概要
声:佐藤拓也
モリアーティ家長男。貴族一家の跡取り息子で、爵位は伯爵。
プロフィール
出身地 | シティオブロンドン(イングランドのロンドン中心部) |
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立場 | ロンドン勤務の陸軍中佐(初刊) |
年齢 | 27歳(連載開始時)→30歳 |
誕生日 | 5月9日 |
身長 | 身長6フィート2インチ(187.9cm) |
体重 | 167ポンド(75.5㎏)→156ポンド(70.7㎏) |
家族構成 | 養弟2人 |
好きなもの | 家族・ワイン |
嫌いなもの | 埃(ほこり)・プライド |
人物
幼少の頃、慈善活動先の孤児院で正しく悪の道を説くウィリアムとその弟ルイスを引き取った。
彼もまた跡取りとして申し分ない才能を持ち、ウィリアムに隠れた自分に引けを取らない頭脳を見抜くと同時に、『腐りきった貴族』の象徴である両親と弟を見限っていた。そして義弟の二人と協力して従者含めて家族全員を抹殺し弟の「ウィリアム」を入れ替える。
成人後はイギリス陸軍に入り出世を重ね、退役した後はペーパーカンパニー「ユニバーサル貿易社」の取締役を隠れ蓑に秘密諜報部MI6の指揮官”M”となる。
普段は大英帝国から指示される任務をこなし、その中にウィリアムからの任務を紛れ込ませているため、一部のMI6の隊員以外には国からの任務なのかウィリアムからの任務なのかは判別できない。貴族としてのパイプラインを利用して標的に接触したり計画の為に舞台を用意するスポンサー的な役割も務めており、自分の地位と権力を有効活用している。
兄弟・仲間内で最もウィリアムの思想に共感してる人物とも言える。ウィリアムの犯罪都市化計画を聞いて全員が驚愕する中、一人だけ笑みを深くしていた。
かなり酒に強い。小説版でモラン達と飲み比べしていた際、52杯目のワインでモランがダウンしても平然と尚も嗜んでおり、地の文で「魔王」と形容されていた。また、表紙などの一枚絵ではよくワインを持っている。5巻表紙ではグラスを傾けて中身を零している(そういえば実の弟も同じ事をやっていたような……)。
余談
構成の人作画のオマケ漫画ではモランを弄ったりクリスマスに仲間達にダサいセーターを送ったり(しかも義弟二人には合わせてハートになるようなデザイン)……愉快犯かつブラコンっぽい。
また、料理の腕前は絶望的に下手 …にもかかわらず自分の料理は美味しいと勘違いしており、66話の食事会では後ほどアルバートスペシャルと名付けた特製料理を振る舞おうとしていた。なお、料理に関して本人的には純粋に皆を喜ばせるつもりで作っているため、モラン大佐からは「悪意がない分(頭ごなしに非難できないので)タチが悪い」と評されている。
単行本7巻収録の番外編『221年B組ウィリアム先生』では生徒役。モラン(※生徒役)がウィリアム先生にタバコを窘められてる一方で「貴族だからね」とワイン(※もう一度言いますが生徒役です)を許容されていた。また、クラスメイトが黒の学ランである中一人だけ白ランだったり胸に薔薇を差していたり何故か傍らには謎のアザラシ(?)が居たりと、1コマしか出てないのにツッコミ処が多い。
作画の人のツイートによると、2021年度のバレンタインでは一番チョコが多かったらしい。
ちなみに、アルバートという名前は英語圏およびドイツ語圏の男性名。原義は「高貴な光」。
関連タグ
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ/ルイス・ジェームズ・モリアーティ:義弟
マイクロフト・ホームズ:上司
マネーペニー:部下