概要
初登場は2003年7月、つまりアヴァロンの鍵稼動時のカードセットから登場していたモンスター。
その名の通りジャンプをすることが好きで、二足歩行で走り回っては頻繁にジャンプする。攻撃時も空高くジャンプしてキックを見舞う。
同作のデザイナー田口氏のお気に入りのモンスターであり、別のモンスターと合体した亜種がカード化されていたり、アヴァロンの鍵稼動終了後もQuest of Dや三国志大戦、コードオブジョーカーにも参戦している。
アヴァロン版テキスト
属性 | 黄 |
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種族/レアリティ | 珍獣/UC |
移動値 | 黄黄黄青 |
攻撃値/耐久値 | 16/15 |
能力 | [戦闘終了時]発動:あなたは次の行動開始時、2マスのテレポートを行う |
移動に特化した能力を持つ。普通に移動に使用しても4マス移動できるが、戦闘終了後のテレポート能力がかなりお得。
ホルダーとしてジャンプーで侵略戦闘に勝利→その後のチェイサーターンで戦闘を行うとその時点で2x2=4マスのテレポートが確定、連戦できればその回数だけ2マスのテレポートが増え最大8マスのテレポートが出来る。
通常移動は最大4マスのため、次ターン移動時の手札を1~2枚節約できる。
万一防衛戦闘に負けたとしてもその後のホルダー追跡にも活用可能。
最大の問題は防衛戦闘には不向きな耐久力であるところか。
COJ版テキスト
属性 | 黄 |
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種族/レアリティ | 珍獣/UC |
コスト | 4CP |
BP | 4000/5000/6000 |
能力 | ■ジャンプーダンス:このユニットがフィールドに出た時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それを対戦相手の手札に戻す。(手札が上限を超える場合、捨札に送られる。) |
テレポートさせる対象が使用者から対戦相手のユニットになって帰ってきた。
手札に戻す効果は次のターンで相手にもう一度使われる可能性がある分破壊よりは頼りないが、
- 多くのユニットを無条件に手札に戻せる
- 基本的な火力では即死しない4000BPのユニットが付いてくる
- 種族効果を比較的受けやすい珍獣族である
などのメリットはその不安要素を補って余りある。特にCOJは『一時しのぎで良いからブロッカーを排除して殴れるだけ殴る』ことがよく推奨されるため、デッキのメインカラーが黄でなくても3枚投入される(黄のカードがジャンプー3枚だけという)事も多い。
全てのユニットを手札に戻せるわけではなく、加護(効果に選ばれない)や固着(対戦相手の効果によって手札に戻らない)を持つ相手にはジャンプーの効果は通用しない。
一時期に比べて採用率は下がったが、それでもカード使用ポイントランキングでは10位台をキープしており、まだまだ使用者は多い。
余談
羽のような耳と『よくジャンプする』という特性からウサギに見えなくもないが、ジャンプーのモデルはデザイナー田口氏の飼い犬チワワである。つまりジャンプーは犬ということになる。