アレク(魔法使いの約束)
あれくぐらんゔぇる
今だ!今こそ、時代は変わるぞ!
※以下、『魔法使いの約束』ストーリーのネタバレがあります
東の魔法使いファウストの幼馴染で、中央の国の初代国王。400年前、人間と魔法使いが共存する世界を目指し、ファウストと手を取り合って革命を起こした。
しかし、ファウストを裏切り、ファウストに火炙りの刑を科したほか、魔法使いたちを処刑した。なお、ファウストは処刑台に火がつけられるその瞬間までアレクを信じていた。だが、その事実すらも歴史から抹消し、中央の国では、ファウストは人間を支えた聖なる魔法使いとして伝えられている。
無鉄砲なところが、子孫であるアーサーによく似ている。手先が器用で、革命を志す前は画家志望だった。犬好きだったらしい。
※アレクであると明言がないが、アレクについて言及されているとほぼ確証できるストーリーについても記載している。
メインストーリー
1部
- 14章7話 「英雄のなりそこない」
「理想の時代を目指して……。なのに、何故、あんなことになったのか。」
「アレク・グランヴェル。初代国王……。あなたは、どうして、ただひとりの親友だった魔法使いを、火炙りの刑に科してしまったんですか……。」
- 18章5話 「友達になりたい」
「アレクが死んでから、もう何代も、グランヴェル王朝は続いている。」
- 18章6話 「夢見た世界」
「自分がもう長くないと知ってから、きみとアレクが夢見た世界のことをようやく、初めて、真剣に考えたんだ。」
「人と魔法使いが、平和に暮らす世界……。」
- 19章4話 「溢れる夢」
「窓際に並ぶ、処刑台の丘の景色。天井に浮かんでいる、アーサーによく似た少年。」
- 19章5話 「裏切られた栄光」
「勝利は目の前だったんだ。人間のアレクと、魔法使いのファウスト中心に、新しい理想の国が生まれると皆が信じた。」
「まさか、側近に唆されたアレクが、魔法使いたちを処刑するとは思わなかった。」
- 19章6話 「瞳の奥に願う」
「僕も昔、ある人間に信用されたかった。そして、馬鹿を見た。」
- 21章1話 「空に架けた魔法」
「アーサーか。」
「気が進みませんか。やはり、アレク様に似ていら……。んぐぐ。」
- 21章3話 「けだものと魔法使い」
「そうか。参ったな。アレクの末裔の手助けなどするつもりは全くなかったのに。」
1.5部
- 10話
「今! きみの目の前で! 窓の外は危ないと説明したばかりだろ!?」
- 16話
「非常事態とは言え、王城の広間に景気よく穴を開けたものだな。」
「賢者様や皆を助けるためだ。初代国王アレク様もわかってくださる。」
- 22話
「……面影を間違いそうになるな。」
- 23話
「英雄の血を受け継ぐ子よ。おまえは運命に抗い、北の吹雪の中でも生き延びた。」
「どこからかあらわれた純白の光が、人影のように、アーサーの目の前に佇む。やがて、純白の光は一振りの剣となった。」
「建国の英雄、初代国王アレク・グランヴェルが帯刀していた伝説の宝剣……。カレトヴルッフだ。」
2部
- 2章5話 「癒やしの力」
「初代国王アレク陛下の肖像画です。魔法使いが治療において万能ならば、アレク陛下には右腕があったはず。」
- 3章4話 「聖なる魔法使い」
「アレク様が描かれたという、ファウスト様に生き写しなのだ」
「中央の国にとって、ファウストの名前は、特別なものだった。」
「初代国王アレクの友人であり、グランヴェル王朝の建国に協力した魔法使いの名前がファウストだからだ。」
「だが、美しい史実とは違う。友人のアレクとは致命的な、決別を迎えている。」
- 3章5話 「ファウストの真実」
「ご先祖様のアレクさんは、魔法使いたちを友達として扱ってくれた。」
「だから、伝説のファウスト様も協力的だったんじゃないですか?」
- 13章3話 「天命を見つけた時」
「建国の英雄、アレク・グランヴェル。ファウストの友人であり、時代を動かした歴史の寵児だ。」
「人々の心を突き動かし、新しい希望の時代へと誘った、ファウストとアレク。」
- 15章10話 「ファウストの書」
