人物
CV:たかはし智秋
『バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海』に登場するパーティメンバー。本作のヒロイン。
大きな目的のために旅をする少女。17歳。
非常に優しく、困っている人を放っておけない性格。
一時期は敵対関係にあったリュードや邂逅当初は素性の知れなかったサヴィナを相手にも、味方と見るや一定の信頼を置くなど、半ばお人好しともいえるのでカラスからは呆れられる事もしばしばある。
一方で強く出るべき時には強く出られる気丈さや、渋るカラスを言いくるめるしたたかさも持ち合わせており、ただのか弱いヒロインというわけではない。
辺境サダルスウドで出会ったグレイソーンのミーマイは彼女に相当懐いており、いつも彼女のフードの中に身を潜めている。(元々はカラスに付いて来ていたのだが、シェラと合流した際に鞍替えした)
心の翼はピンク色の妖精の羽。
細く儚いように見えるが飛翔や滞空も可能。
必殺技「光の舞」ではこの羽から鱗粉のような光の粉を浴びせる等、攻撃に用いる時もある。
概要
元は帝国アルファルド、皇帝ゲルドブレイムの館の使用人。
その折にゲルドブレイムが各地のエンド・マグナスの封印を解いて世界を滅亡させようとしているという恐ろしい計画を聞いてしまい、彼の計画を阻止するべくキーアイテムとなるペンダントを盗み出して逃亡した。
辺境サダルスウドの地でエンド・マグナスを探していた時にカラスと出会い、彼女を追ってきた帝国兵・ジャコモと彼の浅からぬ因縁とが噛み合ったことでこの物語が始まるきっかけとなる。
旅の目的の根幹が彼女にあることと、カラスがあまりリーダーシップを発揮するタイプではない事も踏まえて、行先や成すべきことの主導権は彼女が握る事も多い。
戦闘面
使用するのは”魔法”。
バトルグラフィックではバトンのような杖を持っている。
全属性の魔法攻撃を行うことができ、デッキの組み方次第ではバランスの良い攻撃も、一属性に特化した攻撃も得意。
事前に相手の弱点が分かっていれば一方的に有利な属性を叩き込むこともできる。
半面、攻撃用のアイテムを用いる以外では無属性の攻撃が出来ないため、属性攻撃全体に耐性を持っている敵に対しては弱みとなる。
魔法使いキャラ特有のHPや防御力の低さ、防御ターンでは防具マグナスでしか敵の攻撃を防げないなど耐久面で少々不安が残るため、防具と回復用マグナスのデッキ配分には気を遣う必要がある。
必殺技使用時の口上は「魔術」。
光属性を得意としており、レベル3必殺技までは全て光属性なので特に序盤は属性が偏りがち。
とはいえ弱点を突ければ大きなダメージソースになるので、相対属性に気を付けていればパーティ内一の火力も期待できる。
余談だが、「命の煌き」や「魂の閃き」などではミーマイを介して攻撃を行う。
ミーマイありきの技なのか、居なくても使えるのかは不明。