概要
人々の夢の中に現れると言われる謎の存在。 都市伝説として人々の潜在意識に存在している。
"ダルマ"が一人の人物のことを表すのか、組織のことを表すのかさえ不明である。
人物
外見は左前頭部に痣があるスキンヘッドの男性。
「日本事件史の闇」と言われ事件の裏で、右翼や暴力団等の裏の勢力を利用している。
警視庁の公安部が行った極秘作戦・「グラークα作戦」に関わっているとされており、公安でもその存在は認知されている。
正体
ドラマ版で謎の人物として描かれてきた"ダルマ"は劇場版で初めて正体が判明する。
その正体は、
本名・吉田駒夫といい、終戦後から現代日本、及び経済界を支配しているフィクサーで、戦時中に武器商人として巨万の富を築き、終戦後アメリカ等とも繋がりを築くなど、日本社会に対して強大な影響力を持つ。
人々の潜在意識の中にあるダルマ(=左前頭部に痣がある男性)は、鏡に写ったダルマの姿を記憶したもので、本来のダルマは右前頭部に痣がある。
組織
様々な組織にダルマのスパイ(作中では"歯車"と呼称している)が存在するため実態が明らかになっていない。
高柳や部下たちからは「先生」と呼ばれ崇拝されている。
多くの子供達を抱えており、そのすべての子供がダルマと血が繋がっており臓器提供のために作られている。
その子達の首筋には、バーコードが刻まれている。
劇場版で、倉木たちの妨害をする武装集団の一人、松坂桃李演じる権藤剛の首筋にも同じバーコードが刻まれている。
裏設定
吉田駒夫の設定は、1911年〜1984年の日本に本当に実在した日本の右翼運動家の児玉誉士夫(こだまよしお)から来ている。
また、ドラマ内ではThis manに関する指摘もあるためThis manも存在する世界線である。
曖昧さ回避
禅宗の祖とされるインド人仏僧→達磨大師(菩提達磨)
菩提達磨の伝記中のエピソードに由来する置物→だるま
四肢が欠損した状態→達磨
少年漫画『ONEPIECE』の登場人物→ダルマ(ONEPIECE)へ。
サンスクリット語で「真理」「法」などを意味する語→ダルマ