「フィガロ。アレク。慈しみあい、信頼を抱きながら、過ごした時間もあったが……。」
「フィガロには打ち捨てられ、アレクには疑いを向けられて、裏切られた。」
- 16章1話 「それぞれの役割」
「アレクを案じる気持ちはわかる。きみはアレクの盾になって、彼より先に死にたいんだろう。」
「アレクを信じた。火刑も恐れない態度をつらぬけば、アレクも僕を信じてくれると。」
- 16章2話 「雨の膜の向こうに」
「ファウスト・ラウィーニア。中央の国の祖、アレク・グランヴェルの盟友にして建国の英雄だ。」
- 16章4話 「二度と帰らない」
「アレクの安全を確かめるまで、僕も気が気じゃなかった。そのたびに、フィガロにたしなめられた。」
「ファウスト様、大丈夫です。アレク様はきっとご無事です。あの方は、この世界と時代に、守られております。」
「フィガロやアレクは得意だった。人の心がどんな風に動くのか、あらかじめ知っているみたいだった。」
「誰よりも先頭を、宝剣カレトヴルッフを高く翳したアレクが駆けていく。」
「今だ!今こそ、時代は変わるぞ!」
- 16章5話 「彼の者に似た気配」
「いつも、手のひらが温かかったアレクのことを思い出す。」
- 20章1話 「無くてはならないもの」
「まるで、グランヴェル城に飾られている初代国王陛下の肖像画のように、一途で、崇高な瞳で、彼は告げた」
- 22章10話 「ともに力を合わせ」
「グランヴェル王朝の祖のアレクの知り合い……。友人だった。」
育成ストーリー
スポットサブエピソード
オズの爪痕
- 中央の国について 選択肢1
「ファウストとその友人……、アーサーの祖先が築いたと言われる。」
グランヴェル城
- スポットゆかりの話(1)
「この城は戦乱の時代に、この辺りを制圧していた残忍な魔法使いが人間から奪って住み着いていた城でした。」
「のちにアレク初代国王陛下がそれを奪還し、中央の国の建国の際、グランヴェル城として再建されたものです。」
- スポットゆかりの話(2)
「言い伝えでは、紫色は聖なる魔法使いファウストが好んで身につけた色なんだそうです。」
「彼が再び城に戻った時、彼の魔法で紫を加えて装飾が完成するようにと、初代国王アレクの願いが込められてるんですよ。」
- スポットにいた魔法使い
「聖なる魔法使いファウストは、初代国王アレクと力を合わせ、多くの人々を救いました。」
「中央の国に生まれれば、誰しも一度は名前を耳にする、建国の英雄たちです。」
「ちなみに、初代国王アレクは犬好きだったそうです。」
- スポットの印象(3)
「この城や、この国が豊かなのは、中央の国の初代王、アレク様の統治が、良いものだった証です。」
- アーサーへの印象(4)
「無鉄砲なところが、昔の友人に似ているかもな。」
「ぞっとするような因縁だろう。総括すると、なんだこれ、って感じだよ。」
嵐の谷
- スポットの印象(4)
「ええ、アレク様なんかは、特にお怪我の多い方でしたから、手当てをしながらよく怒っていましたよ。」
「そうだな……。アーサー様のような勇猛果敢さと無垢さがあり、シノのような野心と決断の早さがあり……。フィガロ様やブラッドリーのように智謀と戦略に富んだ頭の冴える方でしたね。心理戦にも強かったです。」
「けれど、根っこに幼さや、少し夢見がちな危うさもありました。革命が終わったら、ファウスト様と村に帰ってのんびり暮らせると、戦の半ばまで信じていらしたようでした。」
- 危険な場所
「危険なものだと見てわかるだろう!どうしておまえはいつも……!」
レイタ山脈
- 過去の魔道具 選択肢2
「俺が任されるのは、アレク様が指揮する人間の部隊のうちのひとつでした。」
「そうやって、相手を驚かすような作戦はアレク様がお好きでしたね。」
魔法舎
- ファウストと魔法舎
「知り合いが、異界から来た賢者の姿を見たがってな。魔法舎に忍び込もうとした。」
「どこか遠い世界から来て、帰る場所もわからない人の、孤独を想像して……。」
「そいつは賢者の友達になりたがったけれど、難しいこともわかっていたんだろう。」
キャラクターエピソード
