概要
Minecraft(以下マイクラ)の世界であり、オーバーワールド、バニラ、日本語表記では「この世界」とも呼ばれる。プレイヤーが新しいワールドを創り出す際に作成される唯一の世界である。その他の世界(ネザーとジ・エンド)は、プレイヤーが対応する世界に初めて入るまで作成されない。
本項目ではマインクラフトワールド(=マインクラフトの世界)として解説する。
シード値
マイクラの新しいワールドは、世界生成式の開始点となる整数である、シード値を使用して生成される。世界の種とも呼ばれる。
プレイヤーはシードを指定するか、ゲームでランダムに生成することができる。整数以外の入力が指定された場合、ゲームはそれを対応する整数に変換する。
同じエディション、ゲームバージョン、ワールドタイプが使用されている場合、指定されたシード値は毎回ほぼ正確に同じワールドを生成する。正確なスポーン地点は異なるが、全地形の特徴の座標は同じである。Bedrock、Education、およびNew Nintendo 3DS Editionのシード値でも、同じバージョンとワールドタイプの同一のワールドが生成されるが、これらは他のエディションのシード値によって生成されるワールドとは完全に異なる。
バイオーム
バイオームは、マイクラの世界における地形や植物群、高度、温度、湿度、空の色、植物の色など、様々な自然の要素を決める地域のことである。バイオームは、生成された全ての世界を、森林、ジャングル、砂漠、タイガなどの異なる環境に分けている。
マイクラには、オーバーワールドに68種類、ネザーに5種類、ジ・エンドに5種類、未使用のものが1種類、合計で79種類のバイオームが存在する。バイオームは、草や葉の色に加えて、存在するブロックの種類(例えば、サボテンや樹木などの植物の種類、あるいは砂漠であれば砂で覆われているなど)で識別できる。バイオームはワールドのシード値を使った擬似乱数で生成される。
なお、ここで紹介するバイオームは全てオーバーワールドの物とする。ネザーやジ・エンドのバイオームについては当該記事を参照してほしい。
バイオームは大きく6つのカテゴリに分けられる。
氷雪バイオーム
これらのバイオームでは、どの高さにおいても雪が降る。また、葉や草の色は暗いアクアグリーンで、水の色はほとんど紫となる。
- 雪のツンドラ
大量の雪が積もる平坦なバイオームである。空の下にある水源は全て凍っている。このバイオームではオークやトウヒの木がほとんどなく、仮に見つかっても1本しか生えていないことが多い。ウサギや、まれにシロクマがスポーンする以外では友好的Mobはスポーンしない。また、ストレイがスポーンする数少ないバイオームでもある。バイオームの大きさ、地面を覆う雪と氷、そして動物がほとんどスポーンしないため、ゲームを開始してからしばらくは、他のバイオームと比較して生存が困難となる。このバイオームはイグルーが生成されるバイオームの内の1つである。
雪原の村が生成されることもあり、そこではウシやブタなどの友好的な動物Mobも飼われていることがある。
- 氷樹
まれに生成される雪のツンドラバイオームの亜種で、氷塊からなる巨大な柱や、氷の湖が特徴である。通常、これらの柱の高さは10〜20ブロックだが、高く細いものは高さが50ブロックを超えることもある。このバイオームの全ての草ブロックが雪ブロックに置き換わっている。雪のツンドラ同様、ウサギや、まれにシロクマがスポーンする以外では友好的Mobはスポーンせず、ストレイがスポーンする数少ないバイオームである。
- 雪のタイガ
通常のタイガと同様、一帯にトウヒの木が広がっており比較的平坦である。シダと大きなシダも非常に多く生成されるが、背の高い草も見られる。
オオカミとキツネとウサギが自然にスポーンする数少ないバイオームの1つであり、イグルーが生成されるバイオームの内の1つである。イグルーは木々の間に挟まれて生成されていることもある。
通常のタイガとの違いは高度に関係なく雪が降ること、キツネとウサギの体毛がバイオームに合わさって白いこと、Java版では村が生成されないことあたり。
統合版ではこのバイオームでもタイガの村が生成されることがある。
- 雪のタイガの丘陵
雪に覆われたタイガ丘陵は、通常のタイガ山脈と比較して、山々がはるかに急峻で不安定である。また、通常の亜種とは異なり、イグルーはここでは生成しない。1.17で削除。
- 凍った川
表面が厚い氷に覆われた川。川は2つのバイオームを分割するが、同じバイオームを分割することもある。凍った川は凍った海へと繋がる。サケは凍った川、もしくは夜に出現し、稀に氷の下に出現して溺死することもある。凍った川は冷たいバイオームと暖かいバイオームが隣合わないようにする役割もある。
- 雪の降る砂浜
通常の砂浜と同様に多くの砂があるが、ここの砂は雪に覆われている。また、埋もれた宝が見つかることもある。雪の降る砂浜は氷雪バイオームと海洋バイオームとの境界となっていることが多い。凍った海とつながっていることもある。このバイオームでは草ブロック等が無いため、友好的なMobはスポーンしない。砂浜では唯一スポーンする友好Mobのカメも、ここでは寒すぎるせいでスポーンしない。
- 雪の斜面
Ver 1.18で追加。文字通り雪に覆われた山の斜面で、木は少ない。粉雪ブロックが生成される。
動物はウサギとヤギがスポーンし、山岳バイオームでは唯一イグルーが生成される可能性もある。
- 尖った山頂
Ver 1.18で追加。岩が剥き出しで生成され、全体的に尖った形状が特徴。他の山頂と繋がって山脈のようになる事もある。動物はヤギのみスポーンする。
