ゲーム概要
Fuji&gumi_Games提供のロールプレイングゲームで、iOS、Andoroid端末向けのスマートフォン・タブレット用アプリとして2016年6月にリリースされた。
公式の略称はシノビナ。
四人のクノイチを主人公にした青春群像劇を、RPGにアニメの技法を組み合わせて描いている。
フルボイスで綴られるストーリー、派手でよく動く(スキップや簡略化も可能)戦闘演出、要所で挿入される主題歌や次回予告演出によってアニメを見ているような演出が特徴。
イラストや人気声優によるキャラクターボイスは、FgGの既存作品同様に非常に力が入っていた。
2018年8月末にサービス終了となったが、その後も登場キャラクターの一部が同社別ゲームにコラボキャラとして実装されるなどしており、2022年に後継作品サクライグノラムスのリリースが発表された。
その後、サクライグノラムスは2023年2月27日にリリースされたのだが、33日後の3月31日に終了してしまった。
用語
- クノイチ
物の怪へと対抗できる特殊な忍者であり、サムライを召喚する事で戦う。本作の主人公であるサクラ、ユリ、キキョウ、ヒイラギの四人はこのクノイチの候補生。
- サムライ
古の戦士たちの魂で、クノイチは彼らの魂を具現化し、使役する。日本神話や伝承、実在した戦国武将などの英雄がモチーフとなっているものが多い。
戦力の中心となるのは彼らで、ガチャなどからサムライを収集し、育成していくことがゲームの基本になる。
- 物の怪
人々を襲う怪物で、対抗手段はクノイチとサムライのみである。
ゲームシステム
主人公であるクノイチから一人と、彼女たちが使役するサムライ複数名のチームを編成して戦う。
なお、クノイチは直接戦闘よりも、後方からサムライの支援を行うことになる。
戦闘はターン制のコマンド選択式だが、相手の弱点を突くかクリティカルヒットによってダウンを取ることができ、二回のダウンを誘発させて行動を封じたり、敵キャラクター全員をダウンさせることで強力な総攻撃を行う事が出来るため、いかに的確な攻撃を選んでいくかが戦闘の鍵となる。
ゲームは、数回の戦闘を行うクエストと、3Dダンジョンを探索していくクエストを攻略していくことで進行する。
ストーリー
大陸ジパングを収める四つの国があった。覇権を争う長き戦乱に疲弊した四国は、戦力である忍者を各国で保有することを放棄し、忍びの里と呼ばれる一か所に集わせることで緩衝地帯にし、停戦を結ぶこととなった。
サクラは亡き母、椿の遺言に従い忍びの里を訪れた。そこで、自身がクノイチの血を引くことを告げられ、クノイチの候補生として物の怪と戦う力に目覚める。
そして同期のユリ、キキョウ、ヒイラギと共に一人前のクノイチを目指し、修業が始まる。
そんな中、ジパングの辺境にある麒麟城では、世界の均衡を揺るがす怪しげな動きが始まっていた……
四人のクノイチ候補生は、やがて過酷な運命と向かい合う事になる。
関連イラスト
関連タグ
ファントムオブキル 誰ガ為のアルケミスト 同社製のゲームで、連動イベントもある。各作品はしばしばファンから先輩・後輩と扱われる。