)。
『真犯人』の正体や『真犯人』がチャタと結託して『アフリカの星』を密輸していた事を知っており、チャタから『真犯人』が密輸をしていることを聞かされたぶんちんの事を気にかけていたらしく、事件当日の日に彼が『真犯人』の元に行くことを見届けていた。
しかし結局はぶんちんを死なせてしまった事を悔やんでいるらしく、さんまが事件を捜査することを知ると、彼を危険なことに巻き込まない為に場合によっては拉致を指示したりしていた。
さんまと主人公を拉致した後、ピューマの謎を解くかさもなくばアフリカの星を渡すよう命じてくる。
最終的にさんまの覚悟を認め、事件の日にぶんちんが『真犯人』の元へ行った事を教え、密輸の契約書を渡した。
ちなみに、ピューマの謎を解くと宝が隠されたバラベ島の地図が出現する。宝を手に入れる為に一緒にバラベ島に来るよう誘ってくるが、誘いを受けると島にたどり着いた後宝は既に何者かに奪われた事が判明する上に船が難破して日本に帰れなくなりバッドエンドになる。