人類は滅亡する。
概要
カニ人とは 漫画家ippatuが主にX(旧Twitter)上で展開しているキャラクターコンテンツである。第2の人類を自称する種族「カニ人」が人類滅亡を目指し大冒険をするストーリー。水生生物を基にした人魚族など、様々な生物・伝承・無機物などを基にした種族が登場する。公式Twitterではカニ人による数々のキャラクタースケッチが公開されている。
種族としてのカニ人
本コンテンツの主人公であり、第2の人類を自称する種族である。個体数が多く、その多くがマリアナ海溝に生息している。第2の人類になるために人類滅亡を企てており、そのため数個体が上陸を目指し旅をしている。天敵として人魚族が存在しており、人魚族の悪口を言ってはよく彼女たちに捕まってちぎって投げられている。そのほかの種族に対しては相性の問題があるようで、ちぎって投げられることもあれば全力で攻撃されても全く効いていない時もある。
X(旧Twitter)では天敵である人魚族(ほかそれらに準する種族)の弱点を探るためという名目で、人魚族をはじめとする様々な種族のスケッチをアップしている。
よく人魚族にちぎって投げられているが、頭さえ無事であれば死にはしない。基本的にカニ人という種族全体で意識を共有しており、天敵である人魚族の情報や旅の記憶を共有している。天敵ではあるものの、人魚族や人間と交流している個体もおり、中にはそれらの種族と結婚した個体も存在する。様々な環境に適応することが可能で、環境に適応するために形態を変え進化した個体も存在し、派生の種族が数多く存在する。
蝶ネクタイカニ人
(イラスト左側のカニ人)
X(旧:Twitter)でスケッチなどの活動報告をメインに上げている個体のうちの一体。人類滅亡のために陸上進出を目指し旅をしている。カニ人ワールドの地上世界(後述)のスケッチを主に行っており、人魚族、縁起族のスケッチを描いている。旅の途中で人魚と人間のハーフである人魚人のこどもたちと旅をしており、またその過程でとある人魚族のひとりと結婚し娘もいる。人魚族と結婚したために種族全体から裏切り者判定を受け記憶共有ができなくなってしまった。現在は同族から逃げるためスケッチをしつつ逃亡中。妻がいるものの、ほかの人魚族によくナンパをしかけている。
古代カニ人
X(旧:Twitter)でスケッチなどの活動報告をメインに上げている個体のうち、地下世界アガルタに進出し進化した個体群。蝶ネクタイカニ人を追う途中で地下世界アガルタを発見し、そのままアガルタの調査に目的を変え冒険中。X（旧Twitter)で活動報告を上げている個体は4個体おり、どの個体も旅の途中で古代人魚族の妻ができ、娘がいる。人魚族の妻ができたことで追う立場ながらも蝶ネクタイカニ人と同様裏切り者になってしまった。アガルタ内で古代人魚族、なぎさ原人、人獣族、人虫族、人爬族、人鳥族などのスケッチを担当。
世界観
カニ人が冒険する世界は「カニ人ワールド」と呼ばれ、人類、動物など一般的な種族から、人魚族、竜種、人獣族、人虫族、人爬族、人鳥族、縁起族、雑魚種といった独自の様々な種族が登場する。地理的な条件は現実世界の地球と大差がないものの、現実には存在しない国が存在するなど文化的・歴史的な差異が存在する。地下には巨大な空洞が広がっており、そこにも様々な種族が繫栄している。
地上世界
蝶ネクタイカニ人が冒険しているワールド。海や川などの水中には人魚族という種族が存在しており、カニ人と敵対している。海中には南海底帝国という巨大な国があり、そこに様々な人魚族が暮らしている。ブラジルのパラナ川には人魚闘技場と呼ばれる人魚族の闘技場が存在。
地下世界アガルタ
古代カニ人たちが調査しているワールド。地下に広がる巨大な空間が連続してアリの巣のように広がっている。地上では発見されていない様々な種族の国があり、国同士の戦争なども行われている。人間も一部流入しており、国によって独自の文化が存在する。