- 林
Ver 1.18で追加。山と山との間にある峡谷にトウヒの木が生えている。粉雪や雪が積もっている事が多く生存は困難だが、木が多い為木材には困らないだろう。
動物はウサギ、キツネ、オオカミがスポーンする。
- 凍った山頂
Ver 1.18で追加。非常に険しい山の頂上に生成され、雪が積もる他、氷が生成される事もある。尖った山頂と同様、動物はヤギのみスポーンする。
冷帯バイオーム
これらのバイオームでは、通常は雨が降るが、ある一定の高さを超えると雪が降る。葉や草の色は暗いアクアグリーンで、水の色はほとんどが紫や藍色になる。
- 山岳
高地のバイオームで、オークの木とトウヒの木が生えている。山頂はY=130以上に達することもある。このバイオームでは崖、峰、谷、滝、張り出し、浮島、洞窟、その他の構造物があり、素晴らしい景観が広がっている。また、ラマがスポーンする数少ないバイオームの1つである。ある高さを超えると雪が降り、「雪のかかった」頂上を生み出す。死に至りかねない高度にある岩棚など、危険地帯が多くあるため、落下には特に注意が必要である。エメラルド鉱石やシルバーフィッシュが自然に見られるのはこのバイオームのみである。
1.18の洞窟&崖アップデートにより、非常に高度が高く険しい山も生成されるようになった。
- 砂利の山
通常の山岳よりも高くなったもので、その多くは雲の上に達し、頂上は雪に覆われている。主に砂利でできていて、小さな草がある。草が少ないためこのバイオームではオークの木やトウヒの木はとても少ない。海洋バイオームのそばに生成された場合は、海岸が生成される。
- 砂利の山+
砂利の山の標高が更に高いバージョン。主に砂利と石でできており、頂上にトウヒの木が生えていない。大きくて深い谷があり、不毛な景色が広がっている。樹木もいくつかのトウヒの木が孤立してるのみである
- 森のある山
トウヒの木が多く生えた山岳で、山岳に囲まれるように生成される。標高がとても高く、そのほとんどは雪に覆われている。斜面がかなり険しいため拡大は困難で危険である。ただ、木材はあるので生存は他の山岳に比べて容易。
- 草地
Ver 1.18で追加。山の麓や中腹辺りに生成され、花が生成される。平原の村が生成されることがある他、ここに生えている木には必ずハチの巣が生成されているという特徴がある。
気候がJava版と統合版で異なる珍しいバイオームで、Java版では温帯、統合版では冷帯のバイオームとなっている。
- タイガ
トウヒの木が多く生成され、起伏はあまり激しくない。シダや大きなシダが自然に生成されており、オオカミとウサギの群れが見つかる。現在ではキツネやスイートベリー等も生成される。また、村が生成されることがあり、屋根はトウヒの原木が使用されているという特徴がある。
- タイガの山
タイガが山岳状になったもの。タイガの丘陵より大きく、登りづらい。タイガと違い、村は生成されない。
- マツの原生林
タイガの原生林のひとつである珍しいバイオームで、タイガ同様、トウヒの木が多く生成される。しかし、ここのトウヒの木は通常見られない形をしていて、葉が少なく2×2の幹を持ったものが見られる。また、苔むした丸石の塊が点在しており、茶色のキノコが多い。ポドゾルと粗い土が生成される数少ないバイオームでもある。このバイオームでもオオカミとキツネはスポーンし、Java版のみウサギもスポーンする。
降雪が他の山岳バイオームよりもやや高度で、Y=200ぐらいにならないと発生しない。
- トウヒの原生林
マツの原生林と同様に珍しいバイオームで、もうひとつのタイガの原生林である。見た目はマツの原生林とほぼ同じで、どちらも本質的にはタイガのものをスケールアップしたものになっている。
ただし、マツの原生林とは若干違うところもあり、マツの原生林ではトウヒの巨木も幹の先端部にしか葉はついていなかったが、このバイオームではどのトウヒの木も葉が幹をほぼ完全に覆っている。
ここもオオカミやキツネがスポーンする。
- 石の海岸
その名の通り、山岳バイオームと海洋バイオームが隣り合う場合に生成される。周囲の土地の高さに合わせて中くらいの斜面や頂上に雪が積もるほどの大きな崖となることがある。雪の降る砂浜と同様、草ブロックなんてものは存在しないため、友好的なMobはスポーンしない。
統合版ではここでも埋もれた宝が見つかることがある。
温帯バイオーム
これらのバイオームではブロックの高度限界を超えない限り、いくら標高が高くなっても雪が降らず、雨が降る。草の色は基本的に鮮やかなライトグリーン。湿地と覆われた森ではダークグリーン。水は青色。湿地のみ暗い灰色になる。
- 平原
比較的平らで、草の多いバイオーム。幾らか丘陵と樹木も存在する。渓谷や池、村がよく見られる。このバイオームでは洞窟や湖、溶岩湖を見つけやすい。また、友好的なMobがスポーンしやすい。このバイオームと亜種はウマやロバが自然にスポーンする数少ないバイオームである。
- ヒマワリ平原
その名の通りヒマワリが自然に咲いているバイオームであり、このバイオームでしかヒマワリは生成されない。このバイオームにはヒマワリが大量に咲いており、黄色の染料が入手しやすい。統合版ではこのバイオームにも村は生成されるが、Java版では生成されない。
- 森林
オークの木とシラカバの木が多く生成される。時折、丘陵やキノコ、背の高い草も見られる。木材を大量に調達できることから、ゲーム開始時の好ましいバイオームの一つであるといえる。
しかし、木々の多さが夜間の視界の悪さをもたらし、方向を見失ったりMobが出現しやすいことなどから、夜の移動は危険である。
