美味しく何でもいただきます。
そう、何でも…
概要
「合体コロコロコミック 2023年7月号」内の企画「ミラコログランプリ春」に掲載された作品。
ミラコロの作品としては初めての完全なる女性主人公の作品。
(それ以前に発売された別冊コロコロ2023年2月号の「ミラコログランプリ冬」に、クリストファー・アイゼンフィールド先生の「おっさん伝説おじプリティ」という一応事実上初の女性主人公の作品が掲載されたが、その作品では少女がおっさんに変身している。立ち絵も変身後のみ。)
ミラコロ春の結果としては現在月刊コロコロで連載中の「担忍のシノブ先生」がグランプリ、ミラコロ常連のおごしゆう先生の「ジャイワン」が準グランプリになった。それ以前に菊妻先生はミラコロ冬(2022)の準グランプリである「フツーな僕とフツーじゃない未来の件。」を翌月の2023年8月号に掲載しており、その後2024年4月号にも「異世界ぼうけんしゃ、ぼうでたたかう」を掲載したこともあり、連載のチャンスは無くなったと長い間思われていたが、なんと2024年6月に週刊コロコロコミックで連載化。元々は短期集中連載だったが、10月4日(週刊コロコロのリニューアルと同日)に正式連載が開始された。
登場人物
亜久式(アクジキ)
「亜久式といいますの。好きなのは食べること。嫌いなのは食べられないこと。」
本作の主人公で、公式曰く「食いしん坊でかわいい女の子」。
その名前の通りどんなものでも食べることができる。その食べっぷりは凄まじく、何十人前ものハンバーガー、ポテト、チキンを一瞬で平らげるほど。
月善キュージ
「しょうがないだろ!!だってオバケ食べるとか、フツーじゃない…。」
アクジキさんに妙に気に入られた男の子。
コンビニで買えるご飯とお菓子を使ったアレンジ料理を作っている。
オバケを引き寄せる体質らしい。
日斗立キリ子
「オマエは自ら、最後のチャンスをつぶしたわ…!」
「日斗立流十八代目化物斬り」の少女。
バケモノの殺し屋として活動している。
バケモノを断つたびにその気を食らう妖刀「断食丸」を使い戦う。
あと、アレがでかい。
ヤツフサ
「相変わらず美味しそうに食べて。あんなのなにがいいのかしらァ?」
アクジキさんの近くに度々現れる、ギザっ歯キツネ耳の少女。
アクジキさんと同様にバケモノを食べることができるが、食べた後に「不美味(まっずゥ)。」と言っている。
アクジキさんに因縁があるようだが…?