メイン画像右側の方がイオン様。左側がロヴァタール様。
概要
サーキック・カルトにおける聖人、『クラヴィガル』の一人にして、イオンの妻。
イオンが最も望んだ者、高貴なる血の救い主、お母様、等の二つ名を持つ。
元々は、イオンが敵対していたダエーバイト文明の司祭でありダエーワの女族長の娘であった彼女は、最初イオンに対し敵意を抱いていたが、彼女のイオンに対する憎悪は最終的にある種の心酔のような感情になったらしい。しまいに、寝ても覚めても彼の事しか考えられなくなった彼女は、イオンを捕らえ、つがいとして束縛しようとまでした。
彼を己のものにしようとする探求の中で、ロヴァタールは奴隷狩りを次から次へと送ったが、誰も帰還しなかった。その後、イオン自ら彼女のもとへ赴き、攻撃の代わりに、彼は寝台の端に腰掛け彼女に静かに何かを語り掛け、自身の中に存在するアルコーンを自らを通じて直接彼女に見せてSAN値直葬一歩手前にするショック療法で、自分が今まで崇拝していた存在のおぞましさを理解させることで、一発改心させている。
現在のサーキシズムにおいては、性、愛、エロティシズム、快楽、母性、疾病、抑制のない自己複製(出産、癌、腫瘍など)を司る者とされている。
現在、ロヴァタールは、バルカン半島の地下深くで、巨大な肉塊の姿で眠っている(SCP-2191)
原始サーキシズムにおけるロヴァタール
原始サーキシズム信者からはイオンと同じく崇拝対象となっており、上記での黒魔術要素的な性愛や自己増殖といったようなグロテスクなイメージのものではなく、もっと一般的な縁結びや子宝、子孫繁栄を司る女神の様に扱われていたらしい。
余談
ちなみに彼女、ダエーバイト人の中でもずば抜けて美少女だったらしい。
また、上記のヤンデレは直ったものの、元からガツガツな肉食系女子だった為、夫婦の営みに対してもグイグイ積極的にくるタイプであり、草食系シャイボーイだったイオンのやんわりとしたお断りもお構いなしに喰らい付いていたらしい。
その影響で、これが原始サーキシズムにおける正しい交際方法だと思ったサーカイト達が、後に『狩人』と『獲物』に分かれて行う交際イベント....もとい、乱交イベントを行うきっかけとなっている。
そして彼女は、イオンとの間に、ザァラという娘がいる。ザァラは、父のカリスマと、母の美貌と聡明さを受け継ぎ、カルキストとなっている。現在カルキスト・ザァラは、バラバラに解体されて、封印されている(SCP-1903-JP)。
関連タグ
SCP_Foundation サーキック・カルト 崇高なるカルキスト・イオン クラヴィガル・ナドックス ヤンデレ 文字どおりの肉食系女子(サーキックという意味で)