タイガと違いキツネやウサギはスポーンしないが、オオカミはスポーンすることがある。そのため、ヒツジは知らない間にオオカミに殺されていることが多い。
- 花の森
森林のバリエーションの一つで、その名の通り、ほぼすべての花が咲いている。中でも、アリウムはここでしか手に入らない。このため、染料の量産に最適なバイオームである。また、ウサギがスポーンする。
- シラカバの森
シラカバのみが生えている森林。通常の森林と違いオオカミはスポーンしない。
シラカバはオークの木の様に枝分かれが無い為、初心者がマイクラを始めるにはうってつけのバイオームと言える。
- 巨大なシラカバの森
通常よりも高いシラカバの木がある。通常は7ブロックまでだがこのバイオームでは10ブロックを超えるものが生えている。このため、伐採がしづらい代わりにより多くのシラカバの原木が手に入る。
- 薄暗い森
オークとシラカバとダークオークの木で構成されており、ほとんどが葉で覆われている。時折、巨大キノコが生えている。樹木が生い茂っており、葉が太陽光を遮るため、昼でも敵対的Mobがスポーンするほど暗い。1.11からは非常に稀であるが、森の洋館が生成される。
- 薄暗い森の丘陵
薄暗い森が山岳状になったもの。覆われた森よりも光が射すようになり、敵対的Mobはスポーンしにくくなるが起伏は激しく、険しい崖が多く、歩いて移動するのは危険である。ここには森の洋館は生成されない。1.17で削除。
- 湿地帯
このバイオームは、スイレンの葉が浮かんだ、海面と同じ高さの浅い水たまりの中に、平坦な陸地(多くの小島を含む)がまばらに広がっているのが特徴。水底には粘土や土が見られる。
樹木はよく濃い緑色のツタに覆われ、水中に生えている。また、キノコやサトウキビが豊富である。このバイオームではウィッチの小屋が見られる他、夜になると地上でもスライムが自然にスポーンする。
スライムのスポーンは月齢に依存し、特に満月の時は非常に多くスポーンする。このため、夜になると危険になる。例外的に新月のときはスポーンしない。このバイオームの温度は高度の影響を受けず、同じバイオーム内であっても草の色に違いが見られる。
統合版では巨大キノコが生え、水の色は泥が混ざったような濃い灰色になっている。また、水面下に入ると視界も悪くなる。
このバイオームで草ブロックに骨粉を使うと、ヒスイランが生えることがある。これは花の森でも生成されない唯一の花である。また、2021年6月から名称が沼地に変更され、Ver 1.19以降はカエルがスポーンするようになった。
- 湿地帯の丘陵
他バイオームにおける丘陵と同じ。ウィッチの小屋はここには生成されない。1.17で削除。
- ジャングル
珍しいバイオームで、非常に高密度である。31ブロックの高さにまでなる、2×2ブロック分の大きさの幹の、巨大なジャングルの樹木を特徴としていて、ジャングルの木はここにしか生えていない。オークの木もよく見られる。
緑豊かな、かなり起伏の激しい形状をしていて、深い谷に囲われた小さな湖(海面より高い位置のものもある)も見られる。葉が地面を覆っている所もある。これら「潅木」は、1ブロックのジャングルの木を幹とし、オークの葉で覆われている。ツタは多くのブロックの周りに生えていて、洞窟の地面近くでも発見できる。
ヤマネコ、パンダ、オウム、ジャングルの寺院、スイカ、カカオの実はここでしか見られず、スイカはカボチャの如く自生している。
- ジャングル亜種
ジャングルが山岳状になったもので、地面がほとんど見えないほど葉が多い。そのためゲームが重くなる。ジャングルの丘陵とよく似ているが、より不規則的で鋭くなっている。このような地形とジャングルの木自体の高さによって、よく木々が雲の上に達している。密度が非常に高く、地形も不安定なため、特に移動しづらい。
- ジャングルの端
ジャングルと他のバイオームの境目に生成される。スイカとジャングルの木が疎らに生育している。地形は比較的平坦であり、ヤマネコやオウムなどもここに生息する。
1.17からは『まばらなジャングル』に改められた。
- 変異したジャングルの端
最もレアなバイオームである。その生成確率は驚異の1/1042500(0.00009592326%)。ジャングル亜種とジャングルの端の間にできるバイオームであり、ジャングル亜種は多くの場合ジャングルに囲まれて生成される。更に、ジャングル自体レアなバイオームであるため、探してもまず見つからない。更に、このバイオームは長さもしくは幅が100ブロック以下であることが多く、最小のバイオームの一つといえる。わずかに急な丘が見られ、背の高い木はほとんどない。このバイオームでもジャングルのMobは生息し、スイカもよく見られる。
- 竹林
このバイオームの地形は、草ブロックとまだら模様のポドゾルで覆われており、通常のジャングルとは異なり、草は生成されるが地面は覆われていない。さらにジャングルの巨木と、オークの高木、球状のオークの木が生成される。このバイオームの木の密度はジャングルの端に比べてはるかに小さいが、大量の竹がこのバイオームを覆うように生成される。ヤマネコやオウムなどのジャングル限定のMobはここにもスポーンする。 Java版ではパンダはこのバイオームでのみスポーンする。統合版ではパンダは他のジャングルバイオームよりもスポーンしやすくなっている。ジャングルの寺院も生成される。
Ver 1.20以降は竹も原木や板材のように加工できるようになったため、ここのバイオームが見つかれば新要素のひとつを楽しめること間違いないだろう。
