概要
Ver1.11で追加された中立Mobの動物で、山岳とサバンナで出現する。
カラーリングは白、クリーム、灰、茶色の4パターンが存在する。
ウマと同じく手懐ける事ができ、チェストやカーペットを付けることができる。
背中に乗る事もできるが、鞍(サドル)を装備できないので直接の操作は不可能。ブタやストライダーと違い、乗って動きをコントロールさせるアイテムもない。ただ、手懐ける為にはウマ同様に背中に何度か乗る必要がある。
マルチプレイでは誰かに引っ張ってもらうという形でなら間接的に乗りこなす事もできなくはないが、ソロプレイでは一度手懐けてしまえば背中に乗る機会は皆無に等しくなる。
リードを付けると、他のラマがリードで連れられているラマに最大10頭まで追従する。
これを利用して、少ないリードで大量のラマを連れ歩く事も可能。
前述のようにチェストを装備できるので、リードで連れ歩く事で大量にアイテムを運搬できる。
なお、装備させたチェストのスロット数は個体によって3〜15のいずれかとなっており、その個体がどれだけのアイテムを運搬できるかは手懐けてからでないと分からない。
残念ながら同じ1.11で自分の手で持ち運べてより便利な「シュルカーボックス」が登場したため、現在は運搬係としての需要性は低くなり、愛玩用や進捗達成用のペットと化している事が多い。
逆に言えばシュルカーボックスがクラフトできるようになるまでは運搬係として活躍させる事も可能なので、状況を見定めて連れ歩くと良い。
羊毛のカーペットを装備させる事ができ、これにより装飾を施せる。耐久力などのステータスは変化しないが、毛色との組み合わせで様々なオシャレができる。苔のカーペットは流石に付けられない。
敵対した場合は唾で攻撃をしてくるが、他の飛び道具を持つ生物同様に誤射によりラマ同士で敵対化することも。ただ、この唾は攻撃力が1しかないので、敵対Mobのヘイトがラマに向けばいい方。
なお、内部的にはランクが1から5までの数値で設定されており、4以上のラマは野生のオオカミに唾を吐いて攻撃するようになる。
この敵対行動が原因でオオカミを始めとした他のMobにあっさり倒されてしまう事も珍しくないので、お気に入りの個体を連れ歩いている時は要注意。
繁殖には小麦9つでクラフトできる干草の俵が必要で、小麦で繁殖できる動物の中ではコストが重い。当初は干草の俵を持っていても見向きもしていなかったが、現在ではこれで誘引することも可能になった。
繁殖で産まれた子供は親の色をランダムで継ぎ、ランクも1~数値が強い親まででランダムとなっている。稀に親よりも1段階強いランクの個体になるが、その確率は3%しかないため、ランク5のラマをスポーンさせるのは至難である。
倒すと革を落とし、装備していたものやチェストの中身も落とす。統合版では馬鎧のバグ同様、カーペットを付けたラマを倒すと、カーペットを2つドロップすることがあるバグがある。
行商人のラマ
行商人がスポーンした際にリードで引っ張られる形で現れる派生種。必ず2頭でスポーンする。
固有の装飾が施された見た目をしているが、通常のラマ同様に重ねてカーペットで装飾できるので、何気にオシャレ度が高め。勿論チェストの装備も可能。
商人が時間経過以外でデスポーンした場合や商人の持っていたリードが外れた場合デスポーンしなくなる為、いつの間にか大量のラマが放置されていた……なんて事も。
通常のラマとは最初から手懐けられている状態である事と、行商人を攻撃したプレイヤーやMobを敵と認識して唾で反撃してくる事が主な違いとなっている。
Java版では繁殖が可能で、クリエイティブモードではスポーンエッグもある。
統合版では繁殖ができないので行商人が現れる頻度が多いと処分に困る現象が発生していたが、Ver1.19.0から繁殖が可能になり、スポーンエッグもVer1.19.10より導入された。また、行商人からリードが外れた場合は距離でデスポーンするようになっている。デスポーンを防ぎたい場合はリードを付けるなり乗るなりするといい。