曖昧さ回避
- タカラトミーの玩具シリーズ『ゾイド』に登場する架空の戦闘兵器。⇒グランチャー(ゾイド)
- 『ブレンパワード』に登場するアンチボディ。本項にて記述。
概要
主にオルファン側であるリクレイマーで運用されるアンチボディ。伊佐未勇もかつてはユウグランチャーを駆っていた。
名称は「Grand Child(偉大な子供)」を掛け合わせた造語。
ブレンパワードとは母体となるオルファンが異なる不倶戴天の敵らしく、陰陽とかプラスマイナスみたいに反発する習性をもっているらしい。
温厚なブレンとは対照的に気性が荒く好戦的であり、操縦者のオーガニックエナジーを半ば強制的に吸って自分本位に動く習性があり、完全に御するには強靭な精神力を要求される。
また、そのような性質からブレンよりも攻撃性に秀でている反面、操縦者の消耗は比較的早い。
武器はチャクラ光を弾丸として発射したり、刀身に纏うことで剣にもなるソードエクステンション。
後に変異型であるバロンズゥも登場する。
特異ではあるがチャクラ光をビーム状で爪の形にしたり、指を触手のように伸ばす事も出来る。
登場したグランチャー
グランチャー | アジャスト(搭乗者) | 活躍 |
---|---|---|
ユウグランチャー | 伊佐未 勇 | 初登場時に勇とプレートの回収をしていた、勇との仲は悪くはなかったが相性が悪く、勇の脱走の一因にもなった。幼少期からの仲 |
カナングランチャー | カナン・ギモス | 勇と同じくプレートの回収をしていた。勇の脱走を阻止しようとしていたがカナンが勇に論された為、カナンを見限る。最期は兄弟であるシラーグランに撃墜、カナンは脱出した |
シラーグランチャー | シラー・グラス | シラーとの相性が良くアジャスト後の体調不良は見られなかった。主にジョナサングランと組む事が多く、副隊長を務めた。 |
ジョナサングランチャー | ジョナサン・グレーン | オルファンの隊長機でありジョナサンの愛機。戦闘中、勇に左腕を斬られ、リンクしたジョナサンは我が腕を斬られたかの如く滂沱し激怒した。鎌の義手を付けユウブレンと戦うが撃墜された。以降ジョナサンはバロンから受け継いだバロンズゥに搭乗する事となる |
クインシィグランチャー | クインシィ・イッサー(伊佐未 依衣子) | 勇と同じく幼少期からの仲、勇と違い依衣子とは寂しさから共依存であり分身の間柄、仲間達の失態に業を煮やし、出撃するがブレンパワードを甘く見ていた為敗北する。黒星を重ね、戦闘中に左脚を失い義足になり、総司令ガバナーからの粛清を恐れたクインシィの無謀とも言えるユウブレンへの特攻により疲弊し、その際にノヴィス・ノアに収監される。クインシィと脱走する為敵地にて無茶を繰り返し損傷し、クインシィから単騎での帰投を命じられる。後に再開し、再リバイバルの果てバロンズゥに進化する。 |
エッガグランチャー | エッガ・ブランカン | エッガがビープレートに触れ産まれたばかりの赤ん坊、アンチボディに熱望したコモドに奪われかけるが阻止する、エッガによるジョナサンへのコンプレックスにより、産まれたばかりにもかかわらず戦闘に参加。エッガの執念により暴走し、敵味方の識別が出来ず空中に留まり暴れるがユウブレン達に撃墜される |
アーミーグランチャー | アメリカ軍 | アメリカ軍が各地にて接収した者とオルファンを統治した際に譲り受けた者が混合している。オルファンはアメリカ軍を嫌悪している為オルファンの恩威を受けられず、幻覚により同士討ちさせられていた。終盤では全機がオルファンに吸収、同化した。 |
はぐれグランチャー | アジャスト多数 | オルファンから産まれたが放置されていたグランチャー、多数がアメリカ軍に接収されたが拒否をしたグランチャーはパイロットがおらず硬化、放棄された。ナッキィが拾ったグランチャーは放置したオルファンを憎み叛乱するがオルファンに鈍化させられ、その隙に撃墜された |