- マングローブの沼地
Ver 1.19のワイルドアップデートで追加されたバイオーム。マングローブの木や泥ブロックがあり、カエルがスポーンする。沼地と違って暖かいからか、スポーンするカエルの色が異なる。
- 河川
実際の川のように細長く曲がりくねった形の、水ブロックで構成されたバイオーム。ただし、実際の川と異なり、流れていない。河川は主要バイオームの地形を横切ったり、区切ったりする。片側は海に接続するように形成されるが、同じ地域でループ状になることもあり、ごくまれに輪を形成することがある。草の色は鈍い緑色で、わずかにオークの木が生えていることがある。河川はまた安定した粘土の供給源となる。釣りをするのもいいだろう。
川にはサケやイカ、ドラウンドがスポーンする。
- 砂浜
各種バイオームと海の境目にある、砂で構成される地形。元あったブロックを砂ブロックに置き換えることで、地形にしみ込んでいる。砂の代わりに砂利で構成されていることがある。釣りをするのにいい場所である。友好的なMobはカメのみスポーンする。
- キノコ島
レアバイオームの定番で、表面が菌糸で覆われた平地と丘からなる。ここに草を置くと、ジャングルとはまた違う、非常に明るい緑色になる。多くの場合他のバイオームからは隔離された地に見つけることができ、数百の幅を持っていることが多い。巨大キノコが自然に生えていて、キノコが日光下で育つ唯一のバイオームである。
ムーシュルーム以外のMobは、それが夜間の敵対的Mobであろうと、このバイオームではスポーンしない。これはキノコ島バイオームの地下の洞窟や廃坑などでも同様である。つまり地下の探索は非常に安全なものになっている。このバイオームでプレイヤーにより作られた構造物も同様である。
しかし、廃坑やダンジョンのスポナーによるMobは発生し、地下が繁茂した洞窟だった場合は例外的にその範囲内でモンスターがスポーンする。
他のバイオームから連れて来た動物の繁殖、ゴーレムの作成などは通常通り行える。スポーンエッグでMobを出現させることも可能。村人をここへ連行すれば安全に過ごさせることも出来るが、襲撃イベントは発生するので注意。
地上は菌糸ブロックだが、苗から木を育てることは可能で、他の土や草の上の植物も同様である。ただし、菌糸ブロックに土が隣接していると菌糸が土に伝播しやすく、作物の栽培は難しい。
菌糸ブロックをクワ直接耕すことは出来ないが、シャベルで土の道にしたり、掘って土として再設置してすぐなら耕すことが可能。耕地であれば菌糸の侵食に耐えることが出来る。
かつては菌糸の上にスイカやカボチャは出来ず農業は困難だったが、現在では菌糸ブロックの上に花も置くことが可能で、スイカやカボチャも菌糸ブロックの上に生るため、栽培しやすくなった。
- キノコ島の海岸
キノコ島と海洋の間にできるバイオームで、キノコ島バージョンの砂浜といえる。キノコ島よりも平坦だがキノコ島と同様に菌糸が豊富で巨大キノコが存在する。前例通り・・・と思いきや、キノコ島自体にMobが湧かない為、敵対的Mobがスポーンしない。
- 石だらけの山頂
Ver 1.18で追加。山岳バイオームの一種だが気温は温帯にあたり、山頂まで生成されるのは石系のブロックのみになっている。最高度はVer 1.17以前の最高度であったY=255まで到達することもある。
山の中腹には石炭鉱石や鉄鉱石、エメラルド鉱石が見られ、帯状に方解石が生成される。方解石はここと地下で生成されるアメジストジオード以外で手に入らない貴重な石の一種。
草ブロックがないため、温帯のバイオームでは珍しく友好的なMobが一切スポーンしない。
- サクラの林
Ver 1.20で追加。このバージョンの目玉であるサクラの木が大量に生えている。
山岳地帯で生成されるが、気候は温帯なのでブタやヒツジ、ウサギがスポーンする。
乾燥帯バイオーム
これらのバイオームでは雨も雪も降らないが空は曇る。草の色はメサ以外ではオリーブ色、メサでは茶色がかり、枯れ草のようになる。水は常に明るい緑色になる。
- 砂漠
主に砂丘や枯れ木、サボテンで構成された不毛なバイオーム。砂の下からは砂岩や、時折化石が見つかる。ここに自然にスポーンする友好的Mobは金色のウサギのみであり、それらは砂の色とよく似ている。夜になると、ゾンビの多くがハスクとしてスポーンする。視覚を遮るものがほとんどないため、それらがよく見えるだろう。また、川や海のそばではサトウキビが見つかる。砂漠の村や砂漠の井戸、砂漠の寺院はこのバイオームでのみ発見可能だ。このバイオームはメサバイオームの端に現れることがある。
- 砂漠の湖
通常の砂漠とは異なり、池や水溜りができる。地形はやや粗い。このバイオームでは砂漠の村や井戸、寺院は生成されない。
- サバンナ
比較的平坦な乾燥帯バイオームで草の色は褐色である。ここにはアカシアの木とオークの木が散在し、地面は高い草で覆われている。このバイオームにも村は生成され、建物は主にアカシアを用いたものになる。ラマとウマの両方が自然にスポーンするのはこのバイオームだけである。
- 荒廃したサバンナ
珍しいバイオームで、通常のサバンナが平坦で落ち着いたバイオームであったのに対し、こちらは山岳状になっており、粗い土が存在する。その山々は90度の角度で突き出ており、登るのはほとんど不可能である。その上、頂上部分はとても小さく、ワールドタイプをアンプリファイドにしていなくても雲の上、更には高度限界に達する。ここではよく大規模な水の滝や溶岩の滝が見られる。当然このバイオームには村が生成されない。
- 荒野
