概要
板皮類の一種で、ヨーロッパからアメリカまで広く分布した仲間。
古生代最大の覇王「ダンクルオステウス」の近縁種にあたるため彼をそのまま小さくしたような格好をしているが、大海原に君臨したあちらに対してこちらは淡水仕様。また大きさは20~40センチくらいとかなり小柄であった。
積極的に小魚や小動物などを狙うハンターとされるものの、沈んだ死骸を見かければそれを食べたりもしたと見られている。
なお頭と胴体の間にある関節が発達しているので口を大きく開けられたらしく、時には大物狙いで食らいついたりもしたのだろう。