ファウスト
- ファウストの家族
「間も無く、住んでいた村も戦乱に巻き込まれ、成長したそいつに戦地に赴こうと誘われた。僕はついて行ったが……。」
「それが良いことだったのかどうか、長い時間考えているが、答えは出ないままだ。」
親愛ストーリー
ファウスト
「……王家の言い伝えだそうだ。初代国王は息を引き取るまで、この絵を僕……ファウストに渡したがっていたと。」
「アレク様は器用な方でしたから、なんでもさっと弾きこなして、歌もお上手でした。おふたりが宴に揃うと、場が盛り上がったものです。」
「その思想に惹かれて、人も、魔法使いも、いつしか彼を慕って、集うようになった。人と魔法使いは、友人になれるはずだと信じて。」
「いつも怒ってた。アレクは無鉄砲だったから。」
レノックス 6~10話
「アレク様とファウスト様の噂を聞いたんです。人と魔法使いが手を組んで、支配者を倒したと。彼らが仲間集めをしていると。」
「アレク様は勇敢で、明るい、仲間思いな方でした。」
「アレク様は魔法使いが好きでした。俺たちもアレク様が好きだった。あの人のために、石になるのは怖くなかった。」
イベントストーリー
神聖なる宝剣のエチュード 1、3、4、8~10話
「もうすぐ。もうすぐだ。この人さえいれば。この人についていけば。」
「魔法使いに生まれた自分も報われる。新しい時代がやってくる。」
雨宿りのカエルのエチュード 5話
「ファウスト様が、アレクアレクで、アレク様と革命に夢中で、なんだか興が冷めてしまったと……。」
哀愁のひまわりのエチュード 8話
「でも、わかったんだ。アレクが死んでも、きみは死ぬまでアレクを忘れない。」
「あきれたな!まだ、友人なんて言ってるのか?きみをあんな目に遭わせて……。」
繋いだ絆は魔法のように(2周年)
- 22話
「そのような場面に遭遇した時、あの方の末裔と、おまえが、どのような道を選ぶか、見ものだな。」
- 24話
「俺と一緒に流星雨を見上げて、アレク様は、いいなと言いました。」
「自分の一生は短いから、星に運命を重ねる魔法使いたちの気持ちはわからない。」
「ただ、憧れるだけだ。だから、レノックス。ファウストをよろしくな。」
「自分がいなくなったあとも、ファウストをよろしくなと……。」
- 25話
「……待っていろ、アレク。必ず、強くなって、おまえの元に戻る。」
零れた夢のステラート 10話
「二回目に来た時は、友人と。あいつにも、この美しい景色を見せてやろうと思って……。」
「無鉄砲なやつだったからな。無茶に頭を突っ込んでは、勝手に怪我ばかりしてくる。」
「それで、この石をお守りを作って、渡してやったんだ。」
昔日届く工匠のファンタジア 3話
「かつて革命軍時代、中央の国の初代国王アレクの右腕として戦地を駆けたファウスト。」
「人間と魔法使いの共存のため、世の中を変えるために尽くした彼を待っていたのは、処刑という残酷な末路だった。」
きっと、きみと奇跡を(4周年)
- 10話
「……そう思うと、私の祖である、アレク・グランヴェルたちの軍は、偉業を成し遂げたんだな。」
- 21話
「ようこそ、レノックス。俺がアレクだ。」
- 23話
「ファウスト様も、アレク様のように、飛びついてきたりするんですね。」
月に愛された世界であなたと(5周年)
- 20話
「アレクの志に、寄生して、生きていたんだ。」
「若い頃の僕の親友は、僕を好いていてくれたんだろう。」
「僕は気がつくのに400年かかった。」
- ステラートファウストSSRのカード名は「おまえに星露の加護を」だが、ファウストは基本的に賢者のことを「きみ」と呼ぶため、これはアレクに向けたものだと推察される。
- アレクのビジュアルはグランヴェル城_ホールの背景と、「流星かける橋のラプソディ」6話の背景で肖像画を確認できる。一方、前者の肖像画は2024年9月頃、右腕がなくなる修正が入ったが、後者は未修正のままである。
- 5周年記念の際、中央の国イメージソング「Process」が作られた。アレクとの直接の関連は明言されていないが、視聴をおすすめする。公式サイト歌詞