レアなバイオームで、テラコッタと色付きテラコッタでできた大きな山が生成される。「メサ」と呼ばれることもある。赤い砂は通常の砂の代わりに生成され、時折サボテンや枯れ木が見られる。
ここではアルマジロがスポーンする。
ここの廃坑は板材とフェンスがダークオークで出来ており、地上で見つかることが多い。また、このバイオームでは高度が32より高い場所でも金鉱石が非常によく見つかる。
テラコッタや金の調達に非常に便利だが、レアなバイオームなため、見つけるのが困難である。一方、非常に多様なバイオームであり、合計6種類のバリエーションを持つ(後述)。
- 侵食された荒野
アメリカのブライスキャニオンに似たバイオームで、レアなバイオームである。色とりどりのテラコッタの塔がそびえたっており、他のメサ同様、地面は赤い砂で覆われている。
- 木の生えた荒野高地
レアなバイオームだが、荒地高原からこのバイオームに入っても気づきにくいかもしれない。この台地の頂上には草ブロックの層と小さなオークの森林がある。草の色は鈍い緑褐色で、まるで乾燥して枯れたような外観になっている。また、荒野としては貴重な木材の供給源である。
- 変異した木の生えた荒野高地
台地の頂上に芝生がありその上にオークの木が生えているが、木の生えた荒地高原と比べて台地部分が小さめで草の数も少なめである。地形は一般的により漂移性であり、変異した木が生えている荒野の高原と比べて古く、侵食されたような景観が広がっている。
- 台地
サバンナと荒野の丘陵化バイオームにあたる。頂上部分は平坦になっており、実際の台地のようになっている。丘は海抜約20から30に達し、メサ台地では山の中から廃坑が見える。
- 変異した台地
珍しいバイオームで、台地の亜種だが、台地に似ていない。
平均的な荒野の高原と比べると変異した木が生えている荒野の高原は多様な地形を備えており、台地は小さめである。そこにはまるで時間の経過とともに風化したような景観が広がっている。
荒廃したサバンナ高原は信じられないほど高い山がそびえたっている。
海洋バイオーム
Y=63まで水で満たされた広大なバイオームで、オーバーワールドに占める面積の割合は25~60%で、ある意味では最も広いバイオームであるとも言える。あまりにも広大な為に生存は困難なので、スポーンしたら早急に他のバイオームを見つけたい。
- 海洋
基本となる海洋バイオーム。コンブや海草、難破船および海底遺跡が生成され、タラ、サケ、イカ、イルカがスポーンし、海底は砂利や砂で覆われる。特にコンブは高く生成され、海面付近までに伸びている場合がある。このコンブはかまどで焼く事で食糧として食べる事ができる。
- 深海
海洋の亜種。それぞれぬるい深海、冷たい深海、凍った深海が存在する。深さは通常の海洋の2倍で、海底には稀に海底神殿が生成される。
- 暖かい海
エメラルドグリーン色の海で、水深が浅く、サンゴ礁やシーピクルスが生成される。熱帯魚やフグがスポーンする。これの亜種である『暖かい深海』は生成されない。
- ぬるい海
薄い青緑色の海。海底は砂で覆われる。ここと暖かい海で生成される海底遺跡は砂岩系ブロックで構成されている。
- 冷たい海
濃い藍色の海。海底が砂利で覆われている。
- 凍った海
濃い青黒色の海。氷で覆われており、雪や氷塊、青氷による氷山が生成される。シロクマやサケの他、ストレイがスポーンする。海中には何も生成されない。
洞窟バイオーム
1.17で追加される事が明らかになった新バイオーム。ただし様々な調整の為に正式実装は1.18にずれ込んだ。
Y=0以下は深層岩と呼ばれるブロックに置き換わっており、Y=8で通常の石ブロックから徐々に変わっていく。洞窟そのものは以前から存在しているが、1.18で実装された物はそれよりも遥かに規模が大きい物となっている。
なおここには現在判明している物を記載する。正式名称が分からない物は仮称で記載する。
- ノイズ洞窟
高度が50ブロックを超える、エリトラで飛行できるほどの非常に広大な空間。直下掘りする際は落下に注意。石柱や溶岩溜まり、帯水層が生成される。
- 帯水層
非常に多くの水が棚田のように層状に溜まった洞窟。ボートで移動できるほどに広く、地表にも生成される事がある。この亜種である『溶岩層』も時々生成される。帯水層ではドラウンドがスポーンすることがある。
- 鍾乳洞
鍾乳石と鍾乳石ブロックから生成される。鍾乳石は基本的に崩落しないが、地面から生えている石筍は通常とは比較にならない大きな落下ダメージを受けるので要注意。鍾乳石クラスターと呼ばれる巨大な鍾乳石が生成される事もあるが、こちらも崩落しない。他の洞窟を浸食する形で生成される事もあり、水中にも生成される事がある。
開発者はこのバイオームのモデルについて「ベトナムのソンドン洞にインスピレーションを受けた」と語っている。
- スパゲッティ洞窟
他の洞窟と比べて狭く曲がりくねった形が特徴。
- ヌードル洞窟
スパゲッティ洞窟よりも更に細長く曲がりくねった形の洞窟。プレイヤーが何とか通れるというほどに狭い。洞窟同士を繋ぐ役割も持っている。
- チーズ洞窟
ノイズ洞窟ほどではないが通常の洞窟よりも広い空間。
- 繁茂した洞窟
苔と苔のカーペット、ドリップリーフ、グロウベリー、胞子の花、ツツジが生成される洞窟。グロウベリーが光を発する為に比較的明るく、またグロウベリーは食べる事もできる。こうした洞窟は他の洞窟を浸食する形で生成される事もある。
グロウベリーは骨粉で実を生らすことも可能なので、簡易の光源設置になれる。
1.19ワイルドアップデートで追加された山岳地帯の地下深くに生成される洞窟。