主要な種族
人魚族
カニ人ワールドの水中に生息している種族。個体数が少なく、同種の人魚が発見されることはめったにないらしい。人間の上半身に水生生物の下半身を持っており、様々な生物種の人魚が存在する。カニ人の天敵でよくカニ人をちぎっては投げている。人間に好意を抱きやすく、人間と子どもを残した個体も存在する。生息域によって文化や特徴が異なる。
海の人魚族
カニ人ワールドの様々な海域に生息する人魚族。カニ人ワールドの海には大国である南海底帝国や、そのほか小国が存在しており、様々な人魚族が暮らしている。服を着る文化がなく、刺青文化が一般的であるものの、カニ人が作成した服を着用している個体も多い。主人公格は南海底帝国のお姫様であるシーラカンス人魚ちゃん。メスは他種族の目線で見ても魅力的に見える子が多いが、オスはみな一様で独特な見た目をしている。
深海人魚族
カニ人ワールドの深海域に生息する人魚族。文化の流入が少なく、カニ人曰くスれてない子が多い。主人公格は海底警察の警察官であるジュウモンジダコ人魚ちゃん。
淡水人魚族
カニ人ワールドの淡水域に生息する人魚族。海とは異なる独自の生態と文化を持つ。その多くが人魚闘技場で選手として戦っており、カニ人曰く血の気が多い子が多い。海とは違いオスもメスと同様に魅力的な外見を有している。主人公格は人魚闘技場の闘拳士であるベタ人魚ちゃん。
古代人魚族
カニ人ワールドのアガルタに生息する人魚族。古代生物の姿を持っており、原生代や古生代など様々な年代の人魚族がアガルタの各層に生息している。
人鳥族
カニ人ワールドの空に生息している種族。地上世界とアガルタ両方で発見されている。人間の上半身に鳥類の下半身を持っており、赤い目をした子が多い。アガルタでは人鳥族の中でとりっこレースという飛ぶ速さを競う選手権が存在している。アガルタ編での主人公枠はツバメ人鳥ちゃん。
人獣族
カニ人ワールドのアガルタで発見された種族。人間の上半身に哺乳類の下半身を持っている。人獣族が多く住む獣の国は人虫族の多く住む虫の国と戦争をしており、現在休戦中。
人虫族
カニ人ワールドのアガルタで発見された種族。人間の上半身に虫の下半身を持っている。アガルタに流入したカニ人たちによって作られた虫っ子闘技劇場という賭博施設が存在し、休戦中で血の気が余った人虫族の戦士たちが多く登録している。
人爬族
カニ人ワールドのアガルタで発見された種族。人間の上半身に爬虫類の下半身を持っている。人爬族の多く住む爬の国は封建制国家であり、また政治的に不安定で様々な勢力が存在する。
縁起族
カニ人ワールドのアガルタで発見された種族。様々な縁起物を基にした姿を持っている。縁起の国は不幸がなく幸せなものが多いが、その幸福を維持するためにとある風習が存在する。
竜種
カニ人ワールドの中でも強い力を持つ種族。様々な伝説上の生物を基にした姿を持っている。様々な場所で発見されており、権力をもった個体も多い。竜の姿と人に近い姿どちらも持つ個体も存在する。
ハーフキッズ
カニ人ワールドの上記の種族の血を引くこどもたち。人魚×人間、人魚×カニ人など様々な組み合わせのこどもたちが登場し、主にX(旧Twitter)上で開催される人気投票において上位に立ったキャラクターから生まれる(後述)。
人気投票
カニ人公式X(旧Twitter)で開催されている。人気投票ではなんと上位になったキャラクターから子供が生まれるという仕組みになっており(例外はあるが)、上位入賞したキャラクターはおおむね人妻になる。各種族のキャラクターが24人スケッチが公開された時、年末などお祝い事で通販がある時などに開催されやすい。投票は主にカニ人公式X(旧Twitter)へのリプライで集計している。この人気投票の結果によってカニ人のストーリー進行もかなり左右される。
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