概要
ゲーム『Minecraft』に登場する構造物。Ver 1.17にて追加された。
「オーバーワールド」と呼ばれる基本的な世界(ディメンション)にて出現する。
同じくVer 1.17から新しく追加されたブロックである「アメジスト」ブロック及びその関連アイテム、方解石、滑らかな玄武岩の主に3種で構成されている。
構造としては、内側にアメジスト関連ブロック、その一つ外側に方解石、そのさらに一つ外側に滑らかな玄武岩がそれぞれ球体状に囲うように構成される。
特に、アメジスト関連のアイテムを入手できる唯一の場所でもある。
方解石や滑らかな玄武岩については他に入手手段があるものの、手軽さで言えば発見したアメジストジオードから採掘するのが手っ取り早い。
必ず地下の部分に生成される構造物であり、具体的にはY=-58からY=30の間の位置に生成される。
そのため、同じく地下内に生成される「廃坑」や「繁茂した洞窟」といった場所に干渉していることがあり、メイン画像のイラストに近い光景が見られることもある。
ブロックやアイテムの詳細
岩石(Minecraft)の記事も参照。
アメジスト
アメジストブロック、芽生えたアメジスト、アメジストの芽、アメジストの塊、アメジストの欠片の総称。
前述の通り、これらのアイテムはアメジストジオードからしか自然生成されない。
アメジストブロックはアメジストジオードの一番内側の層をメインで構成するブロックで、踏んだり歩いたりした時に独特な音を鳴らす。見た目が綺麗なのもあり、単体でも装飾ブロックとして使える。
芽生えたアメジストは、アメジストの塊の成長させることができるブロック。
ここから生成されるアメジストの芽は、小・中・大からなる大きさを経た後にアメジストの塊へと成長する。成長したアメジストの塊は、破壊することでアメジストの欠片を採取することができ、それを使用して遮光ガラスなどのブロックやアイテムをクラフトすることができる。
芽生えたアメジストはシルクタッチのエンチャントを用いても回収することが不可能なブロックの一つである。そのためアメジストの欠片を入手するには、必ずアメジストジオード内で回収を行う必要が出てくる。
また、アメジストの芽は小・中・大のいずれも、シルクタッチが付いたツルハシ以外で破壊しても何もドロップしない。シルクタッチ付きのツルハシで破壊した場合のみ、それぞれの成長段階の芽をそのまま回収が可能になる。
方解石
アメジストジオードの真ん中の層を構成するブロック。アメジストジオードの他には石だらけの山頂バイオームにて自然生成される。
他の石系ブロックよりも比較的柔らかいという特徴があり、ツルハシでの回収が容易な代わりに爆発耐性が低い。
閃緑岩やクォーツブロックなどと同じく白系のブロックの一つでもあるため建築用ブロックとして使えるが、それらとは異なり現状ハーフブロックなどに加工することが不可能。そのため回収のしやすさを除けば建築ブロックとしてはやや使いづらい印象がある。
滑らかな玄武岩
アメジストジオードの一番外側の層を構成するブロック。そのため、地下探索中に自然生成されたこのブロックを見つけたら、その中にアメジストが存在していることになる。
ネザーにて生成される岩石である玄武岩の派生ブロックの一つ。滑らかな石と同じような形で、玄武岩をかまどで精錬することでも入手ができる。
玄武岩自体にも言えるが、こちらも方解石と同じく加工不可能な岩石であるため、建築ブロックとしては使いづらい。
その他
Ver 1.17の時期のタイトル画面には、アメジストジオードの内部の様子が表示されていた。
Minecraftのタイトル画面は、その時期のアップデートのメインとなるバイオームや構造物が表示される仕様となっており、その一環としてVer 1.17ではアメジストジオードが選ばれた。