詳細はリンク先を参照。
その他
- 奈落
バイオームと言われれば微妙…ではあるが記載。
Y=0以下(1.18以降はY=-64以下)の空間。これより下は通常は行けなくなっているが、クリエイティブモードで最下層のブロックを破壊するなどすると行く事ができる。しかし下りても何も無く、加えて一定高度を下回るとダメージを受けて死亡する。Mobの場合、エンダードラゴン以外は消滅する。
この付近では『奈落の霧』と呼ばれる特殊なエフェクトが発生する。設定でON/OFF切り替え可能。
- Infinite World
バイオームというよりはディメンションであるが一応記載。
2020年4月1日にJava版でリリースされた「Snapshot 20w14∞」でエイプリルフールネタで追加された限定ディメンション。そのディメンション数はワールド1個ごとに2147483647個存在しており、実質その組み合わせ数は無限である。
「無限の本棚」というブロックから入手した「無限の本」か、もしくは自身で書き込んだ本をネザーポータルに投げ込む事で無作為に生成されたディメンションに行く事ができる。生成先のディメンションはとにかくカオスな状態となっており、空やブロックの色が変わっていたり未使用Mobのイリュージョナーやジャイアントが普通にスポーンしている。
- スカイディメンション
同じくディメンションであるが記載。
Beta版に実装する予定であったディメンション。地獄をモチーフにしたネザーの対極となる物となる構想だったが実装される事はなく、開発者により復活する事はもうないと発表された。
しかし、後にこれがエンドの地形の大元ともなった。
- ファーランド
バイオームというよりはバグであるが一応記載。
Indev版からBeta版にかけて存在した地形生成のバグで、スポーン地点からおよそ1200万ブロック離れたワールドの端に生成される異常な構造物を指す。この辺りに来ると地形以外にもMobやブロックの描画にバグが発生して正常に読み込みができなくなる。
通常にプレイしていては到達不可能とされていたが、このファーランドに徒歩で到達した猛者がいた(下記の動画より)。
施設・人工建造物
ワールド上には様々な構造物が生成される。寺院や海底遺跡、廃坑、難破船、化石など、かつての文明や巨大生物の存在を匂わせるような物もある。
地上の生成物
- 村
オーバーワールドで時々生成される集落。村人やアイアンゴーレムが住んでおり、また畑もある。家によってはアイテムが入ったチェストがいくつかある。平原、雪原、タイガ、砂漠、サバンナのいずれかに生成され、生成されるバイオームごとにそれぞれ建物の外観や村人の服装が異なる。
何かとアイテムが色々揃っている為、拠点として積極的に活用しよう。
しかし人が多く住んでいるという都合上ゾンビや邪悪な村人による襲撃を受けやすい。
稀に『廃村』という村人がゾンビ化した村も生成される。こちらはドアや松明が設置されずクモの巣が張られているなど、廃墟のようになっている。やっと村を見つけたと思ったら廃村だった事にがっかりしたプレイヤーも多いのでは?
またここに湧く村人ゾンビは距離によるデスポーンが発生せず、弱化のスプラッシュポーションと金のリンゴで蘇生できるので、できるだけ倒さずに連れて帰りたい。
Ver 1.20から砂漠の村ではラクダが1頭スポーンするようになった。
- 砂漠の寺院
砂漠に生成される。砂岩造りのピラミッドのような形をしている。地下には4つの宝物庫があるが、同時にまるで初見殺しのように仕掛けられているTNTトラップはこれまで数多くのプレイヤー達の命を奪ってきた。トラップの作動を封じるには石の感圧板を必ず破壊すること。
Ver 1.20以降は怪しげな砂が生成され、ブラシを使って中を掘り起こすと、壺の欠片を始め様々なアイテムが見つかる。お宝のチェストにも防具装飾用の鍛冶型が追加されるようになった。
- ジャングルの寺院
ジャングルで生成される丸石と苔石造りの建物。内部にはトリップワイヤーフックと糸によるトラップが仕掛けられており、ワイヤーに引っかかるとツタでカモフラージュしているディスペンサーから矢が飛んでくる。奥にはお宝のチェストがある。
反対側にはレバーを使った隠しパズルも置かれており、正しい手順でレバーを動かせば隠されたお宝のチェストが見つかる。
レバーの部分はよく見ると、レッドストーンダストが通っている。また、パズル部分にあるお宝チェストは周囲のブロックを破壊すると、粘着ピストンとレッドストーンリピーター、そしてレバーの操作によるレッドストーン信号の伝達で上手くチェストを隠していることが判る。
Ver 1.20からお宝のチェストに防具装飾用の鍛冶型が追加されるようになった。
- 森の洋館
ダークオークの森に稀に生成される巨大な屋敷。主に3階から成り、内部には様々な内装やヴィンディケーターやエヴォーカーがスポーンする。なお、ここにスポーンするヴィンディケーターやエヴォーカーはデスポーンしない。
Ver 1.90以降は監獄にアレイが捕まっていることがある。また、Ver 1.20以降は内装のお宝チェストから防具装飾用の鍛冶型が見つかることもある。
- ピリジャーの前哨基地
ピリジャーがスポーンする塔。塔の周囲にはテントやアイアンゴーレム、アレイが閉じ込められている檻が生成される事がある。
最上階のチェストはヤギの角笛や防具装飾用の鍛冶型が稀に入っている。
- 沼地の小屋
湿地バイオームに生成される、ウィッチがスポーンする小さな小屋で、中には作業台や大釜が生成される。
