概要
ラテン語で「恐ろしい魚」という意味。
かつてはダンクルオステウスの別名のように扱われることもあったが、近年では分類がなされたため、れっきとした別属であると証明された。
下顎の一部しか見つかっていないが、比較的近縁なダンクルオステウスに似て硬い骨の板でできた「歯」(正確には歯とは少し違うが)を持っていたため、硬い鎧で身を包んだ円口類や板皮類を中心に捕食していたと考えられている。
発見された化石が少ないため復元は想像に頼っている面が大きいが、なぜか長い体を持ったダンクルオステウスのように描かれることが多い。
別名
・ディニクティス