カードテキスト
効果モンスター
星6/闇属性/アンデット族/攻1800/守2000
「闇晦ましの城」がフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードの攻撃力と守備力は100ポイントアップする。
また、自分のスタンバイフェイズ毎にさらに100ポイントずつアップする。
この効果は自分の4回目のスタンバイフェイズまで続く。
正式名称は「ゴースト王 -パンプキング-」。
自己強化能力を持つモンスターの一種。闇晦ましの城とセットでフィールドに出さなければならず数値も低いため非常に効率が悪い。
しかも上級アンデット族にはヴァンパイア・ロード、龍骨鬼、邪神機-獄炎など他に優秀なモンスターが数多く存在するためゴースト骨塚のファンデッキでも無い限りデッキに彼の居場所はない。
デザインとしては単眼のカボチャが王冠を被ったものであり、グロテスクなデザインが多かった初期のアンデット族の中では珍しく愛嬌があるもの。
ちなみに、このカードが登場した10数年後、「ゴースト姫 -パンプリンセス-」 というモンスターが登場した。リビングデッドの呼び声などによる蘇生がしづらいが、モチーフのステータスなどを意識しつつ、ある程度強化された性能など、大人しめながら面白い趣向や原作要素などが施されている。
原作効果
自分の場の自身以外のアンデット族を毎ターン10%強化する能力を持つ。
ゴースト骨塚が城之内克也とのデュエルでリビングデッドの呼び声(OCGとは効果が全く別物の永続魔法)によりゾンビ化したモンスターの強化に利用したが、元々アンデット族であるこのカードにはリビングデッドの呼び声の効果が適用されないため、真紅眼の黒竜によりあっさりと戦闘破壊された。
ちなみに「闇晦ましの城」とはまったく縁がない。そもそも使用決闘者すら違う。
ゲーム作品
ゲームキューブソフト『フォルスバウンドキングダム』では城之内編の10章にさまようモンスターとしてスカルビショップ、風魔神ヒューガと共に登場。
敵マーシャルのボスは闇獏良とシャーディーが使用。特に前者は移動の早いチームでないとヤクートに向けて進軍→ヤクートが占領されてゲームオーバーになる。ヤクートが焼き討ちにされフィズディスの両親が殺される光景はトラウマもの。
味方としては特技がレベル2の魔法のみなうえ取得が80レベルなので優秀とは言い難いが、守備力が最初から2000もあり成長率もライフポイントが成長しやすい普通タイプなのでそこそこタフ。性能は決して悪いものではない。闇族の攻撃力を強化させる必殺技も覚えるので、主力と言うよりはサポートに向いている。
その他、ダンジョンダイスモンスターズ、モンスターカプセルgbなどでも登場している。
Pixivでの扱い
アンデット族かつカボチャのモンスターということでハロウィン関連のイラストに描かれてることが多い。
また、植物の蔓とも怪物の触手ともとれる部位がみられるためか、使用者である骨塚の小市民的な人柄や、キースの指示ありきの対戦模様のためか、使用者とは関連性の少ないモンスターとともに描かれてるイラストも比較的多い。