概要
2000年に設立。英表記は「Japan Net Bank(ジャパンネットバンク)」。頭文字を取った通称「JNB」として呼ばれる事も多い。
第二次世界大戦後の日本において、銀行法第四条に基づいて免許を取得した初の銀行であり、日本初のネット銀行である。
後に合併し三井住友銀行となるさくら銀行と住友銀行を主要株主(合計70%)として設立された経緯から、長らくSMFG系列と見なされてきたが、2006年にヤフーが資本参加。三住銀と対等の筆頭株主(この時点で40%ずつ)となる。
その後もYahoo!JAPANとの連携を強め、2014年には三住銀及びヤフーの持分法適用会社となり、そして2017年には株主間契約の変更によりヤフーの連結子会社化され、ソフトバンクグループとしての色合いが強まりつつある(対等出資である事は変わらず)。そして、2021年4月5日、ジャパンネット銀行はPayPay銀行に行名を変更した。
業務形態
個人対個人、あるいは個人対法人のインターネットを通じた売買や決済業務などに特化した形態である。長らく本店営業部以外に一切の支店を持たない銀行であったが、ヤフーの資本参加及び業務提携に伴いワンタイムやYJ連携等のサービス用支店を増設。その後一般口座についても顧客増加に合わせて支店が増設されている(但し、所在地は全て本店と同一住所)。
支店名は鳥類・植物・星座名から採られる場合が多い。
キャラクター
日本初のネット銀行ということもあり、当初オンラインの質問窓口「教えて!ジャネットさん」が設けられ、その案内キャラとしてジャネットさんというキャラが登場した。
その後、後発のネット銀行が次々誕生し、ネット銀行が世間に定着したからか、この質問窓口は2014年7月末を以て閉鎖された。
一方2013年にはJNBのVisaデビットの宣伝のために魔法少女が新たに登場した。(参照)