1992年から1994年にかけて『コミックジャスティス』(富士美出版)および『コミックゲーメスト』(新声社)にて連載された。単行本は全1巻。
主人公の女の子を5歳区切りで1話づつ(厳密に1話ごとに5年ではない)描き、全10話で完結の物語。
登場人物
杢子
本名:斉藤杢子。母や叔母の鎮香には「もっこ」と呼ばれている。お魚と話が出来、鎮香といる時は
水の中の人たちが視える。
鎮香(しずか)
本名:中野鎮香、のち結婚して牛島鎮香。杢子の母親の妹であり、杢子といると時折水の中の世界
に行くことが出来る。
おじいちゃん
水の中の世界にいて、杢子が話をすることができる人物。設定について詳しい事は書かれていないが、
著者の初期作品から現在の作品に至るまでの「お年寄り」の描き方に沿って描かれている。
杢子の母
杢子の母。
牛島
本名:牛島萬右衛門。鎮香の美大時代の同級生で仲が良く、卒業後鎮香と組んで絵の仕事をし、
のち鎮香と結婚。