カツゲン

多くの重賞を重ねてきた、マチカネフクキタル。しかし、自分のトレーナーである女性が決めた、次のレースでマチカネフクキタルは、不幸にも脚を怪我してしまった。 元気を失っていた女トレーナーは、自分の愛バに気を遣わせてしまい、立ち直った。 そして、逆に気を遣っていたマチカネフクキタル自身も、心を傷めていた。 神戸新聞杯に出走出来なかった彼女に、サイレンススズカは、彼女のトレーナーに、自分が出るレースの指定席券を渡し、二人に見る様に勧めた。 スズカの走りを見て、マチカネフクキタルは、菊花賞に出てスズカと走る事を約束した。