概要
CV.なし
かつてユキの父親の下で、並行世界へ繋がるポータルに関するアーティファクトの研究をしていた研究員のひとり。担当アーティファクトは、時空の壁を越える能力を持つ「ドライアドの杖」。
研究の腕は抜群だが気弱でネガティブ思考な女性であり、人と話すのが苦手で小さな頃から弱虫で泣いてばかりいた。そんな彼女を昔から「カズサ」「シュウゴ」の2人の友人が助けており、彼女はそんな2人を大切に思っている。だがそれ故にその2人以外の人間とは積極的に関われていない。ユキの家で2人と共にユキやソウマの面倒を見る事もあり、性格上あまり会話はできないものの、その姉弟をとてもかわいいと思っている。
ユキはそんな彼女を”優しい人”だったと語る。昔チサがユキとババぬきをした際には、すぐに顔に出る為ユキに引かれたくないカードを引かれてしまうが、それはジョーカーであり彼女は「ユキを勝たせたかった」らしい。当時のユキもそんな彼女の行動を見て「おかしいくらいやさしい」と言っており、チサみたいな姉が欲しいとつぶやいていた。(2度目の消滅の世界線)
チサはアーティファクトを昔から所持しており、幼い頃にそれが暴発した事もあったという。そして彼女の書いたアーティファクトの研究レポートが研究所に評価され、スカウトが決まり共にそれを作り上げた友人3人で研究所に入った。
サイドストーリー「エピソード・ゼロ」、ランキングイベント「氷花の決意」「浪漫世界シリヰズ 研究鼎士友誼譚」「浪漫世界シリヰズ 絆ヲ結ブ廻転車」等に登場。
動向
1度目の消滅
研究中にポータルがトラブルを起こして暴走、彼女ら3人でアーティファクトの力を使い阻止しようとしたが、結局防ぐ事ができず、消滅の被害を最小限に抑える事しかできず消滅に巻き込まれタマシイとなった。(サイドストーリー「エピソード・ゼロ」を参照)
2度目の消滅
2度目の消滅の世界でも1度目と同様、氷柱による消滅の被害を最小限に抑え、消滅に巻き込まれている。それにより彼女はタマシイとなったが、ドライアドの根が彼女自身に根をはった状態のままであった。更にそれは痛みを伴うものであり、シュウゴやカズサも同じ想いをしていると思ったチサは彼らを助ける為に行動を開始した。
そして、タマシイの身体に結びつくアーティファクトを引き剥がすには同等のアーティファクトの力が必要と考え、ドライアドと拮抗するものを探し始める。その末に消滅後に出現した結晶体がその力を持っている事に気がつき、自分の身体を使って実験した。しかし、それが原因で彼女の身体の中で二つの力が合わさり、ドライアドと氷の力が融合した姿になってしまう。だがそれは彼女自身の意思であり、2人を助けられるなら構わないと、実験を続行したのだ。
後にユキにより力の均衡を調整された後は頭痛も無くなり、真の力を発揮できるようになった。
浪漫世界
古風な並行世界では、帝都アーティファクト研究所で2人と共にアーティファクトの研究を行っている。彼女は研究所の代表でもありアーティファクト「星夜手帖」を研究している。しかし星夜手帖は軍部のある計画の鍵となっており、彼女も利用されていた…
特徴
精霊の杖の研究員 チサ
通常の姿。白の細いストライプの入った薄青色のシャツの上から白衣を羽織り、黄色いマフラーを身に付けている。靴はスニーカーを履き、下半身は白のニーハイソックス、黒のショートパンツらしきものを着用。スキャナーのようなものを手に持っている。
ドライアドの跳躍 チサ
消滅阻止時にドライアドと一体化した姿。ドライアドの蔓と一体化している為、服が所々破れている。マフラーは外れ、シャツは腹部が大きく破れており臍が見えている。白衣も腕部分が内側の長袖シャツと共に破れ、ニーハイソックスも所々に穴が空いている。
氷灯の樹精霊 チサ
2度目の消滅の世界において、ドライアド・氷、2つの力を取り込んだ姿。片目に氷の花を咲かせている。服装は白のドレスのような完全に独自のものになっており、名残として黄色いマフラーや臍を出したショートパンツを履いている。服は肩を出したノースリーブ。
不思議な手帖の研究員 チサ
浪漫世界のチサ。着物を着ている。
関連タグ
関連キャラクター
幼い頃からの友人
研究所
ユキ家
その他