ピースフルにするとウィッチのみデスポーンする。統合版のみ大釜にポーションが入っていることがある。
- イグルー
氷雪バイオームでのみ生成される。赤色のベッドと作業台があり、レッドストーントーチが刺さっている。これといった特徴はないが、カーペットを取ると時々地下室が生成されていることがあり、地下室では村人と村人ゾンビが監禁されている。
- 砂漠の井戸
砂漠に稀に生成される井戸。水を確保出来る以外に特徴はなかったが、Ver 1.20以降は底に怪しげな砂が生成されるようになった。
- 荒廃したポータル
オーバーワールドとネザーのすべてのバイオームに生成される、荒れたネザーポータル。黒曜石と泣く黒曜石、金ブロックがあり、周囲は大量のネザーラックに溶岩、マグマブロックが生成されている。黒曜石を修復する事でネザーポータルとして機能する。
お宝のチェストは近くにあるが、入っているものは金製アイテムがほとんど。ネザーの豚獣人が好きそうなものばかりである。
オーバーワールドとネザーでポータル周囲に生成されるブロックが異なり、オーバーワールドでは石系のブロックと鉄格子、ネザーではブラックストーンと鎖が生成される。
地下生成物
- 廃坑
地下に時々生成されるダンジョンの一種。細長いトンネルがまるで迷路のように広がっている。クモの巣が大量に張られている通路には時々ケイブスパイダーのスポナーがある。鉱石の採掘やレールを手に入れるのにうってつけ。
オーク(メサの場合はダークオーク)の板材やフェンス、クモの巣も多いため、すべて回収しようとするとインベントリがいっぱいになりやすい。通路にはたまにチェスト付きトロッコが置かれてあり、こちらも様々なお宝が眠っている。
通路にはところどころ松明があるが、基本的に暗いため、モンスターの湧き潰しは怠らないように。
- 要塞
地下に生成される石レンガ造りのダンジョン。壁や床、天井などのブロックには時々シルバーフィッシュが潜んでいるので注意。また中は真っ暗なのでモンスターの溜まり場になりやすい。
最深部にはシルバーフィッシュのスポナーとエンドポータルが生成される。が、たまにエンドポータルがない要塞が見つかることも…。
Ver 1.19より稀にチェストから専用のレコードが見つかることがある。また、Ver 1.20以降はチェストから防具装飾用の鍛冶型が追加されるようになった。
- ダンジョン
地下に時々生成される丸石と苔むした丸石で構成された小部屋。内部はお宝のチェストが最大2つとモンスターのスポナーが1個あり、スポナーはゾンビ、スケルトン、クモのいずれかとなっている。
定期的に湧かれると厄介なので、普通は明かりで湧き潰しされるか破壊されるかのどちらかだが、改造すれば経験値トラップおよびアイテム稼ぎにも使える。
壁と床は高度に関係なく丸石と苔むした丸石なので、石が深層岩に変わるY=0未満では簡単に判明できる。
Ver 1.19以降は稀にチェストから専用のレコードが見つかることがある。
- 化石
沼地と砂漠で見かける、骨ブロックで構成された巨大生物の化石。一部が炭化したのか石炭鉱石になっている部分もある。通常は地下に生成される。
地下深くに化石が生成されると、骨ブロックや石炭鉱石ではなく大量のダイヤモンド鉱石になっていることがある。
- 埋もれた宝
レアアイテムが入ったチェスト。多くは砂浜の中に文字通り埋もれた形で生成され、宝の地図というアイテムを使用すると探しやすい。海洋の心が必ず入っており、海洋の心はここからでしか入手できない。
Ver 1.17で追加。アメジストの球状の空洞、それらを取り囲む方解石、外層が滑らかな玄武岩で生成される。アメジスト関連アイテムはここからでしか入手できない。
- 鉱脈
多数の鉱石が集中的に生成されている。手に入るのは鉄と銅のみ。通常の鉱石に原石ブロックが混じっているのが特徴で、大規模な物だと一度におよそ2000個ほど採れることも。
- 古代都市
ディープダークバイオームに生成される主に深層岩で作られた宮殿。
詳細はディープダークを参照。
- 旅路の遺跡
Ver 1.20より追加。ジャングルやタイガなど一部のバイオームで見つかり、地上にテラコッタが露出しているのが特徴。
内部はテラコッタを中心に、かまどや消火された焚き火など、かつて誰かがここで暮らしていた形跡があるような構造になっている。
怪しげな砂や砂利からも様々なアイテムが手に入るため、ブラシは必須。稀に防具装飾用の鍛冶型が手に入ることもある。
- トライアルチャンバー
Ver 1.21より追加。本バージョンにて新しく追加された銅ブロック系や凝灰岩系のブロックで主に構成されている。
Trial(試練)の名が示す通り、内部にはトライアルスポナーと呼ばれる特殊なスポナーが設置されており、そこから召喚される新たな者を含むMobを討ち倒すことで、様々な報酬が受け取れる仕組みとなっている。
水中生成物
- 海底神殿
いずれかの深海バイオームに生成される。ガーディアンが周囲に、内部にはエルダーガーディアンが最大3体スポーンする。お宝のチェストはないが、濡れたスポンジやプリズマリン系ブロックはここでしか手に入らず、ダークプリズマリンに囲まれている部分は金ブロックが8つ生成されている。
近づくと、エルダーガーディアンの呪いにより採掘速度低下IIIのデバフをかけられてしまうので要注意。
なおエルダーガーディアンは自然にはスポーンしないので、難易度ピースフルにするなどしてしまうとその神殿のエルダーガーディアンには二度と会えなくなってしまうので注意。
エルダーガーディアンは倒すと必ず濡れたスポンジをドロップするが、Ver 1.20以降はたまに潮流風の防具装飾用鍛冶型を落とすようになった。唯一Mobのアイテムドロップから手に入る鍛冶型で、ドロップ増加のエンチャントを受けないため、こだわるならエルダーガーディアンを倒す前のワールドをコピーしてリセマラするといいだろう。
- 海底遺跡
同じく海洋バイオームに生成される。海洋バイオームによって異なるが、主に石レンガや砂岩、砂利や砂で構成される小さな構造物群となっており、ドラウンドが自然スポーンする。
基本的に生成されるのは1つだが、大規模なものは周囲にも複数海底遺跡がある。どの海底遺跡にもお宝のチェストがあり、中には埋もれた宝の在処を示す地図があることも。また、Ver 1.20からは怪しげな砂や砂利が生成されるようになり、ブラシで中のアイテムを取り出すと、スニッファーの卵が手に入る可能性がある。
- 難破船
同じく海洋バイオームに生成される。多くは座礁・沈没した状態で生成され、内部にはお宝のチェストが最大で3つある。
船は木製で、各種木の中からマングローブを除いた2種類が使われている(トウヒとジャングル、オークとダークオークなど)。たまにほぼ完璧な状態で生成されることがあり、バグのせいか稀に地上に生成される事も…。
お宝はサプライチェスト、マップチェスト、トレジャーチェストの3種類あり、マップチェストには埋もれた宝の在処が示される地図が必ず見つかる。Ver 1.20以降はどのチェストにも防具装飾用の鍛冶型が見つかる可能性がある。
ネザー
- ネザー要塞
ネザーレンガで構成された要塞。迷路のように複雑に入り組んでおり、内部にはネザーウォートの畑とブレイズのスポナーがある。
通路にはお宝のチェストが見つかることがあり、ここからネザーウォートを手に入れることも可能。Ver 1.20以降は防具装飾用の鍛冶型が見つかることもある。
- 砦の遺跡
ブラックストーン系のブロックで構成された要塞。ピグリンとピグリンブルートがスポーンする。
ここでしか手に入らない旗の模様やレコードを始め貴重なアイテムは多いが、チェストを開けるとピグリンは敵対するので注意。ホッパーでチェストの中身を吸い出せば敵対しないという抜け道があるので、持っているなら上手く利用しよう。
宝物庫ではマグマキューブのスポナーがある。
Ver 1.20以降はネザライトへのアップグレード仕様が変更され、そのネザライトへのアップグレードに必要な鍛冶型がここで見つかるようになったため、重要な場所になった。ブタの鼻風の防具装飾用鍛冶型も見つかることがある。
- ネザーの化石
ソウルサンドの谷というネザーのバイオームで生成される。骨ブロックのみで構成され、オーバーワールドの化石とは違って剥き出しの状態で生成される。
エンド
- エンドシティ
エンダードラゴンを倒すと出現するエンドゲートウェイポータルから行く事ができる。プルプァブロックとエンドストーンレンガから構成される。シティとは言っても実際にあるのは塔一つだけである。
シュルカーがスポーンする唯一の施設で、エンダーチェストが生成される貴重な場所。お宝のチェストもダイヤモンド製のアイテムが見つかることがある。
Ver 1.20以降はお宝のチェストに防具装飾用の鍛冶型が入っていることがある。
- エンドシップ
エンドシティの近くに浮いた形で生成される船。構成ブロックは同じ。エリトラとドラゴンの頭はここでしか手に入らない。
大乱闘スマッシュブラザーズ
ステージとして登場。当記事名のマインクラフトワールドはスマブラのステージから取ったものである。
原作で見られる様々なバイオームの中から、本ステージでは「草原」「シラカバの森」「サバンナ」「タイガ」「雪のツンドラ」「石の海岸」の6つが登場。
試合開始時にランダムで決定される他、以下に記すコマンドを入力しながら決定するとバイオームを固定できる。
なお、戦場化/終点化した場合は草原のみとなる。
ボタン | スティック | バイオーム |
---|---|---|
L | - | 草原 |
L+R | - | シラカバの森 |
L | L↑ | サバンナ |
L | L→ | タイガ |
L | L↓ | 雪のツンドラ |
L | L← | 石の海岸 |
背景では村人や動物が歩き回っており、時間経過で夜になるとゾンビやスケルトンなどのモンスターが徘徊する(朝になると焼け死ぬ原作再現っぷり)。
プレイヤーが戦う手前側には木や建築物などが置かれており、もちろん壊す事もできる。壊された所は試合終了まで元に戻らない(ステージ変化による修復はされる)。なお、地面は流石に一定の平面までしか壊すことができない。全バイオームにおいて、全ての破壊可能ブロックを破壊した後の地面の構成パターンを統一しており、バイオームによる素材ドロップ率の変化がないように調整されている。
あまりの再現度に、公式紹介動画では「※スマブラの画面です」という注意書きが出るほど。
全バイオーム共通のギミックとして、ファイター達と同じラインに並んだブロックは全て攻撃や下からの頭突きで破壊可能。
破壊されたブロックは時間が経過しても戻る事は無いため、バイオームによっては最終的に終点のような真っ平らな状態になる。
・・・こらそこ、整地も再現とか言わない。
また、どのバイオームでも土台の同じ位置では同じ素材を採掘できる。
例えば草原バイオームで家があった場所には、他のバイオームでも木のブロックが存在している。
さらに画面奥には各バイオームを忠実に再現した風景が拡がっている。
よく見ると洞窟の入口にチェストやかまどが置かれていたり、梯子で絶壁が登れるようになっていたり、松明で簡単な湧き潰しがされていたりと、プレイヤーが存在する形跡が見られる。